・ ピエンツァ 5月の朝 ・ 描き始め 


  新しく描き始めている ピエンツァの朝の風景を
  見てやってください。

  ピエンツァ 5月の朝   42x25.5cm

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  5月に出かけてきたトスカーナはオルチャの谷の、
  世界遺産指定の珠玉の町でもあるピエンツァ・Pienza.

  8日間の旅の間に3回時間を変えて訪問し、
  じっくりと味わい、小さな町歩きも楽しみましたが、
  これは町の中心の通りの東はずれ、
  すぐその先に町の門がある、坂道の家。

  日中はいつも陰になるこの壁も、
  朝の一時、前のお家の影を映しています。

  今回は新しく買ってみた、少しシボのあるクリーム色の紙を、
  余りシボが深くないようにと裏を使い、
  ペンで2度描き、インクは黄土と赤紫、
  墨入れも2度か3度、水彩で薄く色を入れたところです。
  緑色は、位置を決める位のつもりで、少し派手で・・。

  紙の裏張りのせいか、色の発色も強くなく、
  ペンの線も余り強く出ず、今までと少し様子が違いますが、
  古い壁の感じを出すのには良いのかも、と思っています。

  トスカーナから戻って以来、古い壁は相変わらず大好きで、
  愛おしみを込め、あれもこれも描きたいと思うのですが、
  と同時に、

  あの広い広い、波打つ大地に挑戦したくて堪りません!!

  でもまだ、ああいう風景を描いた事がなく、
  どこのを、どういう風に、とじくじく考えつつ、
  その内に何かが自分の中に溜まってくれるであろうと、ははは、
  溜まってくれぇ! と待っています、はい。


 *****

◆ 個展のお知らせ ◆

  我が絵の師匠であり友人の二木(フタツギ)一郎さんが、
  ながの東急百貨店において、長野初の個展をされる事になりました。

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  長野生まれの私と違い松本郊外出身の二木さんは、
  長野に行かれることも本当に久し振りなのだそうで、
  そういう私めも、昨秋が半世紀以上経っての訪問でしたが、ははは、
  今回ながの東急百貨店における二木さんの初の個展は、
  そんな私にとっても大変嬉しいもの!

  広い5Fの別館シェルシェ会場では、特選秀作絵画展が開かれ、
  同時に二木さんの個展も開催で、多数の作品が展示の様子です。
       
  どうぞ、お出かけ、ご高覧下さいますよう、
  ご案内申し上げます!

  二木さんご本人は、会期中28日の午後と29日の午前中、
  会場におられるとの事です。

  新作の写真、長野への想いは、こちらの彼のブログでどうぞ。
  http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/444f1960aa41f509377bf82738465cea

 *****

  ただ今本家ブログには、モンテ・ディ・ピエタ(公営質店)と、皮装飾の部屋
  をアップしております。
  http://www.italiashiho.site/     

  ご訪問、よろしくどうぞ!

この記事へのコメント

  • BB

    Unknown
    シボって なんですか?
    凹凸のこと?
    裏を貼って凹凸を押さえるのでしょうか?
    紙によって、そんなに絵が変わるのなら
    画材選びも迷いますね。

    一緒に平行して あらゆる作品にてをいれているのね。
    トスカーナの波打つ大地。是非にとどまらせて下さい。 みてみたいです!!!
    2014年06月25日 08:22
  • shinkai

    Unknown
    ★BBさん、こんにちは! コメント有難うございます。

    あ、シボって言いませんかね? そうです、凸凹の事です。
    普通水彩を描くのに使う紙は、皆さん、コットン紙なのですね。 手漉きの紙のようにざらざらというか、凸凹があるのです。 
    ですが、私は色鉛筆を使いますし、あの凸凹が好きでなく、凸の部分のみに色が付きやすいですから、ずっとまるで凸凹のないケント紙を使っていたのです。
    で、今回紙を買いに行って細かい凸凹のある紙を見つけて、まぁ一度どんなか試してみようかと、で、裏返しにして張ってみたのです。 裏側の方が凸凹が少ないので。

    今の所、記事に書いた様子ですが、やはり水分を減らした筆とか、色鉛筆で試しに寝かせて塗ると、やはり凸凹効果がありますね。
    まぁ、自分の絵に合うかどうか、壁の絵を描くには良いのかもですが・・。

    そうなんです、トスカーナのあの広い広い大地、描いてみたいですねぇ!
    2014年06月25日 14:02
  • BB

    Unknown
    シボって 方言ですか? 
    それが目立たない様に、裏返しにして絵を描いたってこと?
    『裏返しにして、張ってみました。』
    って、
    私は、裏から芯の様な物をはって、凹凸を押して、
    あまり凹凸が無い様にアレンジしたのかと思いましたが、違うのね?
    裏に絵を描くことなのですね?
    色々、勉強になるな~~!
    って、 
    『凹凸を少なくして!』が 
    私の日常に生かされる事は無いのですがね。
    てへぇ!
    2014年06月25日 18:09
  • shinkai

    Unknown
    ★BBさん、再度おおきにです!

    うんにゃぁ、「しぼ」で辞書を引きましたらね、糸の縒りによって布の表面に出来る凸凹、または紙や皮革の表面につけたしわ、ですって。
    だから、方言ではなく、私が覚えていたのが正しい!のです、ひひひ。 シボって言わない?

    あのね、これもBBさんの日常に生かされる事はないかもですが、ははは、お絵描きで紙を使うのに、木のパネルに紙を水張りするのですね、描いている内に水を吸って凸凹にならないように。
    紙を裏返して、裏から刷毛で水を塗り、紙の繊維が伸びるのを待って、それでパネルに水張りテープで、これは紙テープの片面に糊が付いていて、水をさっと塗って、これで紙をパネルに張りつけるのです。
    それで乾くと紙がまっすぐに伸びたままで、描きやすいのです。

    水彩のスケッチするのに持ち歩く紙は、縁の3辺を糊付けして固めたのを売っているのですよ、描いている内に丸まらないように、ね。

    そうそう、水張りテープというのは日本の発明品で、こちらには無いのですよ。 皆さん、どうやって留めているのかと思うのですけど、だから、私は日本から送って貰っています。
    2014年06月25日 23:58