トスカーナはピエンツァ近くの小さな村、モンティッキエッロにある店を
描き始めましたので、見てやって下さい。
描き始めましたので、見てやって下さい。
古い小さな村の小さな店 モンティッキエッロ 27,5x21cm 3号

トスカーナはオルチャの谷にあるピエンツァ、そこから10キロほど東にある
古い小さな村モンティッキエッロ・Monticchiello.
住人が100人位と聞きましたが、古い石造りの家並が並ぶ、居心地の良い村の
中心から少し外れた所にある、古い小さな店、ショウウインドウの飾りから見て
多分手芸店と思う店の入り口です。
中心から少し外れた所にある、古い小さな店、ショウウインドウの飾りから見て
多分手芸店と思う店の入り口です。
一番最初の訪問時には、この村をオルチャの谷訪問の基地として3日ほど泊まり、
その後再び2度ほどピエンツァから出かけたりで、この店も2度モチーフに良いなぁ、と
撮っているのですが、
どうも店先がshinkaiには可愛すぎる感じで、絵にするのをためらっておりました。
その後再び2度ほどピエンツァから出かけたりで、この店も2度モチーフに良いなぁ、と
撮っているのですが、
どうも店先がshinkaiには可愛すぎる感じで、絵にするのをためらっておりました。
が、今回は2階のバルコニーの影が斜めに落ち、そしてお店は休みなのか暗く、
それで気持ちを定め、描き始めました。
それで気持ちを定め、描き始めました。
ペンの下描きの後、墨入れをし、緑と赤のベゴニアは水彩で、後は壁の地塗り、
描き込み始めを色鉛筆でした所ですが、
描き込み始めを色鉛筆でした所ですが、
ここ迄した所で、ああ、そうなんだ、今の色の調子で右の壁色、真ん中の暗いガラス戸、
そして左の影の壁色で行けば良いんだ、と改めて思い、
右側の壁の石の凸凹の描き方、影色はそう濃くなくとも至る所影だらけの描き方を
どうするかと考えていたのが、吹っ切れました。
そして左の影の壁色で行けば良いんだ、と改めて思い、
右側の壁の石の凸凹の描き方、影色はそう濃くなくとも至る所影だらけの描き方を
どうするかと考えていたのが、吹っ切れました。
全体の大きな構図、色、形の取り方、決め方は、時々こんな風に絵の方から
教えて貰う事が出来る様になり、それが自分にとっては嬉しい事です。
教えて貰う事が出来る様になり、それが自分にとっては嬉しい事です。
頑張りま~す!
*****
今日の第2部 レナートのお誕生日昼食会
ルイーザ・Luisaの夫 レナート・Renatoがこの7日に70歳になったお祝いの
お誕生祝の昼食会が、10日の日曜に行われ、ジュリアーナと一緒に招かれ
出かけて来ました。
お誕生祝の昼食会が、10日の日曜に行われ、ジュリアーナと一緒に招かれ
出かけて来ました。
彼らの家に一旦行き、レナート運転の大きな車で一緒に、コネリアーノから北西に
15kほど、20分程で到着、ピエーヴェ・ディ・ソリーゴ・Pieve di Soligoにある
15kほど、20分程で到着、ピエーヴェ・ディ・ソリーゴ・Pieve di Soligoにある

残念ながらお天気は曇りで、この一帯の素晴らしい長閑な風景が見れずでしたが、

敷地内には、夏などさぞ気持ちよいだろうと思えるテラス席もあり、

そうなのです、ここはコネリアーノからヴァルドッビアーデネに至る「白ワイン・
プロセッコの道」筋に当たり、

今回この一帯がユネスコの世界遺産の候補に立候補している事も知りました。
さて、上手く決まるでしょうか? 素晴らしい一帯であるのは確かなんですが。
さて、上手く決まるでしょうか? 素晴らしい一帯であるのは確かなんですが。

n.1 ヴァルドッビアーデネ ・ プロセッコ ワイナリー訪問
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463526381.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463526381.html
n.2 ヴァルドッビアーデネ ・ プロセッコ ワイナリー訪問
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463526671.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463526671.html
白ワインの道を走る、ヴェネト一周自転車競技
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463525348.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463525348.html
n.2 白ワインの道 ・ サント・ステーファノ付近
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462783931.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462783931.html
n.1 白ワインの道 Strada del Vino Bianco
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461343979.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461343979.html
さて、建物に入った所にあるバールと、その向かい側。


