マントヴァの朝の風景、描き始めていますので見てやって下さい。
朝のマントヴァ 5P

マントヴァの町にはイタリア旅行で初めて行った以前から憧れており、
これは当時塩野七生さんのルネッサンス物が流行っていた影響が勿論大きく、
自分の目でちゃんと見て好きになったのではないですが、
今もやはりこの町の底深い大きさ凄さは、底知れないものがあると思います。
イタリア病に取りつかれ、あちこちなんでも漁っていた時、ははは、
旅行社のガイドブックにあったマントヴァのこの位置からの写真、
夕暮れの空の写真でしたが、なんと美しい、どの位置からだとこう見える?!と
ずっとその記憶が残っておりました。
そして何年か前に自分で運転して出かけた時、北のヴェローナ方面から近づき、
ミンチョ河越しにこう見えると知り、がその時はお昼近く逆光になっていたので、
次の時には朝早めに出かけ、このモチーフを得たのでした。
が、描きたいと思いながらも、自分の腕が上がってくるのを待ち、
臥薪嘗胆、きゃはは、
今回漸くに取り掛かったという所です。
薄いグレイの紙を貼ったパネルに描き出しているので、
少し色が沈み加減ですが、古い重い町には良いのかも、と思い、
とにかく細かいので、急がずにじっくりと描き込んで行こうと思っています。
*****
今日の第2部 メラーノ・南ティロルへの道 その1
先日出かけてきた南ティロル、メラーノへの道中に大変美しい風景、
快晴の美しい朝だったのですが、
狭い谷間を通る際の風景の変化、雲の流れなどがとても美しかったので、
メラーノまでの道のりの写真を2回に分け、ご覧いただきますね。
朝6時に出発し、まだ7時前だったか、ヴェネトの平野。
最初の2枚ほどシャッター・スピードが遅く、少しぶれて、ご容赦を。

アーゾロの山上の要塞も良く見えましたが、
今年の夏頃まで緊急修復中で閉まっていると。

地図をどうぞ。
右下のコネリアーノ・Coneglianoを出発し、トレント・Trentoまでは
ヴァルスガーナ・Valsuganaの狭い谷道で、
両脇から山が迫る細い谷底の道を行きます。

山が高く、道の右脇の村々は暗い影の中に沈み、
一方左側は山越の陽が届き明るく輝き、その差が一層くっきり見える道で、
こんな感じ。


一瞬、山の間、谷の間に雲が湧く場所も通り、
トレントの近くと思いますが、北国に向かう時はいつもここで一旦停車、
トイレとカフェ休憩するサーヴィス・ステーション。
何度も止まっているのに、未だに名も場所も知らないまま! ははは。
そこで面白い雲の形を。
右の山腹に古城があり、それに平地から届くように伸びる雲!
山腹の古城。 これも名前知らず・・。
そして西に見える鋭い山、山頂。



トレントの近くと思いますが、北国に向かう時はいつもここで一旦停車、
トイレとカフェ休憩するサーヴィス・ステーション。
何度も止まっているのに、未だに名も場所も知らないまま! ははは。
そこで面白い雲の形を。
右の山腹に古城があり、それに平地から届くように伸びる雲!

山腹の古城。 これも名前知らず・・。

そして西に見える鋭い山、山頂。


見て思わず笑った、空の混線ぶり! ははは。
次回にまた続きをご覧頂きますね。
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ただ今本家ブログには、

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この記事へのコメント
小父さん
いいですね~。
昨晩も写真教室でしたが、どうもこんな構図が撮れません。
前の水面の広さ、うわっ!今気が付くきました。
水面に建物が揺らいでいるではありませんか!
水の色が何とも素敵です。
さざ波も!
マントヴァの位置も確認しましたが、イタリアって何で
どこもここも絵ハガキみたいなんでしょう!?
先日テレビを観ていたらナポレオン3世だったが、パリの大改造のために乱暴に建物を壊していったとか。
>今もやはりこの町の底深い大きさ凄さは、底知れないものがあると思います。
gogleで検索を入れるだけでも、右にマントヴァとサッビオネータの絶景・・・
なんて出てきますね。
>ミンチョ河越しにこう見えるんだと知り、ただその時はお昼近く逆光になっていたので、次の時には朝早めに出かけ、このモチーフを得たのでした。
なるほど、そんな風に汗しないといけないわけですね。
臥薪嘗胆 出たー!
よくイタリア語圏で暮らしておられてそのような格調高い言葉が出てきますね。
いやいや、ここま描かれるのにも時間がかかっていると想像しますのに
いかに自分の記念写真的パチリが手をかけていないかを痛感します。
さて、建造物や緑がどのように変化していくのか楽しみです。
すみません、コメントを中断します。
小父さん
空気がとっても美味しそうですね。
1枚目の写真で田んぼに横に伸びている影は何でしょう。
右側が東なんですか?
>アーゾロの山上の要塞も良く見えましたが
何ともいいですね。
おもちゃの兵隊でも繰り出しそうな!(笑)
朝陽が昇るとともに山肌を移動する影がいいです。
高山ならではでしょう。
うわっ、この山と山の谷間をたくさんのヨーロッパ人が通り抜けてイタリアにやってきたんですね。
>右の山腹に古城があり、それに平地から届くように伸びる雲!
この場所は標高3000mに近くありませんか?
こんな光景は下界では見られません(笑)
>山腹の古城。 これも名前知らず・・。
まわりに何もないのがいいですね。
どうやってこんな場所に資機材を運んだんでしょう?
>そして西に見える鋭い山、山頂。
マッターホルンの弟分みたいです(笑)
>見て思わず笑った、空の混線ぶり! ははは。
空中戦ですね!
すべて飛行機雲でしょうか?
1部も合わせて有難うございました。
shinkai
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
絵はまだまだ下描きをした所ですので、あまり褒めて頂くと、へへへ、お返事に困りますです。
有難うございます。 崩れないよう頑張ります。
臥薪嘗胆、ははは、格調高いですか?!
いや、そうではなく、昔習ったのがいまだに残っている浦島タロコでして、ははは、
新しい言葉が入って来ていない、という事なので~す。
はい、右が東になって、田んぼの端の木の並びの影ですね。
そうですね、まさにこの道筋はローマ期からの北の国を結ぶ街道筋だったので、
谷を挟んであっちこっちに要塞城が幾つも散らばっています。
いえ、そんなに高い位置ではないです。 なのであの低く伸びる雲の形が珍しいと思ったのですが、
あの雲はずっと谷の奥、道筋をず~っと繋がって流れていたのでした。
この辺りではあの尖った山がまだ目を引いたのですが、あの後行った南ティロルではもっともっとすごい連山がまだ白い雪をたくさん残して聳えておりました。
はい、飛行機雲でしたが、あれだけあっちこっちと重なるというのは、なんとも凄い飛び方をするものですねぇ!
こちらこそ、2度も有難うございました。