林に射す陽を描き込みましたので、見てやって下さい。
林に射し込む陽 秋 45x32cm 8P

はぁ、大きな違いは余りありませんが、全体の組み立てを考えつつ、
結局自分がどう組み立てたいかなのですが、それを考えつつ、
結局自分がどう組み立てたいかなのですが、それを考えつつ、
右の木々の葉っぱの暗い所を描き込み、
中間の光が靄に射し込む所の色、手前の草原をどうするか、
などなどを描き込みつつ、
中間の光が靄に射し込む所の色、手前の草原をどうするか、
などなどを描き込みつつ、
せっせとシラミ潰しをしました。 この仕事が一番時間を食います。
写真では見えないのですが、コットン紙を使っているので、
実際には紙のシボの凹が白く残り見えるのが邪魔なのと、
実際には紙のシボの凹が白く残り見えるのが邪魔なのと、
面倒でもせっせとシラミ潰しをした後の画面に厚みというか、
色の深みが出るので、何度か色を重ねて行く毎にします。
色の深みが出るので、何度か色を重ねて行く毎にします。
先回の川の流れの絵では、なるべく茶系の画面にしたく、あれこれ
茶色を重ねたり実験したのでしたが、
今回は緑の色をオリーヴ・グリーン系にした位で、
靄が光る白さも出したい気持ちで、明るいグレイを使ったり、
一番明るく見える所は、今の所、上からアイヴォリー白を重ねた程度。
靄が光る白さも出したい気持ちで、明るいグレイを使ったり、
一番明るく見える所は、今の所、上からアイヴォリー白を重ねた程度。
で、ここで一旦置いておき、
最後の仕上げの時にまた手を入れるようにしようと思います。
で、次回を何に、と考慮中で~す。
*****
今日の第2部 ノルチャのサン・ベネデット大聖堂の修復進行中!
2014年、そして2016年のイタリア中部地震で、正面壁を残し
内部が完全に落下、崩壊したウンブリアのノルチャの大聖堂が、
内部が完全に落下、崩壊したウンブリアのノルチャの大聖堂が、
昨年暮れから復活に向けての工事が進んでいる、というニュースで、
ノルチャのサン・ベネデット大聖堂は、2025年にかっての栄光を。
Norcia, la Basilica di San Benedetto tornerà al suo antico splendore nel 2025
Norcia, la Basilica di San Benedetto tornerà al suo antico splendore nel 2025
というレプッブリカ紙9月9日の嬉しいニュース!
現在の姿はこんな感じですが、

3年後には、以前の様にこんな姿が見られます、という事で。

熱心にTVニュースは見ないものの、それにしても何もあの一帯の
ニュースが出ないなぁ、と思っていたのですが、
ニュースが出ないなぁ、と思っていたのですが、
昨年12月から、せっせと内部の修復も進んでいる様子で、
こんな内部の様子も見つかりました。

という事で、少し長くなりますが、様々な修復に対しての説明が
興味深いので、ご案内いたしますね。
対地震の特別委員代表のイアンネッリ氏は、
プロジェクトは2つに分けられ、1つは建築構造の復元、
2つ目は装飾の修復で、自身安全指数が大幅に向上するものと。
2021年12月に始まったベネデット大聖堂の修復作業は、2015年末
までに完了する可能性があるそうで、
までに完了する可能性があるそうで、
2度目の地震、つまり2016年10月30日の地震で崩壊した聖堂を
元の栄光の姿に戻すプロジェクトは非常に困難であり、条件付きは必須で、
元の栄光の姿に戻すプロジェクトは非常に困難であり、条件付きは必須で、
というのも、このプロジェクトは、聖堂にまだ瓦礫が残っている時に
出来たので、場合によっては、瓦礫の下にあるものを正確に特定する事が
困難だった事で、
文化省による建物の建築構造の修復を含む最初の作業は、30カ月続き、
2つ目の装飾の修復は、Eni(電気、ガスの総合エネルギー企業)の
技術的支援により、現存の表面の修復、装飾装置(特に身廊を飾った
祭壇)の修復、および必要な修復を扱い、24カ月の予想期間を。
技術的支援により、現存の表面の修復、装飾装置(特に身廊を飾った
祭壇)の修復、および必要な修復を扱い、24カ月の予想期間を。
イアネッリ氏は、最初の工事を30カ月以内に終えるように努め、
第2工事は、第1の工事がまだ続いている状態でも開始できるので、
4年以内に全体の期間が済むものと見積もっています。
ご覧頂く写真は、2016年の崩壊前の画像です。

