・ 朝の港 ピラン・スロヴェニア 0号
スロヴェニアには、イタリアからは国境の検閲無しで行け、車に付けていたナビが
国境を越えた所でパタッと消え、まぁ友人と2人連れでしたので、ここかな、
あそこかな、と標識を睨みながら、喋りながら、行きつ戻りしつつ、ははは、
ピランの先にある塩田迄行きましたが、
公用語もスロヴェニア語とイタリア語の2か国語で、これはやはり楽でしたね。
ピランは港町。 ヴァイオリンの難曲と言われる「悪魔のトリル」の作曲者である
ジュゼッペ・タルティーニの生地で、現在の港に面する広場には、彼の彫像も。
当時はヴェネツィア共和国領下であり、港から見える山上の教会鐘楼の形も
サン・マルコの鐘楼風であり、建物もヴェネツィア風ゴシック窓を持っていたりで
親しみを感じました。
夏の朝の港には射し込む陽が波に煌めき、カモメがゆったりと波に揺られ、
どこか空気ものんびり。 少路を辿ると少し寂れた趣も感じ、年代が戻った様な。
そんなイメージは、今のイタリアの田舎にももうありませんね。
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