・ 水彩画のアイディアはどの様に生まれるのか

絵を描きたい、と思われる方は多分たくさんおいでと思うのですが、
よく聞く言葉が、何がモチーフに良いのか分からない、とか、
何を描いたら良いのか、アイディアが出ない、とか・・。

で、今回はとても良い記事に巡り合ったので、ご紹介致しますね。

水彩画のアイディアはどの様に生まれるのか
Come nasce l’idea di un acquerello

画家は Lucia Vallifuoco・ルチーア・ヴァッリフオーコと
言われる女性で、

ね、まさに言葉通りの内容で、とても良い写真、作品付き!
では。


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何もない所から、こんな風に創造性が生まれると思いますか?
「インスピレーションを待つ」必要があり、「生来の贈り物」を
持たないなら、諦めなければならないと?

そうではなく、

偶然と本能が時に働く時もありますが、それは稀な事で、
繰り返すことはまぁありません。

写真を撮る、扱う人は知っています。
創造性を開発し、活発化させる方法はたくさんあります。

1つあなたに、「自然乾燥」の水彩画を制作した方法をお話しますね。


1. 見つめる

あなたを取り巻く美しさを利用します。 現実に焦点を合わせ、
注意深く見つめます。 あなたの周囲にあるものを写します。

・ こうして、私は自分の素材を発見しました。

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2. 探し、そして発見を

あなたが見ている物に留まらない事。 写したものの中に、オリジナルの
構図の中に、あなた自身の、現実を解釈、伝える方法、を探します。

・ 写真の中に、私は興味深い特別な状態を見つけました、やったぁ!
  静止した素材の中の動きの感覚。(ここに創造性が働きました)

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3. 遊んでみる 実験する

物を一つの方法だけで見るのに拘らないで。 ひっくり返したらどうなる?
もし右に、左に回してみたら? 背景を消して見たら?

・ 背景をボカシて見る

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・ 被写体を回転させてみる

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4. 選ぶ

一瞬にして、完璧な画像が目に飛び込んできます。

・ 左上写真が、私が一番気に入った部分です。

6-4-erbapart-scelto_GF.jpg



5. 行動する

すぐに最終的な水彩画を始めない事。 時間をかけます。
何かが欠けています。

・ 私は色のテストをしてみました。 土色を選び、(ナチュラル・シェンナ、
  バーント・シェンナ、焦げたアンバー、そして影の色には、青みがかった 
  効果のペインズ・グレイ)を。 そして水彩テストを。

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・ もっとも最適な正方形の紙を選択し、マットのサイズを、作品周囲の白、
  通常過少評価されているものの、非常に重要な要素、を決めます。

・ 紙を選び、アルシュの640g、周囲が不均一



6. 描く

ここに至ると、自分の素材についてよく知っているので、描くことが出来ます。

・ 描いた作品は、本当に気に入りました。 まさに自分が望んでいた物。

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7. 額を選ぶ

この詳細を過少評価しない事。 なぜなら、絵が見て貰える方法に
影響を与えるから。

・ 額が好きでないので、紙の不規則な周囲がそのまま見える2枚の
  ガラスを発明し、つまり水彩画は浮いていて、
  軽い原木のシンプルな額は、ガラスを入れただけです。 

9-erbacornice_GF.jpg



結論

水彩画を描くために使った時間は、ご覧の様に、デザインと処理に費やした
時間のごく一部です。

考えて勉強する時間は私にとって基本であり、求める結果にとても機能します。

この方法は私が使う唯一の可能性でも、唯一の方法ではありませんが、
想像性を刺激し、予期しない結果を得る多くの方法の1つですから、
試してみては如何?

・ 水彩画はアトリエから出たばかり。 300gのカンソン紙で最初の
  試作を行い、展示会に持って行った所、すぐに売れました!!!
  これも予想外の結果でした!!!


***

という事で、何か描きたいけど、と思われたり、迷ったりしている時は、
この方の言う方法を試してみるのも良いかもですね。

絵はとにかく自分の手を動かす事、これしかありません。

shinkaiも好きな素材で、作品も素敵な水彩画だったので、ご紹介を。


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