今日は絵をパスし、下描き、途中経過とあるのですが、見て頂くには
どちらもイマイチなので、パスさせて頂き、
どちらもイマイチなので、パスさせて頂き、
マテーラ周辺旅行の時に出かけたトゥルシ・Tursiという町、というよりも、
歴史的には5世紀半ばからこの町の起源となったラバターナの村落を、
しかも雨の中、現在は上部はほぼ完全に廃墟になっている村の小路を下る、
歴史的には5世紀半ばからこの町の起源となったラバターナの村落を、
しかも雨の中、現在は上部はほぼ完全に廃墟になっている村の小路を下る、
という、何と言いますか、「アドベンチャー・ランドの半日」にも似た、ははは、
をやりましたので、その様子をご覧下さいね。
我々は「トゥルシに行く」と聞き読み、日程案内には確かに海抜243mと書いてあり、
古く5世紀にゴート族が築いた城の周囲に云々、とあるので、
トゥルシの町は高い所にある、と単純に思いますよね?
古く5世紀にゴート族が築いた城の周囲に云々、とあるので、
トゥルシの町は高い所にある、と単純に思いますよね?
で、曇り空から雨になったこのトゥルシ前の訪問先のロマネスクの教会見物
を終え、こうしてトゥルシに近づいて見えて来たのが、これ!
山から谷に沿って雪崩落ちて来たかとも思える、この家並!!

ぐるっと道を回り込むうちにこんな風にも見えて来て、

勿論下の平地にも町は広がっているので、気楽にバスの窓から、おお!と眺めていると、
再度山道をどんどん上り始め・・。
再度山道をどんどん上り始め・・。
トゥルシはどこにあるか、地図をどうぞ。
マテーラから約70km、1時間程の距離にありますが、先にアンゴローナ・Angolonaの
ロマネスク教会見学をし、そこからトゥルシの(下の)町を通り過ぎ、
ラバターナに向かった、というのが、今は良く分かったのでしたが、ははは。
ガイドさんは大変優秀な方で、はい、shinkaiの様に適当に聞き流している者には
「ラバターナ」という村の名もバスを降りてから、仲間がなんと言った、ここ?と
聞き返しているのを聞いて、ふ~んと覚えた位で。
雨も降っているし、脚の弱い方もいるので、希望者だけ降りて歩きます、
そうでない方はバスに残り、下の町で待っていてください、という事で、
そう言われると、殆どは降りて、歩くかぁ、となりますよねぇ?! はぁ、shinkaiも。
そうでない方はバスに残り、下の町で待っていてください、という事で、
そう言われると、殆どは降りて、歩くかぁ、となりますよねぇ?! はぁ、shinkaiも。
ちょっとしたアラブ風の形に切り抜いたこんな板の門が立っていて、

世界を回り楽しむ人の気晴らしは、ラバターナに至る、とでも書いてあり、
両側にアラブ風兵士の絵が描いてあり、近くにいたシニョーレの話では、ここの城は
元々アラブが開いたから、との事でしたが、説明にはゴート族が、と書いてあったすぜ。

まずは門を入った所にある、こんな廃墟の家跡? 城跡? から下り始め、

狭い小路を一列になって進みます。
何せ雨が降っているので、コンパクトで時々撮る程度でして、

それでも上部に残る廃墟の家々は古いのが良く分かる造りで、
窓も本当に小さいですし、造りが如何にもゴツイ感じで・・。

上でガイドさんが話していたのがこのシニョーレで、彼がしているのかどうか、寂れた山の
上の1軒だけの店、陶器の修復、絵画、陶芸教室、手作りプレゼント等と書いてあり。

とにかくせっせと下り、雨が降るし、途中でガイドさんと我らのグループがはぐれ、ははは、
どっちに行くんね、と違った道を下りはじめた所で車で上って来た住人のシニョーラが、
この道ではなく、その先を左に曲がり、まっすぐ行って、・・犬が2匹いる所を・・、と
教えてくれ、下って行くと、
一瞬雨がやみ、薄日が射して見えた、なんとも素晴らしい眺めで、
わぁ~お!と皆が喜んで、2,3枚撮り始めた所でまた大粒の雨がバラバラと!!
わぁ~お!と皆が喜んで、2,3枚撮り始めた所でまた大粒の雨がバラバラと!!


谷の向こうにこんな教会も見え、下るうちにまたガイドさんと出会え、

下る坂道はかなり急で狭く、たくさんの小路と出会うので、雨水が多量に流れ下り、
多少でも道の真ん中が凹んでいると真ん中を流れますが、どこに足を置いたら良いか、
奔流みたいに小路いっぱいに流れ下る場所もあり・・!



