・ トスカーナ   Toscana


・ ピエンツァ 黄昏色  ・トスカーナ  33x21cm   4p

     

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ピエンツァ 黄昏色_01_GF.jpg

ピエンツァの東隣にある小さな村モンティキエッロ。 

城壁に囲まれ、村への出入り口は城壁に開いた1つの門だけ、という

素敵な村で、この眺めはそのモンティキエッロから見る夕暮れ。

  

今回この黄昏色の、しかもほんのり「天使の階段」も見えている風景を

描き始めた時、

いつも見る、あのピエンツァの北に見える塔は何?


と、今迄もずっと、何かな、あの塔?と思いつつ調べなかった自分の横着さ

に呆れつつ調べ、歴史ある古い家柄の城館パラッツォ・マッサイーニ・

Palazzo Massainiと簡単に。 

名は16世紀に再建したマッサイーニ家の物でも、オリジナルは

もっと古い由緒あるものと。


という小さな発見もあった、黄昏色に暮れなずむピエンツァ遠望。




・ シエナの空飛ぶ気球  ・シエナのクレーター  265x37cm  5P 

    

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シエナの空飛ぶ気球_01_GF.jpg

シエナから南西に位置するアシャーノ・Ascianoに連絡する県道438号線を

下る道は、シエナのクレーターと呼ばれるかっては農耕に適さない地、砂漠で、

月のクレーターの様に、石灰岩の岩があちこちに顔を出す道が続きます。


とりわけちょうど中程のフォンタネッレ・Fontanelleという辺りは、起伏に

満ち、谷が筋を描き、素晴らしい風景を求める人には垂涎の地!


ちょうど良いアグリトゥリズムの宿を見つけ、近くの2か所を移りながら

5日間過ごしましたが、朝早く庭に出た時、気球が飛んで行くのに遭遇。


この一帯は気球が飛ぶのに適している様で、ン十年前にシエナで一夏

過ごした時にも、気球が飛ぶのを見ており、


ああ、いつか自分も飛んで見たいよぉ! と願うshinkaiです。




・ オルチャの谷 夏の終わり ・トスカーナ   35x25cm  5

  

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オルチャの谷、と呼ばれる西はモンタルチーノから、東端のモンテプルチャーノ

迄は27km弱の距離、とグーグルが教えてくれましたが、


その短い距離の周囲に広がる風景の広大さ、起伏の見事さ美しさは、

何物にも代えがたく、何度も何度も行ったり来たり!


ここに見えるマドンナ・ディ・ヴィタレータの礼拝堂に行くには、近年漸く

道路標示が出来ましたが、

県道146号から入り込み、途中からは歩いて礼拝堂の裏道に到着します。 

ちょうどこのモチーフの様に。


春は緑一面の起伏する平野と谷の眺め、そして刈り入れ時期の黄金色!


夏の終わりには巻き取られた藁山も姿を消し、耕され、濃い茶色の荒々しい

風景となります。


土地に見える色違いは、太古の海の底からのメッセージ、なのです。




・ モンテリッジョーニの古い壁 ・トスカーナ  41x28cm  6p

   

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モンテリッジョーニの古い壁 トスカーナ_01_GF.jpg

シエナから20km程北西にモンテリッジョーニはあり、

元々の村の建設は1210年代の対フィレンツェの防御からで、周囲をぐるっと

城壁で囲み、村の門は南北に一つづつ、中央広場に大きな井戸があり、小さな教会も。


今は敷石で埋まる町も、かっては籠城戦に備え土のままだったそうで、

ほぼ丸い城壁に立つ11本(現在)の監視塔が遠くから見ると

「王冠を抱き・・」とダンテに謳われ。


モチーフのこの家、そしてこの道に立ち並ぶ古い家には13世紀建設、と

あるのも実際に誇張ではなく、古くゴツイ石の家、時に地面からの

立ち上がり部の壁が広がっている家もたくさん見られ、


この家も数年前に訪れ描いた時より整備され、同じ扉の塗りは剝げたものの、

7世紀後の今も健在なのが嬉しい限り!




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