下の写真の右奥に見える所がクロークで、その左奥にもレストランの席が広がります。
奥に向かって進むと、左手に見える、広々としたオープンの厨房。

ずっと抜けて行くと張り出した棟の広いレストランの部屋があり、その途中に見えた
赤々と燃える囲炉裏の火。 我らが到着した時はもっと盛大に燃えていたのですが。
赤々と燃える囲炉裏の火。 我らが到着した時はもっと盛大に燃えていたのですが。

庭に向けて広いガラス扉が続き、今回の我らのテーブルはこちらで、総勢20人と。
同じ長いテーブルがこちら手前側にも続き、左手には大きな丸テーブルが2つ。
同じ長いテーブルがこちら手前側にも続き、左手には大きな丸テーブルが2つ。

今ちょうどカトリックの世界では、カーニヴァル後、復活祭前の摂食の期間でして、
アルコールを飲まない敬虔な方もいて、今回の昼食にも参加せずとも聞きました!
ガラス戸の向こうに広がる広大な庭園。 緑の時期にはさぞ素晴らしい事でしょう。


そろそろ時間に到着する方の為に、入り口横にアペリティーヴォが用意され、
おつまみはすべて野菜の唐揚げ、黒オリーヴ、ラディッキオのペーストとチーズの
おつまみはすべて野菜の唐揚げ、黒オリーヴ、ラディッキオのペーストとチーズの
カナッペなど、次々熱い出来立てが運ばれてきて、ここだけでお腹いっぱいになりそう。

各自の席には、こんな風にルイーザお手製の、ミモザの花付きの席名札が。

本当にルイーザとレナートはよく心得たホスト役で、このダ・ローリスも何かの時には
何度も利用している様子でした。
さて、前菜が運ばれてきて、これはお隣のマーラの、薄い何のハムだろ?
聞くのを忘れましたぁ。
聞くのを忘れましたぁ。

そして皆が取り分けれるように幾つか置かれた、カボチャのサオール。
イワシのサオールと同じように、白玉ねぎを炒めた酢味とカボチャ、美味しかった。
新しい料理を覚えました。
イワシのサオールと同じように、白玉ねぎを炒めた酢味とカボチャ、美味しかった。
新しい料理を覚えました。

ジュリアーナとshinkai用には、ラディッキオとチーズのバスケットに入ったポレンタと
上にカルチョッフィ、赤いのはプチトマト。 チーズのバスケットが美味しい。
上にカルチョッフィ、赤いのはプチトマト。 チーズのバスケットが美味しい。

間にラディッキオを挟んだ小さなパイ、パン代わりに。 材料自体は普通なんですけど、
成る程なぁ、というアイディアの、美味しい物が次々と。
成る程なぁ、というアイディアの、美味しい物が次々と。

今日の主役レナートと、ルイーザ。 レナートが首に掛けているのは、ジュリアーナと
shinkaiからのお祝いの、ちょっとミッソーニ風ニットのスカーフ。
shinkaiからのお祝いの、ちょっとミッソーニ風ニットのスカーフ。

色が良いと思って先日のヴェネツィアで買ったのでしたが、彼は大いに気に入ってくれ、
やれやれだったのでした。
その向こう、建築家のジャンニと、奥方のマリチッラ。 そしてマリチッラとレナート。


マリチッラとは暫く前に白内障の検査に行った病院で偶然出会い、彼女も白内障で、
と聞き、はは、病院で暫くお喋りした事でした。
こちらの角、我らの前には、真ん中がルイーザの妹のルチーアと、右が夫のボブ、
そして向こうが息子のエンリーコ、パドヴァ大で大変優秀なんですと。
エンリコに出会ったのは何年も前で、まだ背も低く可愛い子供だったのにねぇ、ははは。

エンリーコと叔母さんのルイーザ。

エンリコの兄のフランチェスコは現在チューリッヒの大学で、なんと専門は数学で!!
英語の日常なんだそう!
そう、イタリアの若い優秀な人達はどんどん国から出て行き、世界に向かうのですね。
ルイーザの娘のロセッラと、夫のフランチェスコ。

