・ 船出 ヴェネツィア の詰めと、描き出し1点 


  ヴェネツィアのゴンドラを描きこみましたので、
  見てやって下さい。

  船出 ヴェネツィア   32.5x24cm  4F相当

+DSC01878_GF.jpg      

  先回水面を描きだした所で見て頂きましたが、
  その後、少しゴンドラの舳先の色、船底のブルーなども明るくし、
  ゴンドラ各部のハイライトも、様々細部も詰めました。
       
  ゴンドラ自体が黒のラッカー塗りなので、
  光が当ると、細かい装飾のあちこちが反射し煌き、
  細い細いハイライト部分を描きこむのが大変で・・!

  左側の舳先の膨らみも、右に比べほんの少し細くなっていて、
  約1mmほど、やっとの思いで膨らましましたぁ。

  そして水面に映リ揺れる建物、
  一通り描きこみ、色の明度も抑えたつもりですが、
  今こうして見ると、上部はも少し明るくても良いかな、と。

  そうそう、上を1cm切りました。

  こういう感じですが、どうでしょうか?




  トスカーナの7月 ピエンツァの町から   25x16cm 2P相当

+DSC01876_GF.jpg      

  手持ちの額に入れる大きさの縦構図の絵をと考え、
  本人はよぉ~~く考えたつもりで、これに決めたのですが、はは、
  いざ描き始めてから、マットの寸法を間違えて計算していた事に
  気がつき、きゃっ!
  も一つの手持ちの額の方に納めることにし、それでも両脇を5mm~1cmずつ
  詰める事に、あ~あ!  いつものドジ!


  という様子で描き始めている、
  ピエンツアの町から見下ろした平野の風景。

  ここは以前から描いてみたかった場所で、
  今は少し暗く見える上部、濃い茶色の丘の向こうは
  ずっと明るく遠く、の予定。

  殆ど茶の濃淡の横縞風景ともいえるので、
  横に流れるだけでなく、ぎっしりと詰まって広くなるよう、と
  考えています。

  あのピエンツァの町から見る平野は、描きたい風景が多く、
  まずはこれを描き出しに、
  頑張りま~す!



 *****

  ただ今本家ブログには、
  ウンブリアの春2015 総集編ならびに食べた物 その1
  をアップしております。
  http://www.italiashiho.site/     
    
  ご訪問、よろしくどうぞ!
      

この記事へのコメント

  • 小父さん

    こんばんは
    船出 ヴェネツィア   
    がらりと印象が変わったように思います。
    完璧じゃ-ないですか~!

    2015-03-21 まで自分のコメントも含めて確認してきました。

    なんとpinkyさんもコメントしている!
    びっくりです(笑)
    彼女は絵を見る目も、写真技術も私よりずっと上です。

    前回が澱んでいたのに(失礼!)比べて、今回のは
    ゴンドラの僕の夢をも運んでいるように感じました。

    >上を1cm切りました

    これは私にも分かるんですが

    >約1mmほど、やっとの思いで

    こちらは分かりませんね~(笑)
    shinkaiさんだと印象が違うんでしょうね。

    いやー、いいです。
    壁紙にさせてもらいました(笑)

    僕の靴の向き、ひざのバランスのとり方、水面に、映って揺らいでいる建物、ゴンドラの内装に何気なく置かれているロープ、
    すべてが僕を引き立てているような・・・。

    いや、僕が廻りを引き立てているのかな?(笑)
    相乗効果という日本語がありましたね!


    さてトスカーナの7月 ピエンツァの町から   に行きます。
    困ったな(笑)

    >気がつき、きゃっ!

    このような擬音語?が入るから、私も気楽になるのです。

    見下ろした平野の広がりを感じますね。
    果たして、日本では北海道にでもこんな広大な風景を見られるでしょうか!?

    これも麦畑ですか?
    もうこれも仕上がっているようにも見えますが!(笑)


    長野県諏訪市のギャラリー橋田さんでの10月の個展の時期が刻々と迫ってきますね。
    本物の絵を拝見したいな~なんとも思ってはいるんですが・・・。

    有難うございました。
    2015年05月22日 21:04
  • shinkai

    Unknown
    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    ははは、絵には、というよりも何事にも完璧と言うのは無いと思っているので・・、でもそう言って頂けて、やれやれとホッとし、有難うございます!

    左の舳先の膨らみ部分は、やはり描き込んで来ると目立つのです。 それでグワッシュの白で、色鉛筆では下の色が重なっているので無理なので、そろそろそろそろ右側との関係を睨みながら膨らましていくのです。
    今でもまだちょっと気になるのですが・・、へへへ。

    壁紙にですか?! それは有難うございます!
    では、もうちょっと大きなサイズのを送らせて頂きま~す。

    はい、2枚目の平野は、そうです、麦畑を刈り取ったあとの畑で、下から2段目の黄色い畑のは近いので、畝が見えるのですが、後は全体の丘の流れなんです。
    あのピエンツァの町からの眺めもそうですが、トスカーナと言っても、あの一帯の眺めの広大さは他に類を見ないと思います。
    そして、あの広い広い大地のうねりに引き込まれた私です。

    個展の事、有難うございます!
    ただ明石からだと、諏訪は本当に遠いです、日帰りできませんし、ちょっと無理だと。
    ただ小父さん、この秋が済んでから改めてお知らせをと思っておりますが、来年の秋もまた参ります、もっとそちらに近い所に。
    ですから、来年宜しかったら見てやって下さい!
    2015年05月22日 23:54