トゥスカーニアの古い聖堂など、3点の仕上げをしましたので、
見てやって下さい。
サン・ピエトロ聖堂 トゥスカーニア 5号P 35x25cm

全体に黄色の色味が少し緑が入った様な色に出てしまいましたが、
空の部分は上から少しアイボリー色を掛け黄味を抑え、
聖堂全体の描き込みを頑張りました。
絵を描き始める時、まずその元の様子に沿って描きますが、
大体出来て来た時点から、今度は絵の中で考えながら描き込みます。
この絵の場合その途中からの描き込みが、あれこれ細部の細かさに
気を取られ、草臥れてしまい、その為に全体に描き込み不足の気持ちを
感じていましたので、やはりここ最後は頑張らないと!と。
後陣背後の地面に近い部分から、手前の段差のある土地なども、
聖堂に近い茶系の色を入れる事により、
先回よりも聖堂自身が大きくどっしりと見える様になったかな、と。
影の中の色もかなり濃い部分を作り、手前の木々にも手を入れましたが、
まだ木々については不満があるので、この後また弄るかも知れませんが、
一応これでお終いにと思います。
薔薇 12.5x17.5cm

先回よりもまた少し花の背後に緑色を入れたり、それを抑えたり、
つまり花の色、薄いピンクの色を引き立ててくれるようにと願いつつ、
バックを弄りまして、
最後は花弁にハイライトの白を、グワッシュで加え、
茎やガクの棘、まだまだ白い小さい棘を入れたりして、お終いに。
小さい薔薇一輪ですが、小さな作品、小さい花が、
とても描きごたえのある、難しいものでしたぁ!
朝のマントヴァ 35x21㎝

これは先回の写真と比べ、余り違いは分かりませんが、
水面部分を描き込みましたので、ここに。
水に映る様子を描く難しさと共に、面倒臭さ!!
暫くはヴェネツィアも描きたくありませ~ん、ははは。
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今日の第2部 コルトーナでの結婚式
今回は本家ブログの方でコルトーナの町のご紹介をしていますので、
ついでにコルトーナの市役所で出会った結婚式の様子を。
トスカーナ州はアレッツォの南、山の中腹に位置するコルトーナの町。
こちらがその中心レプッブリカ広場にある12世紀からの市役所の建物で、
最も現在の形になったのは15世紀と言いますが、

特徴ある石段の右側を通り抜けると、横にも上階に至る階段があり、
そこを上って部屋の中を覗きましたら、結婚式の最中だったのですね。
それで近所を見て回ったりしている内に、
こうしてお式を終えたカップルがテラスに出て来まして、
下で待っている友人たちにご挨拶と、キッス・シーンをご披露。


どうやらアメリカ人のカップルの様で、はるばるアメリカから駆けつけた
友人たちがかなりの数待ち構えておりまして、

ほら映画の「トスカーナの休日」というコルトーナの町を背景にしたのが
大ヒットしたみたいですし、それでコルトーナの町で結婚式を、
というのも大いに増えているのではないかと思いましたです。
だって花嫁もひまわりの花を持ち、付き添い女性もひまわりの花ですもの。
待つうちに市役所から出て来たカップルが、
石段の両脇に待つ友人たちの間を下りはじめ、

盛んにまかれるお米に嬉しい驚きの表情を。



最後は花嫁の髪のお米を、花婿が取ってあげ、

ナツィオナーレ通りを手に手を取って、披露宴会場に行くのかな、
なかなかお似合いの綺麗なカップルですよね?!

というおめでたい様子でしたぁ。
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