・ 下描き初め2枚と、アンナリーザの馬 


  新しく描き始めた2枚を見てやって下さい。

  遅春 ドロミーティ・シン湖  34,5x24,5  5P

+DSC03898_GF.jpg   

  何年か前コルティナ・ダンペッツォに行った時、
  既に5月になっていたと思うのですが、
  コルティナから奥のミズリーナ湖に向う途中のシン湖で、
  素晴らしいエメラルド色を見ました。

  勿論夏に行ってもエメラルド色の小さな湖なのですが、
  この時は岸にまだ雪が残っていて、
  尚の事、エメラルド色が美しく見えたのでした。

  長い間、描きたいと思っていたのですが、遂に!

  下描きに時間がかかりましたが、まぁ、しっかり下描きしておけば、
  その分後が楽、というのは経験から分っているので、文句なし、はは、
       

  初めての雪景色を楽しんで描きたいと思います!




  黒猫ちゃん  29,5x25,5  

+DSC03903_GF.jpg     

  この黒猫ちゃんは、注文を頂いて描き始めているもので、

  好きな様に描いて下さい、という有難いお言葉を頂いたのですが、
  そうなると逆に、さて、どう描こう、とあれこれ考え、

  まずポーズはこの姿を選びましたが、
  実際はこのポーズの後ろ側は秋の木の枝が何本か見え、
  そして遠くの山だったのですね。
  思い切って金色にして、秋色の葉を描きこもうかとも考えたのですが、
       

  彼女のお家に咲いている四季の花々、
  それらをきさ、季節も関係無しに猫ちゃんを取り囲むように、
  そして猫ちゃんの名前からも、すっきりの青空にしようと決めました。

  こういう感じにします、というのはまだお伝えしておらず、
  この下描きを始めて見て頂くので、
  どうぞ気に入って頂けますよう、願っております!!

    
  水彩で下塗りをし、猫ちゃんと青空には見て頂きやすいように
  色鉛筆でも少し色を入れましたが、

  この後、も少し猫ちゃんのお尻を太らせ、右手前のポピーを
  少し小さくといった作業をしてから、描きこみを始めま~す



 *****

  今日の第2部   アンナリーザの馬!

  いや、付け馬とか、ははは、そういう意味ではなく、
  本当の馬、白い馬のお話です。

  1週間ほど前、元のイタリア語の先生アンナリーザが、
  忙しいスケジュールをやりくりして、朝1時間ほどお喋りに寄り、
  お互いの近況をやり取りしている時、

  私、馬を買ったの!
  えっ、馬?! どんな? 幾らしたの?!
        
  馬というのは高くて、大会に出るほどの馬だと家位の値がする、
  と聞いていましたから驚いて訊ねましたら、
  千エウロ、だったと言うのでなお驚き!

  彼女の実家は乗馬教室をしていて、彼女も講師の資格を持ち、
  障害物競走の馬を乗りこなしているのですが、
  そこに馬を売りに来た業者がいて、その中にいた1頭を買ったのだそう。

  なぜ千エウロ、なのかと言うと、
  なぜか、この白い馬は買い手がないと屠殺場に行く運命だったのだそうで、
  キロ250エウロとかの肉の値段で、千エウロ!!

  ちょっと凄い話でしょう?!
  でもサイトで馬肉の値段として調べましたら、
  同じ様な話、自分の友達みたいな馬を救いたいのだけど、幾ら位する?
  というのが載っていて、も少し高い値段、1500エウロ位と答えていましたので、
  彼女の家の仕事からして、少し安く買えたのでしょうね。


  写真を送って! と送って貰ったのがこれ。
  暗くて、アンナリーザの顔が良く見えませんが、
  でも馬の方もしっかり懐いた感じでしょう?!

IMG-20160107-WA0006_GF.jpg     

  書いてくれた馬の名前はゼウスズ・Zeuszで、15歳。
  馬の名は、年によって頭にくるアルファベットが決まっているので、
  彼と同い年の馬は、皆Zから始まる名前なのですね。
        
  で、こういう障害用の馬は20歳を越えても大丈夫だそうで、
  ちょうど良いのが見つかったと喜んでおりました。

  他の人が乗ったりすると、ちょっと悪さをしそうになるそうですが、
  アンナリーザには大人しいのですって!
  分っているのですねぇ、自分の主人が!!



  こちらはゼウスズと、同じく彼女の犬トト・Totò.
  彼女の犬といっても、ははは、実家にいつも預けっぱなし!のワン君。
  しっかり2人は友達になったみたいで、良い写真でしょう?!
FB_IMG_1448827463263_GF.jpg
     


  馬種も書いてくれていて、リピッツァーノ・lipizzanoと。
  なんだろ、と調べてみて、これまた驚いた事に、
  リピッツァーノ種というのは、
  ウィーンのスペイン式乗馬学校で使われている馬種なんだそう!!

472_GF.jpg     

  元々は皇帝の馬車を引くようにと生まれた馬種なんだそうで、
  軍隊でも使われ、大変に覚えが良いのが認められ、
  ウィーンの乗馬学校で、その才能が完璧に引き出されたのだそう!
  というのも、
  日本語でなんと言うのか、4本の脚全部を空中に浮かせる事が出来る、
  つまりジャンプなどを言うのだろうと思うのですが、
  その部門で有名なのだそう。
cavallo_GF.jpg
     


  そうなのかぁ、アンナリーザがあんなに嬉しそうだったのも
  分る、分る!!と私も嬉しくなった事でした。

  暖かくなったら、写真を撮りに行く!と言ってますので、
  またご覧いただけるかも、です。

       
◆ 個展のお知らせ ◆

  広島の絵の師であり友人の 田谷行平さんが23日から31日まで、
  広島並木通りの ギャラリーたむら にて、個展を開催されます。
27-001_GF_GF.jpg
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  どうぞお出かけご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。



 *****

  ただ今本家ブログには、ルイーザの家で、新年会
  をアップしております。
  http://www.italiashiho.site/

  ご訪問、よろしくどうぞ!
       

