今回この記事のタイトルを書くために、ウクライナのリヴィウ、
という街の名はアルファベットでどう綴るのか、と調べましたら、
という街の名はアルファベットでどう綴るのか、と調べましたら、
イタリア語では現在もレオーポリ・Leopoliと呼んでいるのですが、
地図に出たリヴィウの綴りは、Львів!!
地図に出たリヴィウの綴りは、Львів!!
わぉ!普通のアルファベットじゃないんだ、と驚き、コピーを。
で、リヴィウは首都のキウイから西に、ポーランドとの国境に
近かったっけ、美しい古都の筈、と改めて地図を開き、
近かったっけ、美しい古都の筈、と改めて地図を開き、

いやぁ、実は素晴らしく素敵な、民族性の高い、強固な、印象の
キリスト像、磔刑図の写真を見つけ、詳しい説明もありましたので、
これをご紹介したく、どうぞ!
こちらです。

日付は、2022年3月6日で、
昨年2月24日にご存じの様にロシアがウクライナ襲撃を始め、
同年3月5日に、このキリスト像が祠から外され、対空シェルターに
収容された、という記事も見つかり、
その件で改めて記事になったのかも、と思った事でした。
が、まずはこのキリスト像についてですが、写真に見える全体像は、
木製で、18世紀半ばに組み立てられたゴルゴダの木製祭壇、と呼ばれ、
多彩色、リンデン、カラ松、松の木、色ガラス。
多彩色、リンデン、カラ松、松の木、色ガラス。
キリストは目を閉じ、口は半ば閉じ、髪と顎髭は大変濃く、茶色。
体は非常に薄く、胸郭の骨がはっきりと見え、
体は非常に薄く、胸郭の骨がはっきりと見え、
3つの民族、アルメニア人、ウクライナ人、ポーランド人を結び付ける、
重要な宗教的シンボルで、民族間の団結を現していると。
重要な宗教的シンボルで、民族間の団結を現していると。
置かれていたアルメニア聖堂は14世紀、1363年に遡り、鐘楼は1571年、
大司教の住居は18世紀、アルメニア銀行とベネデッティーノ修道院は
17世紀に建設されており、
円柱には、どこのかな?、1726年作のサン・クリストフォロ像があると。



という様な事で、アルメニア聖堂や内部の写真を探しましたが、
内部には見つからず、
この以前の写真に見える様に、屋根付きの祠に納められ、
内庭に祀られていたのだそうで。

色もほとんど見えず、左の人物像も見えませんが、
実はこのアルメニア聖堂は、2013年に建設開始650年を迎える為、
この時の為に3年間に及ぶ修復を受け、本来の姿を取り戻したのだそうで!
修復には、ウクライナとポーランドの文化省の支援を受け、ワルシャワの
芸術アカデミーの木造記念碑修復の専門家アンジェイ・カズベルク氏が
作業監督を務めたそう。
芸術アカデミーの木造記念碑修復の専門家アンジェイ・カズベルク氏が
作業監督を務めたそう。
長い年月を経て劣化し、何度か歴史の変遷の中で燃え、それが絵の具の
層の劣化を加速させ、第2次大戦も生き延びたものの、
大気の中に晒され、雨や雪も受けて来たのですものね。
層の劣化を加速させ、第2次大戦も生き延びたものの、
大気の中に晒され、雨や雪も受けて来たのですものね。
修復が始まった時は、左の像、マリア像はそこになく、国立博物館の
資金で彫刻を見つけ再建でき、
資金で彫刻を見つけ再建でき、
右のマグダラのマリーア像も顔を再建、キリスト像も掃除し、修復、
失われた断片を交換。
失われた断片を交換。
祭壇背後部分を取り換えるのに、一番時間が掛ったそうで、
聖堂内の聖歌隊席が修復現場になり、そこで修復されたもののあれば、
ドイツで修復されたものもあり、
祭壇のある壁は、この機会に特別に復元され、木製の屋根も修復されたと。
再度、見事に修復された「ゴルゴダのキリスト像」を。

つまりキリスト像は15世紀に遡るゴシック後期の木造で、それにバロック、
またはルネッサンス後期のマリア像・左と、マグダラのマリア像・右が
加えられ、
またはルネッサンス後期のマリア像・左と、マグダラのマリア像・右が
加えられ、
アルメニアの宗教は様々な教会との繋がりを維持して来ており、
新しく決める事がある時は、その一貫性について心配せず進めて来た、
とあり、
あの一帯の民族の交わりなども思い、フフ、となった事でした。
あの背後の木製の壁は、あれが凄い、と感嘆したのでしたが、
250もの要素が組み立てられ構成されているそうで、
その表面は、細かく砕かれた多色の研磨ガラスを木材に固定する、
特に珍しい技術で装飾されており、
特に珍しい技術で装飾されており、
像の足元の石の殆ども、色付きガラスの小片で覆われているそうで、
キラキラと光り、美しいのでしょうねぇ!
で、そうして新しく蘇った姿が見れていたのが、
昨年3月にふたたび第2次世界大戦以来外され、大切に包まれ、
対空シェルターに保護されたそうで、
対空シェルターに保護されたそうで、
その時の写真を。



キリストの体、顔の彫り、凄いと思われません?!
既に祠の前はブリキ板で覆われていた様子ですが、
幾つかの作品はユネスコの世界遺産に登録されており、
リヴィウの市庁舎近くの広場の噴水や、広場の彫刻なども、
キエフ同様、厚く巻かれたり、砂袋で覆われたりと
保護されている様子。
キエフ同様、厚く巻かれたり、砂袋で覆われたりと
保護されている様子。
が先日TVニュースにで、オデッサも世界遺産に指定されたものの、
あの映画「ポチョムキン」の階段などは保護の解決策がないと。
あの映画「ポチョムキン」の階段などは保護の解決策がないと。
この24日の戦争1周年に向け、ここ数日俄かに急を告げる様な
ニュースも多く、気にかかっています。
ニュースも多く、気にかかっています。
これを書いているこちら21日は、首相のジョールジャ・メローニが
キエフに行っておりますし、今朝は米のバイデン大統領の電撃訪問も。
どの様にいつ、終わるのか、分かりませんが、
戦争が終わった後、国旗の様に、黄色い広大な麦畑が広がり、
青い空がその上にある、平和で自由な国に戻れる様祈ります!!
青い空がその上にある、平和で自由な国に戻れる様祈ります!!
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