新しく描き始めている葡萄、様子を見てやってください。
葡萄 15x9cm

この春だったか、新しい出来合いの額を買ったのでしたが、
そのひとつに鶯色の、わざと剥げ欠けや傷をつけたような額があり、
気に入っていて、
これには葡萄を描こうと思っていたのですが、
漸くに描き始めました。
これには葡萄を描こうと思っていたのですが、
漸くに描き始めました。
11月下旬の個展に送り出すため、小品はこちらで額をつけ、
郵便で送る日を逆算し、間に合わないという事が無い様
余裕を見て送ろうと考えていたので、
少々気持ちに焦りが出来かけていたのでしたが、
考えてみれば、少し大きなのは手持ちで自分が運ぶわけで、
小品の額のみ先に送って、その作品も手持ちでも良いのだと思い直し、
後で気にかからぬよう、しっかり描こう!と改めて気を引き締め・・。
絵が小さいので、画面上でも小さめでご覧頂いてますが、
実際の色はもっと明るく、これから細部の描きこみです。
近くの畑で見るワイン用は、粒も大小様々、色も様々ですが、
全体としてみるととても良い色をしていて、
何よりもどっしりと、如何にも「大地と太陽の恵み」を感じます。
が、これはスーパーで買った食用の葡萄ですので、
粒の大きさも揃い、色も同じような粒。
小さい作品ですので、ほんの端っこの部分をもぎましたが、
畑のプロセッコの房も、いつか描いてみたいもの。
*****
今日の第2部 オリアーノ村 傾斜地の畑と坂道
続けてご覧頂いている8月末の風景ですが、
今日は隣村オリアーノ・Oglianoの、傾斜地に広がる葡萄畑と坂道。
少し靄って暑い朝で、逆光になるこの位置からだと色が出ず
残念ですが、ここの広がりと畝の流れが大好きなのですね。



丘の上に見えるのはオリアーノ村の教会で、
我が家から見る方角の裏側に当り、
教会の下辺りにもこもこと見えるのは、オリーヴ畑。
質の良いオリーヴ油が採れると聞きました。

この葡萄畑の脇道は、オリアーノ村の教会近くから来る道で、
どちらから通っても急傾斜で下って上っての道!!
今トラクターが来る辺りが一番の谷底で、これからウンウンと・・!

という所に、背後から自転車の一団、これから下りますが、
ほら、もう一人がカメラを見てにっこりしているでしょう?!

あっという間に坂道を下り、いま谷底!

後ろで生垣の隙間から吠えるムク犬君。
傾斜地の彼の家前に慎重に車を止めたshinkaiが気に入らぬ様子。
分かったよぉ、いま行くけん!
この記事へのコメント
小父さん
こんばんは
美味しそうでとても可愛いです。
こんな色したものマスカットで呼んでいましたが、この粒は色は変わるんですか?
は~っ、ワイン用なんですか。
昔テレビドラマで『ふぞろいの林檎たち』のがありましたが、
粒がふぞろいなのがいいですね。
先に額があって、その中に葡萄が選ばれているとは面白いです。
『ふぞろいの葡萄たち』に会えるのが楽しみです!
【第2部】
>ここの広がりと畝の流れが大好きなのですね。
ひゃー、なんとも素敵な光景です。
畝がよく揃っているものですね。
教会の鐘楼が実に絵になりますね。
>これからウンウンと・・!
うまい言いまわしですね(笑)
>ほら、もう一人がカメラを見てにっこりしているでしょう?!
いいな~。
こんな人日本に居ないかな~?
カメラを向けただけなんですか、声を掛けたんですか?(笑)
>坂道を下り、いま谷底!
これからウンウン登るのか、坂を下りて来た反動で上がるのか?
>分かったよぉ、いま行くけん!
あれ、そんなこともあるんですか?(笑)
有難うございました。
shinkai
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
可愛いですか? はい、それを狙いました、はは、有難うございます!
あ、いえ、日本のマスカットはもっと粒が大きく揃ってきれいですが、こちらのはなんという名か見ませんでしたが、あんなに大きくは無いのです。
普通の緑色の葡萄で、同じ箱の中にあったのには、もう少し熟れた色のもありました。
いえ、これは食用の葡萄、こちらではテーブル用と言いますが、これはご覧のようにあまり不揃いではないですね。
ワイン用のが食用に売られることは無く、結構美味しいですが、そちらは粒が不揃いです。
はい、葡萄畑の畝はきちっと計って作り、苗木を植える幅も計っていますね。
なので平地で見える畑はとても幾何学的にも美しいですよ。
ははは、いえいえ、声をかけてはいません、カメラを向けただけです。
イタリア人は自分が写されるのが好きみたいで、カメラを持っているのを見ると「写して!」とポーズを取ってくれる人も結構いますよ。
あの坂は本当にきつくて長いので、反動で少々上がっても、それからが!ですね、ははは。
はい、あの家のワン君はいつでも誰にでも吠えまくりです、ははは。
有難うございました!