・ 仕上げの3点 と、 個展のお知らせ、 新しい色鉛筆!


仕上げにしました3点を見てやって下さい。

芽生え 葡萄    0号 19x14,5㎝

1-DSC08828_GF.jpg

作品の仕上げとするのに次々と取り掛かりつつ、
当然ながら置いてある作品にもやはり目が行きますが、
この葡萄の小品には、えっ、こんなに背景が暗かった?!と驚き、
とにかくもっと明るくしたく、どうやって消そうか、と最初は消しゴムで。

所が塗り込みがしっかりなので、とても消しゴムでは消せず、
ならばと、もう一度紙の裏から刷毛で水を塗り、
パネルに貼り付けました。

で、乾くのを待って、水を含ませた筆で徐々に背景を洗い落とし、
それでもかなり濃い緑色が残りましたが、
徐々に色味を見ながら背景を詰めました。

と同時に、背景が明るくなると、右側の枝の色も気になり、
新芽の描き込みもしっかりと手を入れ、

とにかく明るい背景色に負けない様に、と頑張り、
何とかOKかな、という所でお終いにし、写真を撮りました。


ですが、その翌朝見て、また背景の色が気になり、へへ、
枝の右側、そして芽生えの葉の周囲を、殆ど見えないほどに、
でも感覚的に分かるくらいに、ははは、薄紫でぼかしを。

つまり、これで葉の周囲がも少し明るく感じるかな、という仕上げを、
shinkaiの気分の仕上げかも知れませんが、ははは、
で、最後としました。




トスカーナの白い道  ヴァル・ダッソ  3号P

2-DSC08822_GF.jpg

写真が少し暗めに写っていますが、

全体にシラミ潰しをしながら、色を補い、明るい光が感じる様にと
手を入れました。


色の塗り込みをしっかりする事により、それだけで絵の密度が深くなる、
コクを感じる、という事も今回の仕上げ全般で改めて強く感じ、
その仕事をし直した、という様子でした。




壁の聖母子像  アーゾロ  3号P

3-DSC08830_GF.jpg

全体のシラミ潰しを徹底的にし、それから見えてくる色、形をもう一度確認、
描き込んだ、という仕上げでした。

壁、窓の鎧戸などなど、シラミ潰しをしてしっとりと見えてくると、
逆に描き込みの不足も見えてくるので、全体を詰め、
それから聖母子像が弱く見えぬよう、締め、お終いとしました。


今回の様に、展覧会前に最後の仕上げでこんなに仕事をしたのは、
多分最近では余りなく、
逆にとても勉強になった、というか、新しく見えた事に嬉しく、
それに励まされ、せっせと励んだのでした。

これは上に書きましたように、シラミ潰しを徹底的にすることで
新しく見えてくる形、色があり、描き込みの不足も良く分かる、
という、
今後の仕事の重点を新しく肝に銘じた、という感じでした。

と、また新しい自分の発見に喜んでいるshinkaiです!



という所で23日の金曜に、あと2点、手持ちで持ち込むつもりの
「たんぽぽ」と、「ベリー公の2月のカレンダー」を残して荷造りし、
日本の額屋さん向けに送り出しました。 やれやれ!

無事にちゃんと届いてくれる事を祈るのみです!

何せ、暮から年明けにかけて、日本からの荷物やクリスマスカードが
50日から60日もかかったので!
とにかくイタリアから早く飛び立ってくれる事をのみ。
無事に日本の空港に着けば大丈夫! と知っておりますので、ははは。



◆ 個展のお知らせ ◆

3月19日から25日まで、東京八重洲地下街のギャラリー八重洲にて
個展を開かせて頂きます。
新しく描きためた20枚ほどを含め、約40点ほどの展示となります。

4-東京展DM_2.jpg

5-東京展DM_1.jpg

私にとりましては初の東京での個展であり、また殆ど友人も知り合いも
いない東京ですので、いささか緊張しております。

お知り合いの方にもお知らせ頂けましたら、嬉しい事!
どうぞご高覧よろしくお願い申し上げます。


DMを送って欲しい方、またお知り合いの方に、という方ございましたら、
コメント欄の「非公開」にクリックを入れ、
ご住所、お名前をお知らせくださいます様、お願い致します。



*****

今日の第2部  新しい色鉛筆!

