◆ 朝焼け スコミーゴ村 Scomigo 37x25cm 5P大

夜は9時頃に寝て、朝は5時起きの良い子の生活をしていて、はは、夏の間は5時半頃から
歩きに出かけます。 葡萄畑を脇に見ながら、家並が途切れ途切れに続く道を隣村
カルページカの教会まで歩き、その近くをぐるっと回り戻ります。
ちょうど朝の日の出の時間の移り変わりが良く分かる時間で、薄い青紫の空からほんのりの
日の出前の明るさ、太陽が真ん丸に赤く昇る時、雲や靄に隠れ半分だけ見える時、
そのさまざまな色を楽しみながら、顔なじみになったワン君の歓迎の挨拶も受け、
葡萄畑の枝葉の成長ぶり、葡萄の房の大きさも眺めながらの大体週3回、
1時間15分程の歩きです。
このモチーフは朝家を出る時の雲のかかり具合から、これは、と思ってカメラを持って
出た時に得たモチーフで、一旦雲の流れに隠れた太陽からの光が雲の縁を煌かせた
迫力あるもので、手前が葡萄畑の丘の上の木でお分かりの様に、まだ葉が茂り切らない
晩春の頃のもの、得難いモチーフでした。
◆ 初夏の葡萄畑 ヴェネト Santo Stefano in Veneto 22,5x16cm サムホール

今年2019年夏、遂にヴェネト州の念願が叶い、「プロセッコの丘」として世界遺産に
登録された我が町コネリアーノから北西のヴァルドッビアーデネに至る一帯。
ヴァルドッビアーデネは以前からプロセッコの生産地として有名で、この一帯の葡萄畑の
美しさはその季節によりいつも美しいのですが、とりわけ美しいのは少し手前の
サント・ステーファノ一帯が一番なのですね。
山腹を耕し、まさに耕して天に至る、という古くからの葡萄畑で、急な傾斜地にトラクターの
入らない間隔の狭い畝が、びっしりと感嘆する程に並びます。 本当に人の手で営々と作り、
育て上げて来た葡萄畑の美しさなのです。
プロセッコでも一番お高い「カルティッツェ・Cartizze」を生み出す畑は、ほんの小さな一廓、
細く長々と続く葡萄畑の中でハンカチを広げた位の土地ですが、
そのすぐ近くの葡萄畑がこのモチーフです。
プロセッコを味わう折には、プロセッコの郷はこんな葡萄畑なんだと思い出して下さいね。
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