またまた猫ちゃんをご覧頂きます。
追加注文を受けました猫ちゃん3兄弟なのですが、
大分進みましたので、見てやって下さい。
3兄弟と書きましたが、最初の猫ちゃんの名を
ピッコロ・チビ と付けて頂きましたので、
そのまま3兄弟という気になっているという事でして・・。
では、次男から。

これはちょっとフジ猫っぽい色柄なのですが、
お預かりしている写真では背中が見えないので、
脚の辺りは少しそれらしくしたのですが・・。
元の猫ちゃんよりは、少し丸顔なので、
体も少し丸みを帯びた感じに、と。
これは大体これで良いかな、という所なのですが・・。
3男というか、長女というか、色柄違いで、
絵の大きさも少し大き目です。

この猫ちゃんの色柄も、写真では背中と首筋の辺りが曖昧なのですが、
一番悩んでいるのが、白い部分の色です。
このポーズでは殆ど陰になる白い部分をどう描くか・・?!
先日ヴェネツィアのアッカデミア美術館で見たカルパッチョの絵に、
半身を運河の水に浸かった白い衣の修道士の姿があり、
そうか、フムフム、と、ははは、見て戻ったのですが、
実際に首から胸に掛けての白い部分に入れて見ると・・!
つまり、少し汚れて見え、野良猫ちゃんになりかねません。
で、その後、首筋から胸の部分の汚れ色を消した所ですが、
まだ顔の辺りも汚れて見えますので、
思い切って、陰に拘らずに明るいままにしてみようかと。
ただ、そうなると、今でもちょっと不足気味と思える
体のねじり具合が上手く出るのかどうか・・!
とりわけ写真で見る限り、かなりぽっちゃり体系の猫ちゃんで、
私は、ぽっちゃりまん丸体系大好きなのですが、
絵に描くには、ははは、少し難しいですね。
もう少し、頑張って見ます。
末っ子。

こちらは元の猫ちゃんと同じですが、
まだ描き込み不足で、もう少し描かないといけません。
同じポーズでの猫ちゃんたちなのですが、
やはり色柄が変わるとそれなりに全体が違ってきますし、
描く気持ちに慣れが出ないように、と思っています。
ラヴェンナのモザイク、テオドーラ妃は、
先回の下描きの後、水彩で汚し色を入れ、
今はもう一度ペンとインクの少し濃い色で、
モザイク片を描き起こしています。
いずれにしても、
少し馬力を上げなければ!
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ただ今本家ブログには、
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