・ 霧の朝・ヴェネト 途中経過と、シバの女王の脚の謎、ソロモン王との関係は

お隣のオリアーノ村の霧の朝、途中経過を見てやって下さい。

霧の朝 ヴェネト・オリアーノ村   5号P 35x25cm

+DSC02704_01_GF.jpg

写真は、実際よりも少し暗めで、

先回見て頂いた時は、まだ葡萄の畝の支柱のみで、その間に
挟まれた低い支柱と、それに結わえられた葡萄の木の
描き込みがまだで、
雲の色、間に挟まれた谷の霧の色、厚みもまだでした。

漸くにあれこれ描き込み、塗り込み、仕上げに向かっては
いると思うのですが、・・ホンマかな?

なかなか手探りの状態がいまだつかめず、という想いもあり、
これで暫く置いておこうかと思っています。

粘る為の、へへ、いったん暫くの休憩で~す。


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今日の第2部   シバの女王の脚の謎、ソロモン王との関係は

先回2度続けて本家ブログに更新の、アレッツォのサン・フランチェスコ
聖堂の礼拝堂の壁画、
ピエロ・デッラ・フランチェスカ描く「真の十字架、黄金伝説」ですが、

中に登場のシバの女王とソロモン王の会見が、とりわけ絵の中でも
素晴らしく、見事な出来栄えで見惚れたのでしたが、

IMG20220601003733408_1000_GF.jpg


こちらは、フィレンツェのサンタ・クロ-チェにあるという、アーニョロ・ガッディ、
1380-1390の作品

IMG20220601003843172_GF.jpg


それにしても一体「シバの女王」なる方は実在したのか、
はたまたどんな女性だったのか、と気になり検索しましたら、

「シバの女王」の日本版ウィキもかなり詳しく、「ソロモン王」に
ついても同様なので、そちらを見て頂く事にし、

中世の小さな歴史|シバの女王の脚
Piccole storie dal Medioevo | Le gambe della regina di Saba

なるとても興味深い記事がヒットし、中にはウィキの記事にも
通じる事があるので、ここでご紹介を。


シバの女王、については旧約聖書にも登場しているものの、様々な
伝承によって名前も、出身地も違うのですが、

今回は大いに細部を省き、シバの女王の脚、についてを。


彼女がたくさんの贈り物を携え、ソロモン王に会いに行ったのは、
彼の知恵の噂を聞き、それが本当かどうかを試しにジェルサレムに、
という事で、この辺りから興味深いのですけど・・。

で、ガラスの広間(水晶の間とも、その下に水を流していたとも)
で王に対面した女王は、

ガラスを水と勘違いし、裾をたくし上げて横切るのを、ソロモンは
じっくり観察した後、こう叫んだと。

「あなたの美しさは女性の美しさで、あなたの毛は男性の毛だ」と。

そしてソロモンは、女について経験豊富な男達に、ははは、
治療法があるかどうか尋ねると、
「剃刀」と彼らは答え、

が、女王はそれを拒否し、ソロモンも女王を傷つける危険性が
あると同意し、ついで悪霊たちに尋ねると、
「ライムとお風呂」と提案を。

つまり悪魔たちは、脚が「白銀のようになる」という、まさに効果的な
スローガンと共に脱毛クリームを発明したのだそう、で!!


可笑しいのは、シバの女王が裾をたくし上げる様に、既に広間の
床が仕組まれていた、すなわち、女王が毛深い、と
既に前評判が伝わっていた事で、ははは、

裾をたくし上げて広間を歩くのを、しっかり、じっくり眺めた、という
ソロモン王!! スケベ!



で、ソロモンの賢さにも、食卓の様子、臣下、神殿の祭事も目の当たりに
した彼女はソロモンが仕える神を讃え、自分も改宗を、と。

Konrad_Witz_003_GF.jpg


で、やはりソロモン王はそのままシバの女王を国に帰国させた訳はなく、
ははは、ガラスの床同様に知恵を巡らし、食事の味付けにも気をつけ、
無理強いもせず・・、

はぁ、美しい女王をより一層美しく、と献身したのも功を奏したか、

新バビロニアのネブカドネザル2世は、お2人の愛の結晶なのだそうで!
(ですが、この方の検索では、まるで違う結果が出ますので、分かりまへん)

で、この方が7歳になっての事、賢人という噂のベン・シラとの問答で、
(これも世代が違い、あり得ないと・・)

[脱毛剤の作り方は、詳しくは自身の御母上にお尋ねください」
と言われ、意味が分からず困惑した、と。

幾ら賢くとも、7歳の子に何を言うんやぁ!


こういう話がすらっと出るのが古代の、中世の語りの可笑しさで、
がはは、

shinkaiめは、こんな逸話をピエロ・デッラ・フランチェスカは
知っていたろうか、 ヴァザーリは? と、
もしお尋ねできるものならば・・、と思い、 くっくっくっ。


他にも、シバの女王の片足はアヒルの足、山羊の足、とかありましたが、
まぁ、これはちょっと飛び過ぎなので省略を。

という様な小さな歴史のおとぎ話でしたぁ。



◆ お知らせ ◆

我が絵の師であり友の、二木(ふたつぎ)さんの個展が
3月13日から26日迄、松本市の井上百貨店6階にて、
二木一郎 日本画展」が開催されます。

2024年3月井上個展DM1_GF.jpg

2024年3月井上個展DM2_GF.jpg
松本は二木さんの生まれ故郷。  長い研鑽の積み重ねと
画歴をお持ちで、それは画面をご覧頂けるとどなたにも十分に
納得頂ける、説得力ある作品群と思います。

今回はほぼ旧作30点以上の出品だそうですが、
残念ながらご本人は、来店されませんので悪しからずとの事です。

どうぞご時間をご都合の上、ご高覧頂ける様お願い申し上げます。


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