暫く絵のアップをしておりませんが、はい、描いております。
正直に言いますと、余り気勢も上がらず、はかばかしく無いのですが、
でも描いております。
正直に言いますと、余り気勢も上がらず、はかばかしく無いのですが、
でも描いております。
ええと、日本に出発する前、3月初めに義理の息子セルジョの
1人娘シーラ・Sheila、42歳が亡くなり、出発前に彼らの家に
弔問に行った時、
その時すぐ肖像画を描いて欲しいと頼まれ、事情が事情なので
OKし、無料奉仕、という事で、
お葬式にも参列し、日本に出発したのでした。
3月末に戻り、10日ほどして家に行き、その時に彼らが選んでいた
写真を受け取り戻り、描き始めました。
写真を受け取り戻り、描き始めました。

シーラが亡くなったのは、最終的には様々な合併症を起こした物と
考えますが、2,3年前から結石の手術をしたり、その後もあれこれ
あったらしいのですが、
大体2,3か月ごとに会うセルジョはあまり詳しい話をせず、
かなり体重が増えている、と聞いたのは、確か2,3か月程前の事で、
かなり体重が増えている、と聞いたのは、確か2,3か月程前の事で、
夜眠れないから、とホーム・ドクターから貰っていた薬が効かず、
もっと強いのを、と頼み、それを飲んだ後から少し調子が変になり、
もっと強いのを、と頼み、それを飲んだ後から少し調子が変になり、
一時老婦人の介護の仕事で行っている、というのも聞いていたのが、
それも行かず、自分の家で寝たり起きたり、という説明だったのですね。
それも行かず、自分の家で寝たり起きたり、という説明だったのですね。
それが突然に彼の兄のパオロから電話があり、シーラが病院に
運ばれたものの、もう手遅れだった、という事で、
運ばれたものの、もう手遅れだった、という事で、
セルジョ夫妻はもう涙涙で、話もすぐには出来ない有様でした。
という様な様子で日本に出発、戻って会い、写真を受け取り、
描き始め、数日後下描き状態を写真に撮り、送りました。
下描きを送るというと、信頼しているからそんなのは要らない、と
いう返事でしたが、あなたたちの娘の絵だから、と送ったのですね。
いう返事でしたが、あなたたちの娘の絵だから、と送ったのですね。

そしたら、なんとなんと、物凄い抗議の返事で、
要は、絵の中で太っている、というのが、もう最大の抗議点ですが、
写真を見ながら話した時は、細めに、とは一言も出ず!
私は、若く美しく描いたらOKだと思っていましたし、
太って見える、というのも、長い髪を肩から垂らしたり、手前の腕が
黒い服の袖で前に出ているので、多少そう見えるものの、
幾らも修正が効く事。
太って見える、というのも、長い髪を肩から垂らしたり、手前の腕が
黒い服の袖で前に出ているので、多少そう見えるものの、
幾らも修正が効く事。
頬っぺも若く、ほうれい線を入れずだったので、丸く見えたのもあるかも
ですが、そういう話も出来るどころか、ただただ拒絶反応のもの凄い事!!
ですが、そういう話も出来るどころか、ただただ拒絶反応のもの凄い事!!
即、ピンと来たのは、いかに両親にとって、娘が最後太っていた、
というのが最大に気重な事であったか、という事で、
実際に彼女の従姉妹に葬式に会った時に聞いたシーラの体重は
信じられない程で、セルジョは一度も私に話した事が無く、
ずっと少なめに話していたのも、その時に分かったのでした。
信じられない程で、セルジョは一度も私に話した事が無く、
ずっと少なめに話していたのも、その時に分かったのでした。
まぁ、あれこれピンと来たこともあり、OK、Ok、ではどの写真にしたいのか、
と聞くと、再度また送って来たのは、お墓の前に付ける写真でした。
と聞くと、再度また送って来たのは、お墓の前に付ける写真でした。
私は彼女とは7年前に会ったのみで、その時は問題なく、
背の高いグラマーで化粧の濃い女性だった印象のみが残りますが、
背の高いグラマーで化粧の濃い女性だった印象のみが残りますが、
あれこれ両親の気持ちを尊重する気持ちで描き直し、バックも華やかに、
下図を昨日送りましたら、安心した返事が届きましたので、
では、これで続けるから、という事に。
下図を昨日送りましたら、安心した返事が届きましたので、
では、これで続けるから、という事に。

それにしても、今回いささか、いや、正直言ってウンザリしたのは、
肖像画、人物画の難しさもさることながら、
肖像画、人物画の難しさもさることながら、
自分の娘にかける親のとてつもない期待の大きさ、それを絵にも求める事!
我が子が可愛い、のと、実際に美人かどうかは別物、と分からない?
と思うのは、私の様に子を持ぬ者の憎まれ口、と思われるだろう、と
こういう理屈は自分で一切押し殺しております。
と思うのは、私の様に子を持ぬ者の憎まれ口、と思われるだろう、と
こういう理屈は自分で一切押し殺しております。
まぁ、あちら様が求める程上手く、「美人で細見でエレガントに」、
これは実際にセルジョが言った言葉で、
その様に描けないshinkaiの腕の程度の問題でもありますが、
余り文句ばかり言うと、良く描いてあげよう、という気持ちが
減るんだぞ、という心理が分からんか、と、ははは。
減るんだぞ、という心理が分からんか、と、ははは。
まぁ、今後一切、とりわけ親戚関係の肖像画は描かないぞ!と
固く心を決めた私めです、はい。
固く心を決めた私めです、はい。
甘く考えていると、即つけ込んで要求するタイプの親戚筋で、ははは。
皆さまも、もし似た様な状態での肖像画の注文が来た時は、
相手の描いて欲しい要望を、具体的にしっかり聞かれた後にOKし、
取り掛かられることをお勧めいたしますです。
今回は、4月になって以来、ずっと心に引っ掛かっていた事を、
ここに吐き出させて頂きましたが、
お気に障りましたら、どうぞお許し願います!!
明日から肖像画を一旦休み、自分の描きたい絵を、描き出します!
これが私にとって、一番に効く薬で~す。
PS:昨日、今日と、本家ブログのサン・ジューリオについてあれこれ
検索したのが、ふと気が付くと、なんとまぁ、PCのページ脇の宣伝に、
ロザーリオ・数珠とか、十字架、マリア様、キリスト様の肖像、
陶器の置物、など等、
ぞろぞろ出るではありませんかぁ!! きゃはは。
残念でしたぁ! shinkaiは今、信仰心から遠くなっているんだよぉ!
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