     


      

この記事へのコメント

  • abi

    ステキ~♪
    こんにちは、shinkaiさん(=^・^=)
    待ってました!!
    わ~い、いよいよですネ♪
    セレナ、とても可愛いです~^^
    晴れ晴れした青い空、セレナの名前も考慮してくださって、とても嬉しいです。
    shinkaiさんのブルーには惚れこんでおります!
    そして四季折々のお花たちは、『絵画』らしくてステキです!
    どのお花も、秘密の花園を象徴するお花たちで、とても嬉しく思います。
    ササユリも感激です。たくさんの写真の中から見つけてくださったのですね!
    やっぱり、shinkaiさんにお任せして良かったです^^
    これからの描き込み、そして完成がとても楽しみです♪
    一点だけお願いがあるのですが、首輪を、お友達から頂いて、昨年無くしてしまった物のイメージでお願いしたいのです。
    その写真をお送りしますので、何卒よろしくお願いいたします(=^v^=)
    2016年01月16日 11:33
  • shinkai

    Unknown
    ★abiさん、こんにちは! コメント有難うございます。

    ああ、良かったです! どんなのが出てくるのかとabiさんも正直な所ご心配だったでしょうが、ははは、私も安心致しました!
    有難うございます! 写真も無事頂き、はい、首輪も分りましたので色を変えることに致しますね。 大丈夫ですよ、お安い御用です。
    名前は今の通りアルファベットで行きますね。

    お花のあれこれ、ササユリはまず第一番に決め、青空にヒマワリもと思ったのですが、背景のスペースの細長さからはやはり無理で、その代わりにコスモスにし、その下を黄色で埋めたのです。

    そんなこんなで、また後ほどメールを差し上げますが、
    はぁい、なるべく早く仕上がるように頑張りま~す!!

    彼に宜しくぅ!!

    2016年01月16日 16:05
  • 小父さん

    おはようございます
    遅春 ドロミーティ・シン湖

    遅春・・・暦の上では春になったが、暖かい日がやってこないこと。
    格調高いです!
    季語にも使われるんですね。
    はじめて知りました(笑)

    そんなことより、この水面の綺麗なこと!
    いつの日か本家ブログでも拝見したような。

    エメラルド色でしたか。
    こんな湖にはなかなか出くわせません!

    ああ向こう岸は雪でしたか。
    いやー、こんなところに立つと心まで洗われるでしょうね。

    >下描きに時間がかかりましたが

    湖面に映る樹木とその葉は細かな作業でしょうね。

    美の極致みたいに思えます。


    黒猫ちゃん  

    首のかしげ方が何とも可愛いです。

    >そうなると逆に、さて、どう描こう、とあれこれ考え、

    なるほどなるほど

    ああ、abiさんところのセレナさんなんですか!

    宮廷貴族に姫君を描かれるようで、画家さんと依頼主双方の
    気持ちが込められるわけですから、shinkaiさんの筆にプレッシャーもかかるわけでしょうか!?(笑)

    >思い切って金色にして、秋色の葉を描きこもうかとも考えたのですが、

    おっ、なんだかモナ・リザの制作を想い浮かべてしまいました!

    >この後、も少し猫ちゃんのお尻を太らせ、右手前のポピーを少し小さくといった作業をしてから、描きこみを始めま~す。

    こんなお話が聞けるのも楽しいものです。

    第2部

    いやはや、このような写真が撮りたくて三木ホースランドパークに3回も足を運んだんですよ~(泣)

    次回に出掛ける時、このページをしっかり頭に入れて行こうときめました!(笑)
    2016年01月19日 15:51
  • shinkai

    Unknown
    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    遅春、ああ、俳句の季語でもあるのですね、そうなんだ。 単純に頭に浮かんだタイトルですが、そうですか、本来は格調高い言葉でしたね、ははは。

    そうなんですね、なぜかと言うと、幹や葉っぱが写っている他に、小さなさざ波がいっぱい立っていて、それが単に風のそよぎによるのではなく、どうも湧き水でなのではないかと思われて、
    それと夏に見た時はいっぱい魚が見えたのですが、この時の写真では手前に1尾小さいのが見えるのですが、明らかに泳いでいるさざ波だと思われるのもあって、段々大変なのは大変なのですが、追っかけるのが楽しくなり、ははは、
    まぁ描きこむにしたがって到底描けずに消えて行くのですけど、こんなさざ波なんだと自分に納得させる為にも描きこんだのでした。

    そうです、この黒猫ちゃんはabiさんのちのセレナ君です。
    描き始めるともう描きあげるためにせっせと描くのですが、はは、それまでのどう描くかを決めるまでが、そうですね、abiさんのブログを何度もたくさん覗き、あれこれ考えました。
    でもあちらは写真が上手くて、お花もセレナ君のもたくさん良いのがあるので、お陰さまで良いのが選べたと思っています。

    頑張って、どちらも良いのを仕上げたいと思っています!!

    ああ、あの馬の写真はアンナリーザのは、彼女のママが撮ったのだと思いますが、
    下のは明らかに馬場に降りて撮っているプロの写真ですから、小父さん、焦りることはありません!!ははは、ゆっくり参りましょう!
    2016年01月19日 18:50

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