◆ 船出 ヴェネツィア 32.5x24 4F相当
Verso la meta ...


ヴェネツィアには400を越える橋があるといわれますが、
まぁ、余り街外れではない、ゴンドラが往き来する率の多い街中で、
橋の上に立ち、ゴンドラがやって来る方角を見定め、カメラを構え、
自分の足の下から、にゅっとゴンドラの舳先が現れるのを待ちます。
こうして今まで何枚も撮っていても、気に入りの写真はほんの何枚か。
余り乗り込んでいる人数が多いのも気に入りませんし、
こちらを見てにっこりしてくれるのも、ダメ、ははは。
こうして撮った中で、ボクが一人舳先に向こう向きに座り指を指しいるのが、
黒塗りのゴンドラに反射する周囲の色も、水に映る建物の陰も含めて文句無く、
一番のお気にいりでしたが、描くのをためらっておりました、・・なぜか。
橋の上に立ち、ゴンドラがやって来る方角を見定め、カメラを構え、
自分の足の下から、にゅっとゴンドラの舳先が現れるのを待ちます。
こうして今まで何枚も撮っていても、気に入りの写真はほんの何枚か。
余り乗り込んでいる人数が多いのも気に入りませんし、
こちらを見てにっこりしてくれるのも、ダメ、ははは。
こうして撮った中で、ボクが一人舳先に向こう向きに座り指を指しいるのが、
黒塗りのゴンドラに反射する周囲の色も、水に映る建物の陰も含めて文句無く、
一番のお気にいりでしたが、描くのをためらっておりました、・・なぜか。
所がある日ふと、「船出」というタイトルが頭に浮かび、
よし、描こう! と思い切れたのでした。
◆ ヴェネツィア 運河を渡る陽 41.5x27.5 6P
Una lama di luce illuminata l'acqua del rio a Venezia


素晴らしかった! もう一度見れたら!と記憶に残る風景はありますよね、
どなたにも。
私には、ヴェネツィアのこの運河の風景がその一つでした。
この小運河の、この建物の白い入り口、これは小舟やゴンドラの入り口ですが、
ここにちょうど運河の向かい側の建物の隙間からの陽が射し込み、
鮮やかに見えたのを、何年も前に見て記憶に残っていたのが、
なんと、思いがけなくも再会出来たのでした!
季節、時間帯、お天気の良し悪し、様々な条件が重なっての事ですから、
私がわぉ~!と喜んだのもお分かり頂けるかと・・。
となると、頑張って、思いを込めて描くしかありません!
という、裏の私的事情あるこの場面です。
◆ 夏の朝 ヴェネツィア・ムラーノ島 36.7x24.5 5号相当
Mattina d'estate a Murano, Venezia
私には、ヴェネツィアのこの運河の風景がその一つでした。
この小運河の、この建物の白い入り口、これは小舟やゴンドラの入り口ですが、
ここにちょうど運河の向かい側の建物の隙間からの陽が射し込み、
鮮やかに見えたのを、何年も前に見て記憶に残っていたのが、
なんと、思いがけなくも再会出来たのでした!
季節、時間帯、お天気の良し悪し、様々な条件が重なっての事ですから、
私がわぉ~!と喜んだのもお分かり頂けるかと・・。
となると、頑張って、思いを込めて描くしかありません!
という、裏の私的事情あるこの場面です。
◆ 夏の朝 ヴェネツィア・ムラーノ島 36.7x24.5 5号相当
Mattina d'estate a Murano, Venezia


朝早くヴェネツィアに向かい、ムラーノ島に渡って8時頃だとまだ観光客
の姿も見えず、勿論店も閉まっていて、町の人たちの姿もまばら。
ボートも動いておらず、教会のすぐ近くの橋の上から見る運河の水も穏やかで、
小路から運河に射しこむ光の道が2筋。
あ、これはいける、と描きだしたものの、いつもの事で後先考えず飛びつく私、
ははは、本当に最初の主題にそっての仕上げが出来るまでの長かったこと!
◆ 月に飛ぶ 33.5x24.5 4F
In volo verso la luna
ボートも動いておらず、教会のすぐ近くの橋の上から見る運河の水も穏やかで、
小路から運河に射しこむ光の道が2筋。
あ、これはいける、と描きだしたものの、いつもの事で後先考えず飛びつく私、
ははは、本当に最初の主題にそっての仕上げが出来るまでの長かったこと!
◆ 月に飛ぶ 33.5x24.5 4F
In volo verso la luna


