・ エミーリア・ロマーニャ州モデナ県、パヴッロ・ネル・フリニャーノという町

先回ご覧頂いた「イタリアで一番素晴らしいパブ9店」でトップを
占めたのは、モデナ県の「ゴブリン・パブ・Goblin Pubという店で、

1-goblin_pub_pavullo.jpg

選ばれた評価としては、
「レイトビーア・Ratebeer」という世界中のビール評価をしているサイトで、
https://www.ratebeer.com/beer-ratings/
世界のベスト・ビール・パブの内に選ばれていて、
その動機としては、各種ビールの品揃えがよい事と、値段が大変公正で、
店内の雰囲気がゴリアルディカ・goliardicaで、もてなしが良いという物。



そんなパブがモデナの市街地ではなく、こんな山中にあると知り驚き、

2--goblin1.jpg

だって、本当に田舎の小さな村だったら客数も知れているし、
店に揃える各種ビールだって、きちんと評価する客筋の問題もあるのでは、
と考え、むくむくと興味が湧き、調べ始めました。



ゴブリン・パブはパヴッロ・ネル・フリニャーノ・Pavullo nel Frignano
という市にあり、町中の様子はこんなで、人口は17400人と。

3-pavullo nel frignano1.jpg



で、こんな古い城もあり、おまけに名前がモンテクッコロ・Montecuccolo
という素敵な名前で、はは、

4-pavullo nel frignano2.jpg



ここの城主として有名な傭兵隊長、伯爵でもあるライモンド・モンテクッコリ・
Raimondo Montecuccoli(1609-1680)

5-HGM_Grießler_Montecuccoli.jpg

村の名はモンテクッコロですが、一族の名はモンテクッコリに変えたのだそうで、

城自体は11世紀に建設の古い物で、名の挙がったライモンドはこの城を基地に
ヨーロッパに押し寄せるトルコ軍と戦い踏み留めたとか、
ハプスブルグ家に仕える将軍として数多くの様々な軍歴を誇る人物で、
数々の著書もあり、詩人としても有名だと知りましたが、
彼以外の人物の名が出ませんで、きっと一族で傑出した人物だったものと。

オーストリアの著名貴族の姫マリーア・マルゲリータ・Maria Margareta di
Dietrichsteinと、彼が48歳、彼女20歳で結婚し、4人の子を得ましたが、
唯一の男子レオポルト・フィリッポの名の、レオポルドは洗礼で代父を務めた
神聖ローマ帝国皇帝、ハプスブルグ家のレオポルド1世、というので、
その働きぶりが大いに買われたのを想像できますね。



ですが、モンテクッコロの城はパヴッロの町中ではなく、4k程南西にある、
行政上パヴッロに含まれるモンテクックロの村、873mの高さにあるそうで、

6-montecuccolo pavullo-2.jpg



歴史の古さからかなり損傷していたのが近年しっかり改修補修され、
現在内部には博物館が2つ、自然博物館としてこんなモダンな展示もあり、

7-castello di montecucccolo.jpg



もう1つは、ジーノ・コヴィーリ・Gino Covili(1918-2005)という、
パヴッロ生まれの画家の、骨太の絵の博物館となっていて、

8-covili 1997_51_ilmercatolungoviaumbertoi.jpg

こちらで城と、彼の絵がご覧に。 https://youtu.be/gDhmXWrsHHI



そして上の写真で町中を抜けている道が見えましたが、これは国道12号・SS12
と知り、何となし興味が湧き、どこまで行くのだろうと地図を辿ったのですね、
はい、そしてなんとピサ迄行くのを知り! きゃっ。

改めて調べるとこんな感じで、ピサから始まり、ブレンネル峠の国境まで、
全長523,6km. 

9-via statale 12  523,6km  dUOaZriu1N0T.png

という事は北のブレンネルの手前辺りはshinkaiもグループ旅行のバスで
通っている事も思い出し、へぇ~!


となると、イタリアに国道・SSと付く道は一体何本あるのか、と思われるでしょう?
shinkaiのみならずね、ははは。 だって我が家から下の道を通って
コネリアーノに出るのに通る道も、アレマーニャの道・SS 51なんですもの。

で調べましたら、SS 1 ~ SS 752 迄!  で地図を見ると幹線道路のみでなく、
田舎や山の中の道にもSSと付く道があるので、程度は私めには分かりません。



ちなみにSS 1のヴィア・アウレリーア・Via Aureliaは、ローマからフランスに
繋がる道で、全長697,3km.

DATA_B~1.PNG

ローマ期の執政官街道のヴィア・アウレーリア、ローマからピサ迄
の道を踏まえての命名と。



そしてもう1つ、パヴァッロ近くにあるこの橋、今残るこの橋は16世紀の再建で、
元はきっと古くからの由緒あると思われる、美しいオリーナ橋・Ponte di Olina。

10-ponte-di-olina-pavullo-2.jpg

ですが、他にも同じ川に架かる橋3つの様子、いずれも美しい姿のが見つかり、
橋のご案内4つは次回に纏めますね。



パヴのご案内から、まるで縁のなかったエミーリア・ロマーニャ州の山中の町に
辿り着き、興味深い事が芋づる式にズルズルと繋がり、とても楽しみました。
イタリアの奥深さに改めて感嘆!

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