◆ チヴィタの小路 Un vicolo. Civita di Bagnoregio 30x22cm


チヴィタの町は「死にゆく町」と表現されます。
凝灰岩の岩盤が突出した上、まるで空中に浮かぶ島の様な町の姿で、
バーニョレージョの町の端から、谷に掛け渡された細い橋を渡ります。
車は通らず、町に生活物資を運ぶモーターバイクの荷車のみ。
観光業に携わる人達は通っている様子で、実際の住人は十数人とか。
凝灰岩の岩盤がゆるく、既に廃墟になっている家も見かけますが、
それでも後何千年かは・・。
そんな小さな小さな町の細い裏道、
そんな小さな小さな町の細い裏道、
年代を経たもろい壁に埋もれた古い納屋の扉。
薄い水色の剥げたペンキ色が、どこか懐かしく。
薄い水色の剥げたペンキ色が、どこか懐かしく。