今回もう一人のフランス在の娘クリスティーナは先月戻って来たので、今回は残念ながら。
shinkaiのお隣の、ルイーザの従姉妹マーラとその夫カルロ。

さてプリモは、ショペティンという春の野草のリゾットで、美味しい春の味。

食べている間に、小さなのがお皿の追加され、ホウレンソウを挟んだパイ式の物。

マーラのお皿、牛肉とポテトのオーブン焼き。

牛肉・manzoを日本語でなんというか、とジュリアーナの質問で、ですが彼女なかなか
gyuuが言えずで、ははは。
gyuuが言えずで、ははは。
我ら2人には、ポレンタとチーズの焼いた物、ナスとトマトのグリル焼き、そして
ラディッキオ、このラディッキオがちょっと酢味もありで、美味しかった。
ポテトは大丈夫でしょう、とついでに乗せてくれ、ああ、もうお腹がいっぱいだよぉ!

と食べている内に、またまたお皿に追加の、葉野菜の煮物!

肉食人達には、鴨の手羽先が配られ、どの料理もこんな風に大皿から盛ってくれます。

で、マーラのお皿はこんな感じ。 マッシュポテトと。

料理が一応済んだ所で、レモンのズグロッピーノ! レモンかグレープフルーツの
ジェラートにヲトカかプロセッコを加えたもので、ヴェネト一帯で良く出会う、
冷たくさっぱりとした、食後酒。

暫くして、デザートのトルタ、お誕生日おめでとうと書かれ、白チョコレートの
薄いヴェールがふわふわと取り囲んだ真ん中に、孫のヴァレンティーノ用の
チョコレートのトラックが。

蝋燭が2本ともされ、これをヴァレンティーノが吹いて消すのに、ふっ、ふっが、
ぷっ、ぷっとなり、ははは、唾を盛大に飛ばしてくれたのでしたぁ。

切って配られたケーキ。 デザートは別腹でしょ、とジュリアーナに言うと、
もう一切れ如何、と回って来たケーキをまた一切れ貰って食べていましたっけ!
良く入るよね、ははは。
もう一切れ如何、と回って来たケーキをまた一切れ貰って食べていましたっけ!
良く入るよね、ははは。

20人の内、初顔だったのは一組のカップルだけで、後は皆よく知っていて、まるで
いつのも仲間と同じ扱いで、快く楽しく過ごし、美味しく頂いた昼食会でした。
12時からアペリティーボが始まり、解散したのは4時過ぎだったか、それからまた
彼らの家に行き、あれこれお喋りを楽しみながら食後酒を頂き、
彼らの家に行き、あれこれお喋りを楽しみながら食後酒を頂き、
そうそう、ジャンニが日本の「九九」を知っていて、どういうのか、というので説明を、
と言ってもどう説明したら良いのか、とにかくこんなに簡単に覚えられる方法、
言葉があるんだ、とニニンが四、ニサンが六、なんぞと言って見せまして、ははは、
だってこちらは覚えるのに、ドゥエ・ペル・ドゥエ クワットロ、
ドゥエ・ペル・トゥレ セイ、と長いのですよね、だからなかなか覚えられないらしく、
その点日本の九九は優秀なんだと、昔読んでいたので、ついでにソロバンの話もね。
その点日本の九九は優秀なんだと、昔読んでいたので、ついでにソロバンの話もね。
算数が大の苦手で、ジャンニがルートの式を書いた時はまるで分からずで、きゃはは、
でも、九九は昔小学校で覚えたのがスラスラと口から出る、この素晴らしさ!
でも、九九は昔小学校で覚えたのがスラスラと口から出る、この素晴らしさ!
という様な、ほぼ一日を費やした昼食会とその周辺の一日でした。
Grazie mille, Renato e Luisa. E' stato bellissima festa!!
最後は昼食会で会ったボブ・Boboが送ってくれた彼の愛猫ピンタ・Pintaの素敵な写真を。
ボブは「ピンタはこの瞬間、ネコ科の神秘的な意識を垣間見せている様な、」と。
ボブは「ピンタはこの瞬間、ネコ科の神秘的な意識を垣間見せている様な、」と。

そう、ボブはジャズを愛する詩人なので、ピンタに最上級の賛辞をいつもね。
でも、この写真は綺麗! ピンタが美女に見えるでしょ。
Grazie Bobo, anche a Pinta!
ご訪問、よろしくどうぞ!
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