本家ブログには、「スコミーゴ村の春 ・ 新しいレンズの試し撮りを」
アップしておりますので、
ご訪問よろしくお願いいたします。
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大分描き込んできましたので、見てやって下さい。
目覚め行く平野 ヴォルテッラ

1ヶ月ほど前に見て頂いた時は、1度目の紙の凹つぶし、
下半分の茶色の部分のシラミ潰しを終えた所で、
明るく陽が射し始めた上半分は、まだ途中でした。
その後一応上の赤茶も入れ終え、再度また濃い茶の陰を入れ、
それに合わせて、またまたシラミ潰し!
今この写真で見ると、濃いブルーが浮いて見えますが、
実際の中では濃茶と濃いブルーがかなり溶け合っている、
とshinkaiが、ははは。
多分写真を撮るのが窓辺ですので、左側の明るめの茶の中で、
ブルーが浮いて見えるのだろうと思います。
土地の茶の色の濃い部分と薄い部分の色なのですが、
実際の平野の中の色、トスカーナの土の色自体に違いがあり、
同一の畑の中でも縞のように色が変わっているのがあったりで、
それを絵の中でどの様に描こうかと考えたのですが、
ほんの少しの変化で描こうと決め、
明るい茶の部分は実際よりもかなり濃く描いています。
真ん中の家が並んでいる部分は、まだ殆ど手をつけておらず、
ただ先回よりも家の形に少し変化を付けている所で、
明るい色の部分、朝日が当り始めた部分は、
やっと家の周囲の下部分と左側一段だけに色を付いた所です。
まだ夜明け前の影の部分と、朝日の当り始めた明るい部分とに
大きく明るさで二分された平野と、
平野の起伏の面白さ、広がりが上手く出ると良いと思っていますが、
まだまだ描きこみ必要部分が待機中です!!
◆ 個展のお知らせ ◆
我が絵の師 二木一郎さんが、諏訪市のギャラリー橋田さんで
3月30日から4月12日まで、個展を開催されます。


今回がなんと30回目の個展になられるそうで!
なんとも大変なご精進です。
新作についてはこちらでご覧になれますが、
http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/b67ebc1245a801581d2822dc5f884845
新しい試みの新作も含め、力のこもった展覧会になる事と存じます。
どうぞお出かけ、ご高覧下さいますよう、
私からもご案内申し上げます。
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ただ今本家ブログには、ラ・ロトンダ訪問 ・ 春の日 ヴィチェンツァ近郊
をアップしております。
http://www.italiashiho.site/
ご訪問、よろしくどうぞ!
この記事へのコメント
小父さん
昨日低い山に登ったからか、見下ろす感じが何ともいいです。
背中から日があたっているということは西側の見下ろしなんでしょう。
文字通りの光と影の対比が面白いです。
この影はみるみる間に消えていきますよね。
> 実際の中では濃茶と濃いブルーがかなり溶け合っている、
最も力が入っているところでしょうか!?
これぞ目覚めの様子ですね。
>実際の平野の中の色、トスカーナの土の色自体に違いがあり
あれあれ光線の関係ではないんですね。
これは難しそうです。
今、今日はじめて前の絵を拝見しましたが、現在が
かなりいい印象に思えます。
有難うございました。
shinkai
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
はい、そうです、西側に向いていて、この部分は少し北西側になると思います。
ヴォルテッラの町自体が高いので、本当に見下ろし、見晴るかすという感じでした。
昼間は余り気が付きませんが、本当に朝と夕は陽射しが動くのが良く分かりますよね。
そうなんです、土の色の違いは最初見た時、何かデザインのようにも見え、どうしてそんなに色が違うのかと不思議な位でした。
ですから余り土の色の違いを追いかけると、説明しないといけなくなりますし、絵の中での流れとか色の分量とかあれこれ難しくなるので、拘らないようにしようと決めたのですが、
明るく陽が射し始めているちょうど真ん中に突き出す形で色が濃い部分があり、これは既に描いているのです。
今の所、余り気にならないかと思いそのまま続けていますが・・。
そうですか、前よりは印象が良いですか?
それは嬉しいです、有難うございます!
励まして頂いて、また頑張りま~す!!