◆ チヴィタの小路 Un vicolo. Civita di Bagnoregio 30x22cm


チヴィタの町は「死にゆく町」と表現されます。
凝灰岩の岩盤が突出した上、まるで空中に浮かぶ島の様な町の姿で、
バーニョレージョの町の端から、谷に掛け渡された細い橋を渡ります。
車は通らず、町に生活物資を運ぶモーターバイクの荷車のみ。
観光業に携わる人達は通っている様子で、実際の住人は十数人とか。
凝灰岩の岩盤がゆるく、既に廃墟になっている家も見かけますが、
それでも後何千年かは・・。
そんな小さな小さな町の細い裏道、
そんな小さな小さな町の細い裏道、
年代を経たもろい壁に埋もれた古い納屋の扉。
薄い水色の剥げたペンキ色が、どこか懐かしく。
薄い水色の剥げたペンキ色が、どこか懐かしく。
この記事へのコメント
小父さん
このブログに戻って来て至福の時間が流れています・・・。
上の絵と解説だけではイメージは湧かなかったんですが、ウィキペディア http://goo.gl/qDoaCx を見て戻ってきてこの空間の重みを感じます。
これこそが、shinkaiさんが言われるところのイタリアですね。
il paese che muore ってどんな発音になるんでしょう(笑)。
いやー、凄い迫力です。
素晴らしいです。
shinkai
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
「至福の時間が・・」なんて、最高のお誉めを頂き、逆に恥ずかしくなります、有難うございます。
絵につけた説明は短いのですが、本家ブログのカテゴリの「ローマ・ラツィオ」から入って頂けると、2回分の写真がご覧頂けるので、ウィキの日本版よりは感じがよく分かるかと、ははは。
il paese che muore は、イル・パエーゼ・ケ・ムオ―レ、で、イタリア語は大体ローマ字読みと同じでしょうか。
有難うございます! この絵は私も好きな絵で、師の二木さんにも良いと言って頂いた絵なので、嬉しいです。