シエナの朝の空を飛ぶ気球風景を描き込みましたので、
見てやって下さい。
見てやって下さい。
シエナの空を飛ぶ気球 26,5x37cm 5P 大

先回見て頂いた時に気になっていた、一番手前の草原、林の色と、
谷の白い霧の向こう側の色との繋がりですが、
林に繋がる奥の、糸杉の並ぶ丘の色と、糸杉自体も濃い目に
して見て、これで余り違和感が無くなったのではないか、と。
して見て、これで余り違和感が無くなったのではないか、と。
奥に続いて行く丘の並びに点在する家の大きさにも変化をつけ、
余り多くない様に減らしたり、はい、
丘の色の濃さも、順々に繋がっていくように気をつけました。
一番奥の高い丘と空との関係、空の塗り込みもしっかりとし、
これで一応の仕上がり、という事で置いておこうと思います。
さて、次は・・!
*****
今日の第2部 初めての羊皮紙購入
先週出かけて来たフィレンツェで、画材店「ゼッキ・Zecchi」により、
羊皮紙を買いましたので、その様子を。
羊皮紙を買いましたので、その様子を。
羊皮紙は、かっては公文書、手紙、はたまた細密画にも使われた
殆ど文字通り、羊の皮をなめして作られた紙の代用品ですが、
殆ど文字通り、羊の皮をなめして作られた紙の代用品ですが、
ファブリアーノ ・ イタリアの紙の郷
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461029550.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461029550.html
現在は「羊皮紙風の紙」なる物もあり、Youtubeではどうやって作るか、
というのもたくさん見かける程。
というのもたくさん見かける程。
ですが、見かけは同じような半透明でも、紙は紙で、
羊の皮は別物で、お値段も結構します。
フィレンツェのゼッキの店には昔も行った事があり、いわゆる粉絵具や、
ウルトラマリンのラピスラズリ、お安い薄めの青色や、フレスコ画を
ウルトラマリンのラピスラズリ、お安い薄めの青色や、フレスコ画を
描く為の筆、金箔を貼った後に擦るメノウ棒などなど、
嬉しい自分へのお土産で買ったのでした。
嬉しい自分へのお土産で買ったのでした。
でも今回は、そうだ羊皮紙を、と思いついたのを探した所、
一般の店では扱っておらず、オンラインでは、それらしき紙のみで、
一般の店では扱っておらず、オンラインでは、それらしき紙のみで、
ではフィレンツェに行くのだもの、ゼッキに行こう、とサイトを見ると、
やはりありましたが、大体の大きさの基準としてまぁ100エウロ位の見当と
分かり、まぁ初めて使ってみようと思うのだから、まず1枚だけね、と。
分かり、まぁ初めて使ってみようと思うのだから、まず1枚だけね、と。

で、店で「ペルガメーナを」というと、紙か? と。
いや、紙ではなく、本物のペルガメーナを、というと、
いや、紙ではなく、本物のペルガメーナを、というと、
シニョーラ、では奥に、と在庫部屋に案内され、棚から巻いたのを降ろし、
テーブルに広げて見せてくれました。
大きさ様々、色も様々なのが何枚かあり、
大きさの基準値段は、1ピエディ・足、13エウロ! とサイトにあり、
誰の足や?!
大きさの基準値段は、1ピエディ・足、13エウロ! とサイトにあり、
誰の足や?!
で、あれこれ話、というよりも質問をし、
今は色鉛筆、それも水彩用を使っているのだけど、使えるか?
というと、
油性の色鉛筆だと使えると思うけど、水彩用なら、下地にカゼインの色を
塗ってからなら大丈夫だろう、と。
今は色鉛筆、それも水彩用を使っているのだけど、使えるか?
というと、
油性の色鉛筆だと使えると思うけど、水彩用なら、下地にカゼインの色を
塗ってからなら大丈夫だろう、と。
はは~ん、つまり粘着力の問題だろうと想像でき、
結局一番小さい皮、サイトでは出ていなかった小さなやつで、これを。

