新しく下描きを始めているので、今日は絵はパさせて頂き、
今回のタイトルは、カタカナも多く、ややこしくなっていますが、
え~とです、サイト記事で見つけた「ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館の
ボッティチェッリの「書物の聖母」の人気がじわじわと増し、
ポッライオーロの「婦人像」をしのいでいる」というのを読んでいましたら、
ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館入り口。

今ボッティチェッリの絵がパリのジャックマールーアンドレ博物館で展示中、
との事から横道にそれ、
サイトを覗きに行きましたら、なんとかっての裕福な銀行家と画家のご夫妻の
邸宅だったのが、そのコレクションと共にお2人の没後「フランス研究所」に贈呈、
邸宅毎博物館になっている様子で、素晴らしいのですよね。
そんなこんなで、今回は半ばごちゃまぜでご案内を。
ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館も邸宅が博物館になっていて、

小さいけれども素晴らしい小品があれこれありますが、
ポッライオーロ・Pollaioloの「貴婦人の肖像」というのはこちら。


ポッライオーロの「貴婦人像」の絵は4枚かあるのですが、ポルディ・ペッツォーリの
作品は、ちょっとあどけなさを残した若い貴婦人の美しさで、ずっと博物館の
人気作品だったのだそう。
そしてこちらがボッティチェッリの「書物の聖母」像。


そしてこの作品が、他のボッティチェッリの作品と共に、上記のパリの博物館に
貸し出され、連日大人気で列が出来ている状態なのだそうで!
この展覧会は、「ボッティチェッリ ・ アーティストとデザイナー」という
タイトルで、9月10日から始まり、来年1月24日まで。

ボッティチェッリ展については、こちらにリンクを。
画面上部に黒く出る、短い、短いヴィデオをご覧くださいね。
背筋がぞくっっとするほどの、展覧会準備の様子が映ります。
暫く前にアメリカのニューヨークで「メディチ展」が開かれた時も、大変好評で、
大人気を巻き起こしたと言いますが、
最新の流行絵画がもてはやされると共に、逆に人々はルネッサンス絵画を見ると
どこかホッとし、変わらない美しさを改めて見出すのかも知れませんね。
コジモ1世メディチの胸像の新発見 と、 ニューヨークでのメディチ家展
で上記の記事で、ポルディ・ペッツォーリ博物館館長である
アンナリーザ・ザンニさんが、修復師のパオラ・ザノリーニさんと一緒に
展覧会オープンに行った様子など、
「作品が余りにも重要なので、個人的に行った」という話や、
そして作品への貸し出し要求が年間平均約20ほどもある事、これは他の作品も
含めての数で、承認するのは5~7件ほどと。
確かに現在この瞬間には、ボッティチェッリの貸し出し要求がポッライオーロを
上まっているが、貸し出しには大変慎重を期している。
それは、現在は移動に関する技術も高度化しているが、常にリスクがある事、
そして本家博物館で作品を見るのを期待している訪問者達への敬意から、と。
等など大変興味ある話がありました。
で、パリのジャックマールーアンドレ博物館ですが、19世紀パリの中心地に
大邸宅を造り、

それをコレクションで埋めて行った、エドアルド・アンドレと
ネリー・ジャックマール夫妻。
こちらが妻ネリーの自画像で、

妻の描いた、夫のエドアルド像。

素晴らしい部屋部屋に17世紀のフランス絵画、シャルドン、ブシェール、
ワッソーなど。

そしてイタリアのルネッサンス絵画、ボッティチェッリ、マンテーニャ、
ドナテッロ、クリヴェッリ、ウッチェッロ、ティエポロの素晴らしいフレスコ画も。

そして17世紀の北方絵画、レンブラント、ヴァン・ダイキ。

家具調度、工芸品も見事な様子。
そしてそして、この博物館の素晴らしい事は、年間ずっと開館で、お休みなし!
元旦も、クリスマスも、フランスの祭日も、ずっと開館しているのだそう。
朝10時から18時まで。
Musée Jacquemart-André
158 Boulevard Haussmann 75008 Paris
そろそろパリに、お出かけの方は、是非どうぞ!
◆ 個展のお知らせ ◆
広島の絵の友人味埜比佐子さんが初個展を、大阪市平野区瀬戸口5-6-20
フレンズビル1F 北号 hana輪 にて、開催されます。
10月8日から10日 そして15日から16日、午後13時から18時。


以前、画集発行、個展のご案内をしたミノヨシコさんの、双子姉妹の
片割れで、こちらも少し共通するイメージの持ち主でありそうな方です。
お近くの方、水彩画がお好きな方、どうぞお出かけ下さるよう、
ご案内申し上げます。
*****
ブログご訪問、有難うございます!
見たよ! の応援クリックも宜しくお願い致しま~す!

*****
本家ブログには、
をアップしています。 ご訪問、よろしくどうぞ!
*****
コメントの書き込みについてのお願い。
ブログの記事下に、「コメントを書く」が出ていない時は、
上か右の、記事タイトルをクリックして頂けると
記事の一番下に「コメントを書く」が出ますので、よろしくお願いいたします。
非公開コメントをご希望の場合は、非公開で、と書いて頂くと、
コメント承認制ですので、保留にし、お返事だけさせて頂きます。
をアップしています。 ご訪問、よろしくどうぞ!
この記事へのコメント