お陰様で、急遽の日本行きから戻り1週間たち、お絵描きも再開し、風邪ひきも
何とか収まり、漸くに以前通りの日常生活が始まっています。
何とか収まり、漸くに以前通りの日常生活が始まっています。
ラファエッロ生家博物館の壁を描き込みましたので、見てやって下さい。
ラファエッロの生家にて ウルビーノ 27,5x19cm 3号P
一番下のそれぞれの物を描き込むと共に、手前の壁から掘り込んだ棚、を描くべく、
壁自体を描くのに、塗り込むのに時間を掛けました。
と、一番下の段に埋め込まれた古い焼き煉瓦等ですが、
壁の中の棚に置かれたそれぞれの物がまき散らす影、を描くのがとても難しく、
と壁の色自体、影の色を描くのにも手を焼いています。
とりわけ一番下の棚の中、一番暗い部分なのですが、この色に苦労しています。が、
とにかく、もう一段階の工夫、描き分けが必要なのは分かりますので、
頑張りま~す。
頑張りま~す。
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今日の第2部 中部地震被災地の今の情報
2016年の8月と10月に起こったイタリア中部地震、壊滅的な被害を受けた土地も多く、
その後の状況が気にはなるものの、殆どサイトでも写真を見つけることが出来ずでしたが、
昨日のSKYニュースで30分の特集がありましたので、写真を撮りました。
その後の状況が気にはなるものの、殆どサイトでも写真を見つけることが出来ずでしたが、
昨日のSKYニュースで30分の特集がありましたので、写真を撮りました。
こちらに、地震以前の町、村の様子も載せていますので、ご覧になりながら見て頂くと
様子が良く分かると思います。
様子が良く分かると思います。
再度の復興の願いを込め、 被災地への追悼を
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430947.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430947.html
今回見れた町、村の地図はこちらでどうぞ。
まずノルチャ・Morciaに。 そして北のプレーチ・Preci、 ウッシータ・Ussitaに。
そしてトレンティーノ・Tolenntinoに行き、アルクワータ・デル・トロント・
Arquata del Tronto、
最後に今回の地震ではなく、それ以前の被災地であるカンポトースト・Campotosto、
ここはアマトゥリーチェから東南に、この地図の範囲には入らない土地の様子も。
まずはノルチャ、真ん中に見えるのは市役所に隣接している市の塔の覆いを被った姿で、

その斜め手前に、ノルチャの聖堂の正面壁前に組まれた足場が見え、

上から見る、聖堂の中、空っぽのままで、字幕には、ノルチャでは大きな再建は
まだそのまま、と。

広場の防護柵に書かれた、「神からも人々からも忘れられた広場」、
被災地の人々の嘆きの声が伝わって来ます。

これはどうやら新しく建設されたレストランなどの建物の様ですが、ノルチャの
売り上げが70%も落ちたままである、という話をしておりました。


そしてプレーチに。

このサーモン色はプレーチの市役所の建物の色で、やはり足場が組まれておりますが、

一見そのまま無事の様に見えるのですが、プレーチの建物は字幕にある様に、
村には住めずで、皆全部止まったまま、と。

これは教会で、この先に谷に向かって開けたテラスの広場があり、そこで市長が
話していましたが、先ごろ迄は自分もいつかは、と思っていたけど、この頃は・・、
と悲しい話を。


修復が始まる様子が見えず、村に留まって待つことが出来ないのですね、
生活がありますものね。
この地には2度何泊かしたことがある私の思い入れもありますので、聞くのが辛いです。
この地には2度何泊かしたことがある私の思い入れもありますので、聞くのが辛いです。
そしてウッシータに。 これは案内の車の中からの映像ですが、まだ地震直後の様子で、


ヴァカンス地として開けていたウッシータは、復興が始まらず、スキー場のリフトも
勿論止まったままで、尚の事、地震に屈したままになっている様子。

家も教会も、こんな様子。


そしてトレンティーノ。 市長が、何か始まるかと期待すると、資金がないという
話になる。もしお金がないなら、そう言ってくれ、と一しきりうっぷんを。


途中の道路で、今日やっと開通します、という場所があり、

着いた村はアルクワータ・デル・トロントで、ここもまだ本当に地震直後としか
思えない様子で!!




市長は、もう待てない!と嘆きますが、でもいまだに・・!!
アブルッツォ州のカンポトースト・Campotostoという村、山間の美しい湖に近く、
国立公園内の村の様ですが、2009年4月、そして2016年、2017年と続く
地震に屈したままで、







知らなかったこともありますが、なんとも酷い今の現状に驚きました。
現在村には、50人ほども残っているかどうかだそうで、公共の物は何もなく、動いておらず、
現在村には、50人ほども残っているかどうかだそうで、公共の物は何もなく、動いておらず、
それでも織物をしたりする女性の姿も見え、なんともむごい日常だと言葉もなく見つめました。
こうして10年15年経ち、漸く復興されたかと思うと再度の地震、もあり、
どうやって気持ちを奮い立たせ、生きていくのだろうと、辛くなりました。
という、山の奥の方の村は、まるで地震直後のままの様子の現状です、というご報告を。
イタリアの、辛い厳しい部分の現状なのです。
イタリアの、辛い厳しい部分の現状なのです。
でも忘れるわけにはいきませんので、こうして皆さんにも記憶を持ち続けて頂きたく。
2016.08.24 イタリア中部地震 速報 ・ 追記 ・ 最終
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430147.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430147.html
大地震の後の、 歴史遺産と町の修復保存について
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430525.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464430525.html
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