というタイトルを見ただけで、えぇ~、また買ったのぉ?!
という声があちこちから聞こえそうな気がしますが、ははは、
まぁ、いきさつを聞いてやっておくんなまし。

絵の仕上げを済まし、フィキサティフをかけていて出が悪くなったので、
これは明朝一番に買いに行って、それから荷造りを、という事になり、

はい、翌朝8時15分から出かけ、最初に大きな店の方に行くと、
無い! 店が閉まっていて、中もがらんどう! 店仕舞い。
あちゃぁ、ともう一軒の店に行き、フィキサティフを購入。

ついでに鉛筆の形になった消しゴムや、短い鉛筆の補助、消しゴムで
出来たキャップなども購入し、お金を払い出口の方に。

で、そこのガラスケースに色鉛筆があるのを何となしに見て、
うん? 水彩色鉛筆と書いてある、どこのメーカーだ? となって、
先程のシニョーラに、これ見せて貰えます?
何せ、ガラスケースには鍵が掛かっていますし、少し高い位置なので。

下ろしてくれたところで、値段を聞くと69エウロ?! うん、安いじゃん。
ちょっと試し書きをして良いですか?

余り良い顔では無かったですが、それ位は軽くクリアして、ははは、
書きごたえの感触も余り柔らかくなく、ちょうど良さそうなのを確認!

6-DSC08834_GF.jpg



店員のシニョーラは、これは脈がありそうとみて、
これは72色だけど、別に36色も24色もありますよ、と出して来ますが、
色鉛筆を使って描いているので、500本以上の色を持っている、というと、
もうすっかり感心して下さり、きゃはは、

そんなこんなを話す内に、値段の69エウロと、色の72色がごっちゃになり、
62エウロと言い出したもので、ははは、
大人しい日本人shinkaiは少しも逆らわず、
レジで62エウロと打ち込むのに、にっこりとグラーツィエ!! ははは。

上の写真は、かくかくという次第の戦利品ですが、はは、




店ではどこのメーカーか分からず、ケースの裏にチェコ製品とあるので、
それで安いのか、と思ったのでしたが、

家に帰って落ち着いてみると、表にもしっかり KOH-I-NOOR という
オーストリアのメーカーの名があり、
というのも、これは少しお高めでしたが、考えて見れば当たり前で、
持っていますが、同メーカーがチェコで作っている製品なのだと判明。


内部を開くとこんな様子で、なかなか良い感じ!
実際色の調子もなかなか気に入る感じで、描き心地も試したように
なかなかOKで、喜んでいます。

7-DSC08835_GF.jpg

先回買ったLYRAの色鉛筆が、どうも色の乗りがイマイチで、
使いにくいのもあって些か悔しい思いをしていたので、
ついつい、新しく見た色鉛筆を買ってしまったのですが、良かった!
これでまた励みが付いて、しっかりお絵描きが出来る、というもの、へへ。


あれこれのメーカーの製品を使ってみて、一番気に入って使えるのは、
私にはまず一番がカランダッシェ、そしてステッドラー、
ファーバーカステルでしょうか。

メーカーごとの色別の細やかさ、固さ柔らかさの違いもあり、
使っている内にお気に入りのメーカー、個別色も出来て来て面白いですが、

でも本当にそろそろ、色鉛筆の買い漁りは控えようと、・・ほんまだす!



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この記事へのコメント

  • 小父さん

    【芽生え 葡萄】
    背景の色合いがとても素敵に思えます。
    >その翌朝見て、また背景の色が気になり、へへ、
    う~ん、なるほどですね~。
    どこまでも物足りなさが見つかるんでしょうね。
    2~3日前に近くの葡萄の枝をじっと見てきたところでした。
    まだ、葉をつけていなかったようです。

    【トスカーナの白い道  ヴァル・ダッソ】
    自転車軍団が走りぬけると砂埃が巻き上がりそうな道と、地平線に山並みが印象的です。
    いやいや、草花に糸杉が道の両側の畑?や丘を引き立たせているように思えます。
    白い道も細かに描かれていますね。

    【壁の聖母子像  アーゾロ】
    最近もイタリアのテレビをよく観ていますが、日本から出掛けた案内人がよくこのような光景の前で立ち止まっていますね。
    >逆に描き込みの不足も見えてくるので、全体を詰め、
    ミクロとマクロの両方の目がいるわけですね。
    聖母子像まわりの壁の色違いといい、窓下のひび割れといい、実に素敵に構図を切り取られておられるように感じます。
    聖母子像の右横の壁の汚れが見事だと思います。
    >新しく見えてくる形、色があり、描き込みの不足も良く分かる、という、
    すべてのことに共通するような気がします。

