・ ティツィアーノの生家と、 色鉛筆あれこれ 


  ティツィアーノの生家を頑張りましたので、
  見てやって下さい。

  ティツィアーノの生家  ピエーヴェ・ディ・カドーレ

+DSC05016_GF.jpg
   
  先回見て頂いた時は、まだ床の石も描き込んでおりませんでしたが、
  それでも囲炉裏周囲の壁などはかなり描いたつもり(!)でした。

  ですが、自分ではとても不満で、というのも
  描いた割には自分が描きたいものが見えてこない、
  ひょっとして、単に描いただけ、で終わってしまうのではないか、と
  心配だったのです。


  それで今回は、まず床の石を描く事から始め、
  床の部分が出来かけた所で、以前より暗くなりますし、
  少し良くなってきた気配を感じ、よし、頑張るべぇと。

  一番右端に見えていた壁を切り、
  これで奥の壁との繋がりが出来やすくなり、
  とにかく暗い所は徹底的に暗くと、黒の一番黒い色鉛筆を探し、

  はい、同じ黒色でも、メーカーによって黒の色の濃さ、色味が違い、
  これは勿論白も同じで、色味、硬さからその時必要な色を選びます。

  その黒をゴシゴシと塗りこみ、
  まるで黒檀のテーブルの様に、紙が光るほどに塗りこみ、

  そうして一番暗い色がある事で、他の部分ももっと暗く描けるようになり、

  逆に窓はグワッシュの白で明るく、
  床の石や囲炉裏の周囲などの、磨り減って逆光に光る部分は明るく、


  自分があのティツィアーノの生家の台所、居間に入った時に感じた、
  逆光の美しさ、その中に光る石の床、
  静かな青い空気が描けるかと思ったのでした。

  で、窓枠や周囲の壁、座席の下、床の石にも、ブルーを入れ、

  何とか見えてきたかな、という所。


  そうそう、手前左の壁には、見えないほどに小さな掛け戸棚を
  描きいれました。

  まだ右の壁上の金属のお皿、手前の部屋の天井の梁などなど、
  細かい部分の描きこみがまだ残っていますが、

  どんなでしょうか?



 *****

  今日の第2部  色鉛筆あれこれ

  実は、へへへ、8月の夏休み中に色鉛筆を買いました。

  というのも、一度この一帯に大嵐が来て、
  一日の内に2度も長時間の停電となり、PCも使えず、
  暗すぎて絵も描けない、という半日があり、
  持っているカランダッシェの色鉛筆の色ナンバーを書き出し、
  整理したのでした。

  そうなると、電気が再び回復し、する事は1つ!
  オンライン・ショップのサイトの色番号とあわせ、
  不足を注文し、22本だったかな、
  ついでに何か掘り出し物は無いかと、ははは。

  それで見つけたのが、ダーレル・ロウニー・DALER ROWNEY
  イギリスのメーカーの水彩色鉛筆36色。

DSC05020_GF.jpg     

  柔らかい芯だと、上に色を重ねた時にねちゃつきますし、
  少し芯が硬めの色が欲しかったのですが、

  昔水彩の小さなロウニーのセットが、めちゃくちゃ高くて
  手が出なかったことも思い出し、それの敵討ちもあり、ははは、
  イギリス製の色であれば、渋めでOKだろうし、
  とても柔らかい、という感じでも無さそう、と注文しました。
  36色で、幾らだったっけ、そう高くなく56エウロ位だったかと。

       
  丸軸で、木は余り材質が良くなく、少し削りにくいですが、
  色はやはり渋めで、描き味はカサカサという感じですが、
  硬くもなく、結構しっかり色が乗ります。

  使い込む内に、あの色、というのが自分で分かってきますが、
  まだまだそこまで行かず、
  最初に写真を撮るのを忘れて、色分けの瓶に既に分けていたので、
  改めて並べてみると、そう使っておりません。

  これで全部で持ち色は560色位かな、
  これ以上は自分で色分けの認識が出来ないだろうと思いますし、

  それに今色鉛筆をしっかり使い始めて3年目ですが、
  使い込んでちびて、新しく買い直したのはまだ6~7本ですので、
  到底全部の色を使い切るまでは生きておりそうもなく、ははは、
       
  はい、これで色鉛筆漁りは打ち止めに致します!


