トスカーナはモンティキエッロ風景を描き始めているので、見てやって下さい。
朝の陽 モンティキエッロ・トスカーナ 41x28cm 6P相当

トスカーナのオルチャの谷の東端に当たるピエンツァの町から
東に9km程に位置するモンティキエッロの村。
小さく丸く城壁に囲まれ、村の出入り口は門1つが全てですが、
窮屈さは感じられず、石造りの家々の古さと見事さ、居心地の良さが
大いに感じられる村。
数年前にオルチャの谷訪問の基地として3日ほど滞在した他にも、
ピエンツァに行くと訪問し、石造りの壁の見事さを以前にも描きました。
今回もやはり石の壁に当たる光りと影、というか、
朝の光、陽の差し込みが見せる光と影の壁の興味深さを。
影の中に潜むので、いつもは描かない雨樋も入れ、逆に鉄格子の嵌った
窓の鉄格子は描かずで。
実際にこの下描きの様子を撮ったのは4,5日前で、今はも少し進んでいますが、
壁の石の色の面白さを描こうと思うと手間がかかるので、
こうしてブログに載せる日数稼ぎを、へへ。
という事で、頑張りますので、次回もまたみてやって下さ~い!
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今日の第2部 コンゴのゴリラ、ンダカシが飼育員に抱かれ息を引き取る
10月6日、7日に流れたニュースで、アフリカはコンゴのヴィルンガ・Virunga
公園内のセンクウェクエ・Senkwekwe・センターにおいて、
雌のマウンテン・ゴリラのンダカシ・Ndakasiが14歳で亡くなった、と。

2007年4月、密猟者によって殺された母親にしがみついていた孤児の彼女が
救助され、以来ずっと彼女の世話をした飼育員アンドレ・バウマ・André Bauma、
友人でもあり、パパでもある腕に抱かれ・・。
見るからに荘重で、胸が詰まるような悲痛さが感じられます。
ゴリラの寿命は一般に35歳から40歳と言われますが、ンダカシは長年の病気で遂に
重体となり、若く14歳で亡くなり、ヴィルンガ公園は弔意に包まれていると。
記事と写真はRai newsから。
彼アンドレのみが、ンガカシの世話ができ、


こちらは多分ンガカシの女友達ンデゼ・Ndezeと。

ンダカシが一躍有名になったのは、アンドレが撮った彼女達とのセルフィーが
2019年8月にソーシャルに載って以来だそうで、

立派な大人ゴリラに育った2人が、背後に立っていて!
このヴィルンガ公園のセンクウェクエ・センターには、2009年開設の
マウンテン・ゴリラの孤児院があるそうで、
これだけで如何に密猟者による被害が多いのが分かりますが、
こんな感じで、安心に暮らせるようになっているのでしょうね。

一帯は1979年からユネスコの世界遺産に指定されており、というのも
生物の多様性と豊かな避難所のユニークな場所だそうで、7800km2に及ぶ広さ。
象、犀、オカピ、チンパンジーなどが多く集まっていると。



が、同時に、ルワンダとの国境に近く、何度か戦争も起こり、武装集団の兵站基地
にもなっており、ここ25年間で少なくとも200名のレンジャー達が殺害されたそう。
同地区で、イタリアのコンゴ大使ルーカ・アッタナージオ・Luca Attanasioが
今年2月にレンジャー、カラビニエーリ共に殺されたニュースも記憶に残ります。
一緒に暮らした動物が亡くなるのは哀しいですが、残してくれた様々な思い出、
しっかりとこちらを愛してくれた記憶はずっと残り、
彼らも心の中に生き残ります。
アンドレ・バウマの心にもきっとね!

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