・ 10月の広島での個展に向けて  作品の詰め 終了

10月4日からの広島三越での個展に向けての準備が、
いよいよあれこれ迫って来ました。

漸くに何とか出品予定の全作品の詰めが出来、
大丈夫だろうねぇ、と時々覗いて確認、という状態で、やれやれ。


先回ブログに載せた作品で、その後少し手を入れたもの、撮り直し
差し替えたのも数枚ありますので、あちらも再度見てやって下さいませ。

では、今回はその2を。


・ ポンペイの小鳥  壁画 模写  18x14cm 0号

1-+18x14 DSC01173_01_GF.jpg


ブログで見て頂いた最後はこちら。
https://italiashinkai.seesaa.net/category/26672359-2.html


とても気に入り描き始めた作品でしたが、好きな壁の色が上手く出ない、
良いかと思う赤色が、主の小鳥とうまく合わない、eccecc
という事で、壁の色、壁を描く事に苦労したのでした。

少し朱色を感じさせる赤、濃い目の赤、暗い赤、等などポンペイの
壁画見るとあれこれ見つかりますが、

改めて納得させられたのは、主題を引き立たせる為には、
描く側のエゴのみを主張出来ない、という事で、はぁ、

今描いている作品を如何にうまく生かすか、行かすか、の
問題なのでした。

で、色の明るさを抑え、少し暗めにした事で主の小鳥ちゃんが見え、
台の上に乗っている果物が、「梨」というのもあれこれ読んでいて知り、
ならば、小鳥と言ってもかなり大きめの小鳥ちゃんだ、となり、

そうなると、絵の大きさの中の小鳥の羽の模様などを描くには
色鉛筆では少し難しい問題もありますが、何とかここまで、という所で。



・ 林の奥で クリスマス・ローズ   0号 13,5X18cm

2-+13,5x18 DSC01165_01_GF.jpg


最後に見て頂いたのはこちらに。
https://italiashinkai.seesaa.net/category/26672354-1.html


最後に見て頂いた作品は、背後が、林の奥のイメージから暗く、
濃いブルー、藍色に近い色で、自分で詰まり、はぁ、良くある事で・・、

最後は濃い背景を水で洗い落とし、とはいえかなり濃い目の色が
残る状態で置いてあり、

まずその儘では新しく塗る色も吸い込まれるので、不透明水彩の
白を薄く塗り、その上から明るめのオリーヴ・グリーン、今上辺真ん中
左寄りに見える程度の色、をとにかく全体に塗る事から始め、

一旦洗って消した画面は、紙の繊維がつぶれるという感じで、
とても色が塗り難くなるものの、ここは我慢、我慢で、
全体に明るめの茶・グリーンとなった所から再度始め、

葉や、咲いている花弁を弄りつつ、全体をどう仕上げるかを考えつつ、
色を入れて行き、

今、中央の下向きの花の下に薄く見える明るめの緑を効果的に使いたい、
という望みも、周囲から攻める内に段々儚くなり、ははは、

それでも下に見える茶色の葉や茎などを描きつつ、あちこちから攻めつつ、
ああ、これで何とか良いかなぁ、と見えて来るまで・・!


でもいつも思う事ですが、上手く行かず苦しんで、それでも投げずに
粘るうちに、どこかで、あっ、行けそう、と見えて来る時があり、

そんな課題を一つ一つ超す事により、何とか自分の見る目、
見える目も肥えて来るのだろう、と思えるので、
やはり粘るしかありません!



・ 日向ぼっこ  ヴェネツィア・リアルト  18,5x12,5cm  0号

3-+18,5x12,5 DSC01177_01_GF.jpg



描き出してから既に何年にもなる絵で! 何に詰まっていたかというと、
背景に見える水の色、ヴェネツィアの運河の緑色、なので~す。

実際のモチーフ写真では、全体が藍色で、これはもう変えたい訳でして、
波紋の色もまた難しく、
ああでもない、これでもダメ、という事で・・。

背景の色を洗い落とし、描きにくくなった背景を弄るうちに、
嘴の下側からぷっくりの鳩胸に掛かる当たりの紙がいじけ、
こちらの胸の中もいじけそうになったり、ははは。

でも、ヴェネツィアの運河、しかもリアルト橋のこちらで日向ぼっこの
カモメ君は何とか描きたい訳で、

なぜって、あのカモメ君や鳩君がヴェネツィアで餌争いの果て我を忘れ、
こちらの足の上に乗っかって来たりすると、冬などとても暖かいのに驚き、
それにスルッとした羽の感触が忘れられず、