長さ85cm程、横幅50cm程の、値段は70エウロ位の、色白のを。
これ誰の? と聞くと、多分羊と思う、と。
羊だけでなく、山羊の皮もあるそうで、少し黄みがかったのもありました。
羊だけでなく、山羊の皮もあるそうで、少し黄みがかったのもありました。
今日ブログ用の写真を撮るのにじっくり見ると、
端っこには所々濃い色がにじみ、毛穴もはっきりと見える部分があり、

これはお尻の方に、うっすらの模様があったのだろうと思う部分で、

縦に白く見える線は、きっとお尻の尾てい骨に繋がる背骨の部分と。

やはり毛穴がしっかり見えるのは、体脇部分かも、ですね。

という様な事で、やはりかすかに獣の匂いもしますね。
以前Youtubeで、小品の少女の絵を羊皮紙に描いているのを
見た事があり、油性の色鉛筆で、かなりの艶のある出来上がりで、
塗り込みもしっかりだろうと思える達者な作品で、
それ以来、油性の色鉛筆でも描けるのだ、と分かった事から、
自分もモチーフが思い浮かんだら、描きたい、という思いが徐々にで、
自分もモチーフが思い浮かんだら、描きたい、という思いが徐々にで、
今すぐではないものの、出来る所から準備して行ったら、
いつかのチャンスがやって来るものと、思っており、
いつかのチャンスがやって来るものと、思っており、
1つは、あれが描けるかも、というのも頭にあるからなのですね。
まぁ、水彩用色鉛筆でも、どの程度どうなのか、を試しても良いかもで、
そう、端っこでね、ははは。
そう、端っこでね、ははは。
他にも買い込んだ物があるのですが、これは秋に日本に行く時の
お土産用でもあるので、ここには書きませんで~す、はぁい。
お土産用でもあるので、ここには書きませんで~す、はぁい。
ゼッキの店は、昔行った時はもっと広くて、客も少なかった感じなのが、
品数が増えたのか、通路も狭くなり、お客が店の中で列を作り
待っているのです。

でも、長年の専門店のイメージひしひしで、客あしらいのシニョーレの
話しも年季が入り、久し振りに楽しかった!!
話しも年季が入り、久し振りに楽しかった!!
オンライン販売もあるので、これも有難い事ですし、
フィレンツェには3時間で行けるし、自分のレパートリーも広げよう、と、
フィレンツェには3時間で行けるし、自分のレパートリーも広げよう、と、
そう、新しい事はいつも楽しいですよね?!
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この記事へのコメント
YUN
一気にイマジネーションが広がるような。色合いも優しく、空想に浸れます。そして羊皮紙。本家ブログの方でチラッと書いてらっしゃったので、気になってました。わぁ・・・本当に羊さんなんですね。毛穴や模様まで!
これに描かれるのはどんな絵かしら~。またまた妄想タイム(笑)
油性の色鉛筆ならいけるんですね。新しいチャレンジにワクワク!
画材屋さん、繁盛してますねぇ。日本より活気があるような。
shinkai
はい、有難うございます。 暫く「茶色のトーンに統一して」という事を目指していたのですが、
・・段々、へへ、自分で窮屈さを感じ、ちょっと元に戻してもいいよね、という事で、へへ、以前描きたいと思ったのを始めたのでした。
少しは自分の描き方にも、考え事が上手く反映出来たら良いのですが。
はい、羊皮紙は、こちらであれこれ見る事もあり、あの金箔を貼ったり、テンペラの色模様も素敵だったり、字体も面白かったり・・、
と、見ていると、やはり自分でもやって見たいなぁ、というのがいつもの事で、何かのきっかけを待っているのですよね。
なので、少しその気が沸いて来て、久し振りにゼッキにも行く、というので、少し用意を整え始め、という所ですが、
まだまだ時間が掛るかも、です。
でも、フィレンツェのゼッキも、一つのクリアの気がしています。
あちこちの店で、マーブル染めの紙もあれこれ買って帰ったのですよ。