・ ウンブリア ・ Umbria 


◆ アッシジの夕暮れ 聖堂に灯りがともる頃  53x41  10P
  Il tramonto accende la luce la Basilica di Assisi

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  アッシジの町の夕暮れを待つのに、聖堂前の広場から小路を上に行き
  中に少し入り込むと、ちょうど聖堂がこの位置から見渡せる
  三角の小さな小さな広場があります。
  カメラを持った先客が陣取っている時もあれば、小声で話すカップルも。


  春先の太陽はかなり北に寄って落日で、鐘楼に隠れるかと心配したり・・。
  平野の向こう、ほぼ水平の低い山に隠れる太陽はとても魅力的ですが、
  その後に来る空の色の変化はもっと華麗で、貪欲に撮りながら見つめます。


  アッシジに一直線にやって来る道や、家並みに明かりが見え始め、
  そして日没後にそろっと聖堂のライトアップが始まります。
  空が暗くなるにつれ、徐々に光の輪が広がり強まって行き、
  とっぷりと暮れた濃紺の空に聖堂が明るく浮かび上がるまで、
  立ち去りがたく眺めます。


  この絵は描きだしてから本当に長くかかりましたが、その分思いも深く、
  今漸くに仕上げと出来た事がとても嬉しいです!






◆ アッシジの朝  36.2x25.5  5号相当
  Mattina ad Assisi

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  アッシジの町の心地よさ、というのは何に例えられましょうか?
  中世から殆ど変わっていないのだろうと思える大筋の町の姿と共に、
  町の根本にある聖フランチェスコ聖堂が示す「平和と祈りの町」である事、
  そしてこの町に住む人達がいとも自然に中世からの町や生き方を、
  今も保っているからでしょうか?

  勿論観光地としても大いに賑わっているのですが、
  単なる享楽の観光地ではない事が大切な点なのだろうと思います。

     
  そして町を囲む緑豊かなこの地、
  町自体がスバシオ山の中腹に広がり見晴らしが良いこと!


  毎日きつい坂道を、石段を上り下りするのは脚にこたえますが、はい、
  それでも滞在するのは喜ばしく、
  せっせとアッシジの素敵さを自分の内に溜め込むべく、
  往ったり来たり、貪欲に!






◆ 春の朝 アッシジ  18x13.5  0号
  Mattina di primavera ad Assisi

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  アッシジの町は東西に細長くモンテ・スバーシオ山の中腹に広がり、
  町の西の端にあるサン・フランチェスコ聖堂には、
  中世に生きたこの聖人を偲ぶ参拝客が絶えません。

  2層に重なる聖堂の下に広場が広がり、両脇に通廊・ポルティコがあり、
  この描いた景色はその南側のポルティコの窓からの物。

 
  これは、アッシジの鉄道駅から町に向う平野の道がまっすぐにやって来て、
  町を見上げながらカーブの急な坂道にかかる場所で、
  緑の畑は小麦畑でトラクターの跡が見え、
  明るい灰緑色はオリーヴの木、畑。
 
      
  小高い町から見下ろす平野は、
  この春の7年ぶりの訪問にも以前とまるで変わらず、
  やはり豊かで長閑な緑が迎えてくれたのでした。