イタリア、旅のスケッチ・その2を続けてご覧頂きますが、
スケッチ並び順は、当時の旅の行程に従っています。
約2ヶ月半近い旅で、ジュネーヴ到着後、インスブルック、
ウィーンと辿り、夜行でイタリアのフィレンツェまで。
初めの1カ月間はシエナの語学学校に通いながら、
シエナの街、そして近くの町訪問を。
その後あちこち見て回り、最後がヴェネツィア、
という、少しイタリアの日常生活も味わった楽しい旅でした。
アッシジ・Assisi ・ サン・フランチェスコ教会 (31x23)
中世の町がそのまま残っているので有名なアッシジ。
訪れた方もたくさんおいででしょう。
町の中心は、やはりこのサン・フランチェスコ教会。
12世紀の聖フランチェスコも有名ながら、
いまなお時を越え、私たちを惹きつける
何か、がこの町にはある。
スケッチをしていた夏の暑い日、何人もが覗きに来、
私が草の上にペタッと蛙座りをしているのに
気がつくと大いに笑って去ったっけ!
何時間も行儀良くは座れませんてば。
アッシジ
http://italiashio.exblog.jp/i18/
アッシジ ・ サンタ・クローチェ通り (30x22.5)
スケッチ並び順は、当時の旅の行程に従っています。
約2ヶ月半近い旅で、ジュネーヴ到着後、インスブルック、
ウィーンと辿り、夜行でイタリアのフィレンツェまで。
初めの1カ月間はシエナの語学学校に通いながら、
シエナの街、そして近くの町訪問を。
その後あちこち見て回り、最後がヴェネツィア、
という、少しイタリアの日常生活も味わった楽しい旅でした。
アッシジ・Assisi ・ サン・フランチェスコ教会 (31x23)

中世の町がそのまま残っているので有名なアッシジ。
訪れた方もたくさんおいででしょう。
町の中心は、やはりこのサン・フランチェスコ教会。
12世紀の聖フランチェスコも有名ながら、
いまなお時を越え、私たちを惹きつける
何か、がこの町にはある。
スケッチをしていた夏の暑い日、何人もが覗きに来、
私が草の上にペタッと蛙座りをしているのに
気がつくと大いに笑って去ったっけ!
何時間も行儀良くは座れませんてば。
アッシジ
http://italiashio.exblog.jp/i18/
アッシジ ・ サンタ・クローチェ通り (30x22.5)

アッシジの町は山腹に広がり、道は坂を上り下りして続く。
建物の石はピンク色がかり、
白い石との取り合わせがとても美しく、
それもこの町の魅力の一つ。
半開きのドアの家はどうやら尼僧の家のようで、
お掃除をし、出入りするのが見える。
通りかかった小父さんが絵を覗き、
そしておもむろにバジリコの一枝を渡してくれた。
グラーツィエ!
アッシジ ・ サンタ・キアーラ広場から (31x22)

美しい薔薇窓を持ち、ピンクと白の石の縞模様の壁、
聖女キアーラにふさわしい清楚な感じの教会、
その前にこの広場がある。
巡礼のおのぼりさんや観光客が、
引きも切らず行き来している広場の、
その端っこで、終日お絵かき。
何もかも忘れ、没頭できる幸せ!
スケッチしていた日々は、いつもお天気の記憶がある。
でも写真を見ると曇り空の日もあり、
この記憶の違いに少し驚く。
が、私の中の記憶が、正しいものと確信している。
アッシジ ・ マルチェッラの泉 (29x23)

アッシジでスケッチしていた日々、
朝起き、一杯のカッフェとクロワッサンの朝食をすまし、
即、スケッチブックの入ったバッグを肩に出かけたもの。
前日に都合よく、スケッチの場所を決めてあったらそこへ、
そうでない時は、朝日を浴びながらあちらこちら。
通りがかりのシニョーレが、
盾の泉というのだと、教えてくれる。
泉には、朝のうちたくさんの鳩がやって来て、
身じまいをしている様子を楽しませてくれた。
アッシジ ・ サンタンドレア少路 (22x30)

サン・フランチェスコ教会から、
左手へ少し上って行った所にあるこの少路。
壁から見守り続けるマリア様、
すり減った石畳、刻み込まれた歳月。
スケッチしていた時、
猫が遊びに来て楽しませて貰ったが、
後日、この場所の絵葉書を見つけて買った所、
おお、なんと、この猫が写っていた!
ヴェネツィア ・ サンタ・マダレ-ナ広場 (29x23)

ヴェネツィアの国鉄駅前を東に、
ワーグナーがここで亡くなったと言う
今はカジノの「ヴェンドゥラミン・カレルジ宮」の近く。
通り道からはちょっと入り込んでいるので、
地元の人々が一休みにやって来る。
駅近くの安ホテルに泊まりこみ、
毎朝せっせとこの道を歩いた。
古い軒の低い建物が寄り添い、梁も見える。
屋根もかしいでいる。
ヴェネツィア独特の丸い煙突。
そして広場には必ずある井戸も
今は塞がれて、時に猫の居場所。
朝日が教会の影を落す。
あの窓の内の住人ももう起き出しているはず。
ヴェネツィア
http://italiashio.exblog.jp/i5/
ヴェネツィア ・ カ・ドーロ (26x22)

説明を要しないほど有名なヴェネツィアの館。
かって、正面の壁には金が塗られていたと言う。
南西に向かっているので、一日中光り輝く位置にあり、
冬の日の霧の中でも素敵だったろう。
まさにヴェネツィアの繁栄を現している。
ヴェネツィア・ゴシック様式は尖った古めかしい感じは無く、
いかにも優雅で、繊細なイメージのみを伝える。
我が愛するヴェネツィア!
カ ・ ドーロ その1 ・ ヴェネツィアの館
http://italiashio.exblog.jp/13670932
ヴェネツィアの館 ・ カ ・ ドーロ その2
http://italiashio.exblog.jp/13683956