DSC05022_GF.jpg     

  という事で、現在の机の上の色鉛筆は、こんな感じで~す

  あ、色鉛筆のケースの横は、ついでに新しく買った
  ウィンザー・アンド・ニュートンの茶系のインキです。


  
 *****

  ただ今本家ブログには、テアトロ・ロマーノ ・ ヴォルテッラ
  をアップしております。   
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この記事へのコメント

  • 小父さん

    Unknown
    こんばんは

    制作のはじまりを拝見した時はメアリースコットランド女王の軟禁された部屋のイメージなんて書きましたが
    全く雰囲気が変わった気がします!

    窓から入る明かりに、手前の茶系統の壁の色、それに
    光った床が何ともいいです。

    右の入り口の上に並んだ丸いもの三つは何なんでしょう?

    >とにかく暗い所は徹底的に暗くと、黒の一番黒い色鉛筆を探し、

    ほ~っ、そのようなことでしたか!

    正に明と暗が同居しているわけですね。

    >これは勿論白も同じで、色味、硬さからその時必要な色を選びます。

    面白いです。

    >で、窓枠や周囲の壁、座席の下、床の石にも、ブルーを入れ、

    そのような隠し味(笑)が入っていようとは知りませんでした。

    小さな掛け戸棚を今確認しました。

    右の壁上は金属のお皿なんですか!
    飾りですよね!?

    あらためて全体を拝見しています。
    とても素晴らしいと思いますよ!

    【第2部】

    水彩色鉛筆がこれほど絵画の世界で活躍していようとは物凄いグラデュエーションですね。

    560色位ですか!
    隣どおしの色の差は私なら全く判別がつかない気がします。

    鉛筆は何で削るんですか?と聞こうと思ったら右下に
    削りカスみたいなものが見えていますね。
    鉛筆削りナイフかコガタナみたいなもので削るんですか。
    私なんか何十年か電動鉛筆削りしかやったことはありません。
    たぶんナイフではもう削れないでしょう。

    すみません、途中何度もこっくりこっくりしてましたので支離滅裂かもしれません。

    有難うございました。
    2016年09月17日 20:37
  • shinkai

    Unknown
    ★小父さん、こんにちは! 遡ってのコメント、はは、有難うございます!

    はい、雰囲気がかなり変わったと思います。
    床の石を少ししっかりさせただけで、かなり変わりましたから、まったく絵は魔物です!

    黒はいつもはあまり使わないのですが、今回はゴシゴシ塗りこむ感じで使ったです。

    あの壁の上の金属のお皿は、今はああやって飾りみたいになっているんですけど、
    当時はやはり使っていたのではないかと思います。
    陶器だと割れるでしょう? なので古い時代の田舎の家では使っていたのではないかと思うのです。
    それとか、木のお皿なんかを日常用にしていたと思います。

    有難うございます! あともうちょっと細部の詰めと、囲炉裏の奥の壁がまだ不満です。
    頑張ります。


    色は各メーカーにより、また同じメーカーでも番手が違うと色が違うのと、柔らかさが違うので、欲しくなるのですよね、ある一定の数まで。
    今やっとちょっと落ち着いたところです、ははは。

    電動鉛筆削り?! わぁお、使った事が無いです。
    小学校の時教室にあったのは、手でぐるぐる回すやつでしたよ。

    でも小さい時から、鉛筆は自分でナイフで削るのが好きでした。 
    綺麗に揃えて削るのが結構得意で、それで今もカッター・ナイフで、その時の使い方によって芯を尖らしたりあれこれやっています。

    わぉ、お疲れの所、本当に有難うございました!
    2016年09月18日 00:33

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