現在地下室の再建は完了しており、移動式の板カバーが設置され、
どの様な気象条件でも作業を行うことが出来ます。
どの様な気象条件でも作業を行うことが出来ます。
作業を行ったクレーンは、重さ300トン、高さ40m、機械アーム
52mを備えたもので、
ポルティコ・聖堂の向かって右側、の側面の壁も、このクレーンの
お蔭で、4mの高さに復元され、
今日、大聖堂へのアクセスは、右通路の再建に続き復元された
正面玄関からが、再び可能になりました。
正面玄関からが、再び可能になりました。

サン・ベネデット大聖堂の再建には、合計約1200万ユーロの費用が
掛かりますが、
掛かりますが、
最初の工事には750万の工事が含まれているのが、ウンブリア地域の
EU基金2014-2020の440万エウロの資金提供があり、
EU基金2014-2020の440万エウロの資金提供があり、
ジョヴァンニ・レニーニ臨時委員が管理する復興資金310万エウロ、
のお蔭で賄えるそうで。
のお蔭で賄えるそうで。
2つ目の装飾面の資金は、技術スポンサー契約に基づき、Eniが
450万ドル負担します。
450万ドル負担します。
そして、大聖堂の修復と復元プロジェクトの専門家たちは、
大聖堂が地震前に持って居た外観の、「18世紀の顔」にする事に決定。
大聖堂が地震前に持って居た外観の、「18世紀の顔」にする事に決定。
というのも、建築の観点から見て、2016年10月の倒壊前の外観は、
再建と修復の介入結果であり、必ずしも一貫しているとは限らなかったそうで、
再建と修復の介入結果であり、必ずしも一貫しているとは限らなかったそうで、
装飾システムは本質的に18世紀のものだったものの、中世の外観を回復
したい修復により、前世紀半ばに修復されていたのだそうで。
したい修復により、前世紀半ばに修復されていたのだそうで。

今回のプロジェクトは、本質的な歴史的資料と、証言的価値の担い手として、
元の生き残ったすべての部分を保存する事が非常に重要で、
設計チームは、崩壊を生き延びた石膏と漆喰のすべての部分を引き継ぎ、
プロフィールの非統合的復元を提供しますが、
プロフィールの非統合的復元を提供しますが、
これは新たに再構築された表面の、認識可能性を維持する為と。
現存する表面は、元の大聖堂の10%を超えず、
軒蛇腹、柱頭、付け柱の残りの90%は、元の聖堂構造と互換性の
ある材料を使用し、
元のプロフィールと詳細に従って再構築されます。
ある材料を使用し、
元のプロフィールと詳細に従って再構築されます。
彫像、帯状装飾、浮き彫り等の欠落した比喩的要素は、単純化して
再提案され、残念ながら永遠に失われたバロック様式の装飾の
奴隷的な再提案に陥る事はありません。 はいはい。
再提案され、残念ながら永遠に失われたバロック様式の装飾の
奴隷的な再提案に陥る事はありません。 はいはい。

壁は外側から回収された石で再建されますが、安定性の為の重要な部分、
肋骨、アーチ、鐘楼には軽量のレンガ積みを使用します。
肋骨、アーチ、鐘楼には軽量のレンガ積みを使用します。
その場に残っている石積みは、様々な面を接続し、これにより
局所的に不安定な、とりわけ自身の外側の壁の転覆が防止されます。
というのも、鐘楼の内陣への崩壊も、聖堂に添っていなかったから、
という事からの新しい転覆予防の様子で、
こういった様々の新しい解決策により、約0,6の安全指数に到達し、
この値は崩壊前の物と比較し、大幅な改善に相当するのだそう。
この値は崩壊前の物と比較し、大幅な改善に相当するのだそう。
難しい技術面に関しては、ふ~~ん、という程度の理解ですが、
それでも修復の経済面も克服、新しい解決策の検討も様々なようで、
2025年末の、かっての栄光の姿、の実現を待ちたいと思います。
嬉しい!! よろしくお願い致しま~~す!!
嬉しい!! よろしくお願い致しま~~す!!
資金不足、工事期日の遅れ、が出ませんように!!
これが怖いのですものね、イタリアはぁ。
現在までの地下の修復の様子は、Youtubeでご覧いただけますが、
上に書いた記事のリンクをクリックして頂いてもご覧になれない場合は、
ご面倒でも、Norcia, la Basilica di San Benedetto tornerà・・ を
コピーし、改めて検索をかけて頂くと大丈夫と。
聖堂の隣の市役所の塔の被害から、塔の鐘が鳴らなくなっていたのも、
20年12月8日にお披露目、再度鳴り始めたそうで、
20年12月8日にお披露目、再度鳴り始めたそうで、

再びの聖堂復活を待つ、ベネデッティーノ派の僧侶たち、市長、
とどなたかお偉い方。
とどなたかお偉い方。

かっての ノルチャ ・ そして、カステルッチョ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464307296.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/464307296.html
ウンブリア一帯のご案内はこちらから
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460871638.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460871638.html
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