    前回のレスで「切ると伸ばす」の詳しい説明、誠に有難うございました。
    以前からどういうことなんだろう?といつも通り過ぎて行ってました。

    ああ、個展案内を載せたおかげでアクセスが515とぐんと伸び感謝です。
    このところ私のアクセスは減って行く一方でしたから。

    【第2部】
    >フィキサティフをかけていて→ すっかり感心して下さり→ グラーツィエ!!→ なかなか良い感じ!→ ・・ほんまだす!
    いやー、楽しいいきさつでした。
    でも店も早くから開けているのですね。

    どうも有難うございました。
    2018年02月26日 23:31
  • shinkai

    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    「芽生え」の背景の色についてですが、この絵だけでなく、色を塗り込んで行き、色の層がそれなりに厚くなってくると、その上から塗る色が吸い込まれるというか、塗る色の効果が最初の頃よりも出にくい、という現象が起き始めます。
    いえ、効果はそれなりにあるのですが、じんわりほんわりと、という効果になります。
    なので、欲しい効果、色が出るまで何度か様子を見つつ重ねて行く、という事が必要になるのですね。
    なので、急いで仕上げる、という事も出来なくなり、相手の様子を見ながら、になるのです。
    朝見た時に、もう一度塗った、というのもそういう意味もありました。

    はい、葡萄はまだ芽が出るか出ないか、という時期ですね。
    昨日からこちらイタリアは寒波がやって来て、この辺りで零下5度が続いていて、フィレンツェ、ローマなども雪で!! まだ2,3日この寒さが続くようです。

    はは、そうなんです、トスカーナの地道の「白い道」、懐かしいです! 良いのですよね、地道の雰囲気は。

    「シラミ潰しをして詰めた後、新しく見えてくる色、形」というのは、この度の年明け以降の詰めの作業で新しく改めて実感して得た気持ちで、これを自分の言葉で分かった、というのが、とても嬉しかったのでした。

    はは、切ると伸ばす、などは私などいつもの事で特別に考えもせずに使っているので、そういうのも指摘して頂けると、ああ、そうか、と有難い事です!

    いえ、小父さん、アクセスはこちらも頂いていますし、私のコメントに大変丁寧でご親切なお返事を頂き、有り難かったです。 こちらこそ今後ともよろしくお願い致します。

    ははは、色鉛筆の件は楽しんで下さって良かったです、面白くて私自身も楽しんだので。
    はい、こちらの店は大体8時半から開けますし、郵便局は8時20分からなんですよ。

    有難うございました!

    2018年02月27日 04:52
  • ゆんぴょ

    お~、最後の仕上げを終えられ、日本に送り出されたのですね!
    早めに発送しないと心配ですものね~(クリスマスシーズンのようなことはないと思いますが)
    間際まで手を入れられて、作品も引き締まったことでしょう!
    だんだん見えてくるものがあるのですね。どんどん進化なさっていて素晴らしいです。
    新しい色鉛筆にも出会え・・・あはは! そのやりとりに笑っちゃいました~。ナイスです!
    画材も相性がありますよねぇ。しっかりshinkaiさんのパートナーになってくれそうな色鉛筆で良かったです。
    2018年02月28日 03:09
  • shinkai

    ★ゆんぴょさん、こちらにも有難うございます!

    はい、先週の金曜にやっと発送が出来ました。 でもね、月曜のお昼に郵便局から呼び出しがかかって、ミラノの税関でもう一つ書類がいるという事で、やっとそれもファックスで送ってくれて、大丈夫イタリアを発ったかな? という所なのです。

    はい、今回はまたもう一つの新しい発見というか、自分の言葉で納得できる感覚が捕まえられた気がしているので、それが嬉しかったです。

    色鉛筆の話は可笑しいでしょう? 自分でも内心ニヤニヤだったのでした、ははは。
    でもね、やはり、試し書きできる、というのは大事だと思ったですよ。 それと実物の色を見れる、というのもね。
    もうすでに次々と使い始めています。


    そうそう、新しいサイトの方、始められましたか?
    アドレスをお知らせくださいね。 リンク先を変えますので。

    2018年02月28日 16:39