
これを書いている今日2月14日は、ヴァレンタイン・デイ。
こちらイタリアでは愛の日、愛する2人の日で、
決して女性から男性へのチョコレートの日ではないのですが、はい、
ちょうどこの日に、生憎とブログ更新がぶつかりましたので、ははは、
いつもご訪問いただいている皆様に、大和撫子の端くれとして、
心をこめての義理チョコを贈りま~す!!
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仕上げにしたいと思っている2枚、描き込みましたので
見てやって下さい。
夏の夜 ヴェネツィア・アルセナーレ付近

先回の後描き進めたのは、空の色の斑つぶしと、
家の屋根と壁、道の暗さ、そして水に映る光の反射を強く。
街灯などもほんの少し大きめに、岸のボートの明かりと、
ヴァポレットの明かりも、描き入れました。
はいえ、こうして見ると空の色斑がまだ分りますので、
もう一度手を入れるつもりですが、
大体こんな感じで、仕上げにしても良いでしょうかぁ?
納屋の窓・ドロミーティの山の家

写真は、ちょっと壁の茶色などが濃い目に出ていまして・・。
先回平板になっていた花の部分を描きこみ、
周囲の陰、とりわけ花の下部分も濃くしました。
まだまだ花の色の発色が、白以外は上手く行かず、
葉っぱの色も以前よりは濃いものの、まだ余り変化が出ずで、
ちょっと気になる部分があちこちなのですが、
少し草臥れ、
これで少し寝かせようと思っています。
新しく6号の下描きも始めていますので、
気分を変えて、次回に見て頂きますね。
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今日の第2部は、 野生のクリスマス・ローズ。
葡萄畑の脇とか、林の奥に入って行くと、
見かけるのが野生のクリスマス・ローズ。
花の丈も低く、大きくてもせいぜい20cmほどにしかならず、
花の色も緑色だけ。
ただ葉っぱの色は銅色に近いのとか、花弁も丸め、尖がり気味
という違いはあります。
先日雨の間の快晴の日、撮りに出かけたのを見てやって下さい。




これは月桂樹・ローリエの若芽、林の奥で。

かっては勝者の冠にも使われた木の枝、葉ですが、今も時に見かけます、
こちらでは庭に植えられたりしているので、
車の埃のかからない場所のを見つけると、何枚か失敬し、
洗ってさっと干し、野菜スープや煮込みに使います。
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ただ今本家ブログには、
この記事へのコメント
小父さん
タイトルは合っていますでしょうか?(汗)
やっと、ネットチョコに遭遇しました!
>夏の夜 ヴェネツィア・アルセナーレ付近
運河に映った街灯の灯りが何とも涼し気です。
shinkaiさんならではのヴェネツィアの風景ですよね。
橋の向こうは海なんでしょうか!?
空と水面の境目があるようなないような・・・。
この日は闇夜なんでしょうか、それがまた手前の河面を引き立たせているような気がします。
橋の上は人影か、それとも遠くの船の煙突でしょうか?
ありゃ、人はいないと思っていたら二人づれが二組と犬の散歩しているひとも見つけました(笑)
ということは深夜ではないんですね!
橋の上もアベックが二組なんでしょう。
観光客がうじゃうじゃしていなくてこんなひとときの方が少ないのではないですか?
とても素敵です。
>空の色斑がまだ分りますので
こう書かれていなかったら気がつきません!(笑)
>納屋の窓・ドロミーティの山の家
壁の板に艶が出た気がします。
窓の古い庇もいいですね~。
赤、白、ピンクの花と緑の葉や茎が華やかになってはいませんか?
庇や花の影は完璧に思えます!
解説に進みました。
え~っ、
>花の色の発色が、白以外は「上手く行かず」
>葉っぱの色も・・・「まだ余り変化が出ずで」
そうですか~?
手抜きとか適当に流すというのは駄目なんですか?(笑)
出来上がっているとは思いますが、
現在では満足がいかないわけですね。
>第2部
クリスマス・ローズのいろんな表情、とても参考になります。
たくさんの顔を持っているんですね!
月桂樹はこれが元の姿なんですね!
>洗ってさっと干し、野菜スープや煮込みに使います。
スープの中に葉を見つけると視覚だけの満足もありますね。
チョコレートからはじまり有難うございました。
shinkai
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
はぁい、Buon San Valentino! です!
はは、小父さんにチョコレートのプレゼントはたくさんあったろうと思いますが、ネット上でというのは、余り皆さんされないようで、ははは。
そうです、見える橋がサン・マルコから続いている本島の岸辺で、アルセナーレ・造船所はちょっとこちらに入った所にあります。
あの橋、岸の向こうがアドリア海に出て行く海に続きます。
そうですね、9時半過ぎ位かな、晩御飯をあの辺り
まで、焼きイワシがある店に釣られて、ははは、食べに行った帰りでした。
良いといって下さって有難うございます!
色鉛筆で描き込んでいって色が重なってくると発色が鈍くなるのですね。
で、不透明水彩を使ったりして色を起こすのですが、どうもその辺りがまだまだ技術不足でして・・。
う~ん、この位でOKかな、と思う部分とか、時とかあるのですけど、今の所はもうちょっと何とかしないといけないな、と感じていると言う所なんです。
今栽培種の花の色も様々、株も大きなのが出回っていますが、これが野生のクリスマス・ローズなんです。
月桂樹も日本には余りないと思うので、ご紹介したのでした。
こちらこそ、いつも有難うございます!