今回はカタカナがずらっと並んだタイトルになりましたが、はい、
でも他に書きようがなく・・、文字通り、
でも他に書きようがなく・・、文字通り、
ロレンツォ・ロット(1480-1556、7)16世紀の画家が描いた
「マルシーリオ・カゾッティとその妻ファウスティーナ」の絵について、です。
「マルシーリオ・カゾッティとその妻ファウスティーナ」の絵について、です。
「追記を」書き忘れましたが、参考にしたサイトはこちらです。

1523年作 板に油彩 71X84cm プラド美術館蔵
これは「新婚の夫婦」を描いた絵ではイタリアでは最初の作とされるもので、
北欧ではあった様ですが、イタリアで結婚の図はそれまで存在しておらず、
多分ロットは、北欧の版画を見たものと。
北欧ではあった様ですが、イタリアで結婚の図はそれまで存在しておらず、
多分ロットは、北欧の版画を見たものと。
ご夫婦はベルガモの裕福な布商人カゾッティ家の息子、
ミケーレ・マリシーリオ・Michele Marsilioと、20歳だそう、と、
土地の貴族の娘ファウスティーナ・Fausinaの姿。
ミケーレ・マリシーリオ・Michele Marsilioと、20歳だそう、と、
土地の貴族の娘ファウスティーナ・Fausinaの姿。
ロットは自分の絵の中にたくさんの謎かけというか、暗示するものを
たくさん描き込んでいる事でも知られますが、勿論この絵の中にもで、
たくさん描き込んでいる事でも知られますが、勿論この絵の中にもで、
新婚の夫婦が並んで座り、指輪の交換をしている所で、夫の方は刺繍した
ブラウスがのぞく、高価な黒の衣服をまとい、頭にはブロケード織の
これまた高価な帽子で、
ブラウスがのぞく、高価な黒の衣服をまとい、頭にはブロケード織の
これまた高価な帽子で、
妻の方は夫よりも少し小さく描かれ、これは夫に防護される意味を現し、
エレガントな赤の衣服で、高価なヘアネットを頭に。
そして首に見える真珠のネックレスは、夫に従順であるシンボルといい、
首を夫の方に少し傾げているのは、夫に迎合の印と。
エレガントな赤の衣服で、高価なヘアネットを頭に。
そして首に見える真珠のネックレスは、夫に従順であるシンボルといい、
首を夫の方に少し傾げているのは、夫に迎合の印と。
そしてロットはちょっぴり風刺をこめ、2人の背後に微笑む天使を加えてますが、
天使の、新婚の夫を覗き込む、ちょっぴり意地悪そうな微笑みが何とも、で、
天使は手に持つ「くび木・牛馬の首の後ろに渡す横木」を2人にあてていて、
これの意味する所は、これよりの結婚生活での「義務と果たすべきこと」、
そして天使の頭のオリーヴの王冠は「絆の永遠性とそれを維持する為に必要な美徳」
を、なんですと。

絵の注文は花婿の父親ザニン・カゾッティで、画家は30デナーリを要求したものの、
マージンを引いて20になったと、はは。
が父親はきっとロットの絵が気に入ったのでしょう、7枚の絵の注文をしたそう。
絵はその後カゾッティに17世紀まであったらしいのが、スペインに送られ、
1666年に城の財産目録に記されており、19世紀にプラド美術館に。
1666年に城の財産目録に記されており、19世紀にプラド美術館に。
という、ベルガモの新婚夫婦を描いた、絵の周辺模様でしたぁ。
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