◆ ウルビーノの朝 ドゥカーレ宮 Urbino 37,5x26,5cm 5号大

ウルビーノのシンボルの一つでもあるドゥカーレ宮。 現在は博物館になっていて、
収集された絵画や、有名なモンテフェルトゥレ公の書斎も見れますが、
これは町の大駐車場からの眺めで、朝陽がドゥカーレ宮に当たり、手前の要塞はまだ暗い中。
2本の塔が並ぶ美しい一廓で、間に見える白いバルコニー部分は、有名な傭兵隊長であり、
ウルビーノの町にルネッサンス文化を持ち込んだフェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロの
居室部分があった場所で、書斎や祈りの部屋、また私的な浴室、温められお風呂とサウナで、
高さ60mというこの小塔内の通路から城内のどこにも行ける様に、また秘密の通路もあり、
公爵と親密な関係者のみが使っていたとか。
既に33年前かになる最初のウルビーノ訪問の時は、現在のこの駐車場は広い土の広場で、
アレッツォからバスではるばる来た我らは寂れた広場のバールで、ウルビーノに来た!と
感激したものでしたが、現在の広場駐車場は車で満杯、うっかり歩けないほどの、はは、
賑やかな町になっておりましたぁ。
◆ ラファエッロの生家にて ウルビーノ Urbino 27,5x19cm 3P

マルケ州の山の中に位置するウルビーノ・Urbinoは、現在は大学町で若者がいっぱいの
町であり、ルネッサンス文化を取り入れた宮廷を、また町作りをした有名な傭兵隊長、
フェデリコ・ダ・モンテフルトゥロの町であり、ルネッサンスの画家ラファエッロの生地
であり、そして町中の道はどれもこれもみな物凄い急坂が続く町!
ラファエッロの生家は博物館になっていて、これまた急坂の道を上って行った所にあり、
まだ若い頃に描いたフレスコ画の「聖母子像」が残る程ですが、当時の家の中の生活が
想像できるようになっていて、炉の前に肉をまんべんなくグリルする為に回す仕掛けが
あったり、また今回のモチーフにした、一見した時すぐに、このまま描けるなぁ!と
思った、ほり抜きの小さな棚に陶器壺や銅器の収まった箇所がありました。
そしてその横には小さな内庭に向かっての窓が開き、その手前に段が2段ほど。
まだまだ小さなラファエッロがよじ上ったりしたのだろうな、と思わせる
家博物館の様子でした。
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