ヴェネツィアのサン・マルコ小広場、カナル・グランデに向って開ける
この広場には2本の円柱が立ち、
広場側から見て左にヴェネツィアの守護聖人であるサン・マルコの
シンボルである有翼のライオン君が、右の円柱には、サン・マルコ以前の
シンボルである有翼のライオン君が、右の円柱には、サン・マルコ以前の
守護聖人だった聖テオドールが鰐の背に乗った姿で。
夕暮れから夜に向う時間に広場にいて、何度もライオン君の向こうに月が、
ときに満月も眺めていて、いつの間にかブルーの空と共に描きたい気持ち・・。
で描き始めた時は、確かに月はいつも見る様にライオン君の鼻先遠くに
夕暮れから夜に向う時間に広場にいて、何度もライオン君の向こうに月が、
ときに満月も眺めていて、いつの間にかブルーの空と共に描きたい気持ち・・。
で描き始めた時は、確かに月はいつも見る様にライオン君の鼻先遠くに
小さかったのが、
いや、やはり大きな月を! という気持ちに、手に任せているうちに、この大きさ!
大好きなこのブルーの色と共に、翼を持ったライオン君と共に、
いや、やはり大きな月を! という気持ちに、手に任せているうちに、この大きさ!
大好きなこのブルーの色と共に、翼を持ったライオン君と共に、
shinkaiの心も飛ぶ時があるのですぅ。 ははは、言わせてぇ!
◆ ムラーノ島の午後 ヴェネツィア 26x16.5 3M相当
Pomeriggio a Murano, Venezia


ヴェネツィアのガラス製造の島として名高いムラーノ島。
その起こりは度重なる火災を防ぐのと、当時は門外不出のガラス製造の
技術を持つマエストロ達をいわば監禁する為に、
ヴェネツィア本島から13世紀末に移されたと言います。
ヴェネツィア本島と同じ様に幾つかの島を橋でつないだ島で、
まさにたくさんのガラス製造の工房や店が立ち並びますが、
どことなく長閑でのんびりムードが漂う島。
建物が一体に低く、空が広く、運河の突き当たりには海が見えます。
ここはかなり島の外れで、「ヴェネツィアの赤」と呼ばれる赤茶色のアーチと、
古い赤めの煉瓦壁を描きたく、ついでに猫ちゃんにも参加をお願いし・・、はは。
◆ 橋を渡って ヴェネツィア 25.5x20.8 3P相当
Passando il ponte a Venezia
ヴェネツィアの街を歩く。
細い小路を抜け橋を渡り、また小路を行き、目の前に広場が現れ、また小路に。
いつも細い運河に出会い、離れ、また運河沿いを行き橋を渡る。
向こうの橋が見える時、誰か渡る人が来るのを待ち構え、
ちょうど狙っていた様子の人が通ってくれると、内心にんまり。
冬の寒い、でもお天気の良い日、
細い陽が射しこんで明るく輝く壁、
それが運河に反射しての明るい波紋、を向こうの橋に見つけ、
暫く待ったものの2度学生達が通ってくれ・・。
ですがこの気に入ったモチーフは、
描き出してから結局3年越しの仕上げになりました・・!
ヴェネツィア本島と同じ様に幾つかの島を橋でつないだ島で、
まさにたくさんのガラス製造の工房や店が立ち並びますが、
どことなく長閑でのんびりムードが漂う島。
建物が一体に低く、空が広く、運河の突き当たりには海が見えます。
ここはかなり島の外れで、「ヴェネツィアの赤」と呼ばれる赤茶色のアーチと、
古い赤めの煉瓦壁を描きたく、ついでに猫ちゃんにも参加をお願いし・・、はは。
◆ 橋を渡って ヴェネツィア 25.5x20.8 3P相当
Passando il ponte a Venezia


ヴェネツィアの街を歩く。
細い小路を抜け橋を渡り、また小路を行き、目の前に広場が現れ、また小路に。
いつも細い運河に出会い、離れ、また運河沿いを行き橋を渡る。
向こうの橋が見える時、誰か渡る人が来るのを待ち構え、
ちょうど狙っていた様子の人が通ってくれると、内心にんまり。
冬の寒い、でもお天気の良い日、
細い陽が射しこんで明るく輝く壁、
それが運河に反射しての明るい波紋、を向こうの橋に見つけ、
暫く待ったものの2度学生達が通ってくれ・・。
ですがこの気に入ったモチーフは、
描き出してから結局3年越しの仕上げになりました・・!
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