撮った、撮れた場所は、そう雨も激しくなく、何とか広い小路に出れた、という所で、
ただ下るのに精いっぱいではね、流石のshinkaiも撮れませんでしたぁ。
ただ下るのに精いっぱいではね、流石のshinkaiも撮れませんでしたぁ。
上の方はほぼ完全に廃墟と化していましたが、下るにつれ徐々に、
住人がいるのが分かる家も増え、
住人がいるのが分かる家も増え、

こんなかっての村の門も残っていて、かなり古るそうな門ですね。

ふと横を見ると、こんなカランキ・浸食地、バッドランド、もすぐそこで!

小さな集落を通り越して横から見ると、こんな位置に村落があるのですね!

ウィキによると、そもそもは最初の説明通りに5世紀にゴート族が、この周囲を谷に
囲まれた懸崖の地に城を造り、それが元々のトゥルシの町の始まりなのだそう。
で、850年からこの地にサラセン人が入り込み、アラブ風の建物や言葉の訛りを
今にも残しているのだそうで、その後890年にビザンティン勢が入ってきた後も、
この高所の土地は19世紀の半ば迄、住民達の住居の中心で大きくなり続け、
伝統を保ち、文化推進の重要な地だったのだそう!! この高い位置にねぇ!!
今にも残しているのだそうで、その後890年にビザンティン勢が入ってきた後も、
この高所の土地は19世紀の半ば迄、住民達の住居の中心で大きくなり続け、
伝統を保ち、文化推進の重要な地だったのだそう!! この高い位置にねぇ!!
下りながらも、まだまだ廃墟の家が続きますが、でもちゃんと街灯はあるのですね。
なので、これより上の家々にもちゃんと住む人々はこの道を通っている訳で!


なので、本当に上の古い家はともかく、下に下って来ての廃墟の家は19世紀以降に
住む人が無くなった、という事なのかも、ですね。
住む人が無くなった、という事なのかも、ですね。
かなり下って来て見える下の家並。

そして、かなり長い要塞風の壁。 これは16世紀にこの一帯を領有していたジェノヴァの
ドーリア家が造ったものだそう。

ずっと上の方でガイドさんとはぐれた時、道を教えてくれたシニョーラが、犬が2匹いる、と
教えてくれていた犬が確かに2匹いて、ははは、笑いましたぁ!

この辺りで雨がやっと上がり、カメラも一眼に持ち替え、谷のカランキの様子を。

上の城壁要塞と村落がこんな風に見える、谷底の様子! これは難攻不落よねぇ!

上でも見た遠くの教会も、こんな谷の向こうに見え、

谷底を覗きこむ、仲間たち。 この道は下り坂が正解、上りたくはありません!!

上から屋根だけ大きく見えた教会も、この距離に縮まり、

段々道も、道らしくなって来て、ははは。

坂道の途中で待っていた仲間たち。

この上の村落は、確かに現在はちょっとしたレクリエーションの場所となっているそうで、
パノラマをどうぞ、のベンチもあり。
パノラマをどうぞ、のベンチもあり。

谷のカランキ。 トスカーナ地方で見るカランキは、もっとグレイに近い色が多いように
思いますが、この地のは、ガイドさんが言われたように、黄色っぽい、ですね。

ほらね、教会の屋根もこの高さに。 でもまだまだ下るのですよねぇ!

晴れて陽が射して来て、

これも古い村落の門。 でもがっしりとして、大きいでしょう?!


古い大きな建物の横を通る時、上からボンジョルノ!と声をかけてくれたシニョーレ。
許可を得て撮りましたが、洗濯物を見ると男物ばかりですねぇ、ひとり者かや、はは。

何で撮ったかと言いますとね、この大きな建物は由緒ありげで、それもとても古くて、
こんな感じにいささか草臥れた様子も見えたので、何となしに、ね。

下の新しい町に降りて来て、待ち合わせのバールに行き、とにかくパニーノしかないので、
それも46人分のパンを買っておくようにと、前日夜ガイドさんが電話して置くという事で、
サラダとチーズを挟んだパニーノとビールを一杯のお昼ご飯を食べ、
バールからプレゼントのミカン一つ。 まだこんなに青かったですが、甘かったぁ!

という、アドベンチャー・ワールド参加、古い500年代からの村落下り、でした。
ガイドさんが盛んに、面白かったか? と聞いていましたが、
ええ、済んでみると面白かったですね、ははは。 靴の中までグチョグチョになりつつ、
でもとても珍しいものを見る事も出来、経験もし、それに下り坂でしたしね、
あれが上りだったら、イヤでしたけどね。
ええ、済んでみると面白かったですね、ははは。 靴の中までグチョグチョになりつつ、
でもとても珍しいものを見る事も出来、経験もし、それに下り坂でしたしね、
あれが上りだったら、イヤでしたけどね。
それにしても、あの上に住んでいる人々がいるのは、偉いなぁ!の一言です。
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