なんとか羽並びは描けた様子なので、水面もと、粘ったのでした。

手前の渡り板風な、実際は手前が真っ暗だったのも変え、

ひとときの日向ぼっこを楽しんでいるカモメ君を、
仕上げたかったのでした。



・ オルチャの谷 夏の終わり  35x25cm 5号P

4-+35x25 DSC06655_01_GF.jpg




ブログの最後の写真を見て頂いて、余り変わっていない様だけどどこを、
と思われるかもしれませんが、

下描きの時に入れた黄色がとても強く残っており、それに釣られ
礼拝堂や農家も濃い目に強くなり、そして奥の谷風景の色も、空も、
という様子で、
そのくせ、刈り取り後の麦畑の様子は実際は余り描けておらず・・。


ではどうするか、と気分を変えて再トライするもなかなか難しかしく、

まず背後の空の色から塗り直し、谷の起伏の色も変え、そして礼拝堂、
農家、木々、と色を抑え、

畑の一番左端も、左に切れる辺りで5㎜以上も上に上げ、広くし、
麦畑の色も抑えながら描きこみ、

絵全体の色のつり合いと、あの場所に立った時の土地の広さを
感じる様にと頑張り、
なんとか収まった様子に、ほっと安堵しています。



・ 湧き水の流れ 晩秋の朝  38.5x28,5cm 5号大

5-+38,5x28,5 DSC01174_01_GF.jpg


見て頂いていた最後の様子は
https://italiashinkai.seesaa.net/category/26672340-1.html


実はこの絵のモチーフに出会った時、始めて見た倒木になりそうな木々、
そして晩秋の朝の光の中に立ち上る湧き水の湯気に感動し、
これは是非是非何とか描きたい、と思い、

でもどの様に?という問題が発生し、
苦手な茶系の色で纏める事を考えてみようか、と。
つまり泰正名画風の世界を想定したらどうだろうか、と。

で始めたものの、苦しんだ挙句、やはり自分には苦手、と納得し、
仕上げに向かうのに、どの様に、と迷った挙句、上でリンクした絵の様に、
暗く、重い絵にも迷い込んだのでしたが、

その内に何となく吹っ切れ、自分の絵は自分の色と描き方だもんね、
とせっせと消して描き直し、
再度絵に明るさも戻って来た、という様子なのでした。


と、今気が付いている問題点は、色鉛筆を使って描く時の「難点」を
どう描くか、技術点、またモチーフを選ぶ際の問題、などなどです。

いずれにしても、数をこなして後に分かる点が多いので、
めげずに、頑張らなければなりません。


初夏に検眼して頂いたドットーレが素晴らしい眼鏡用のレシピ、
20cm弱~1mほどの間を見る為の眼鏡のレシピを、
初めて!という程にぴったりの、眼鏡屋が驚いたレシピを作って下さり、

出来上がった眼鏡は、本当に目が疲れず使えるので大助かり!!

で、それ以前に描いた絵も、改めて手直しを、という様子で、
見える事の有難さをしっかり味わっています。



・ 晩秋の朝    30x40cm  6号

6-+30x40  DSC01155_01_GF.jpg



はい、一番大きな違いは、上の左側です。

実際のモチーフでは以前の色、形だったのですが、気に入らず、
ではどうしたら良いのか。 で、

今回出品の作品3点のモチーフは、フォンターネ・ビアンケと呼ばれる
湧き水の自然公園内から得ているので、

撮っていた写真をひっくり返し、モチーフ現場の近くの写真で
使えそうなのを選び、それの木々の向きが逆なので、
写真もミラー式にひっくり返して印刷、それを参考に。

が、いざ描き始めると、段々様子がのみ込め、余り細部に拘らず、
下色の上に、色を置く程度の描き込みで十分な事も納得でき、

とにかく悩みつつ描く事で、分かる事が多いのが、例の如くの収穫で!


上記した様に、茶系の風景を、から始まった今回のお絵描きでしたが、
そうばかりでは無いんだ、と分かった事、また描き方、技術点での
新しい納得点もあれこれあり、

結局の所は、描き続けるしかない、手を動かす事しかない、
という結論に届いたのでしたぁ!!

ご覧頂き、有難うございましたぁ!!



◆ お知らせ ◆

ブログをなんとか再開させて頂きましたが、
次回から、今迄の5日毎の更新ではなく、
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