絵はパスし、 かっての素晴らしいヴェネツィア貴族の館発見の
ご案内をどうぞ。
ご案内をどうぞ。
最初に見つけたのはこの素晴らしい中庭の写真で、

パラッツォ・ピサーニ・音楽学校ベネデット・マルチェッロ、とあり、
どこにある?! とグーグル地図で探すと、
アッカデミア美術館の斜め向かいの位置が出て、

大きくすると、この位置。

アッカデミア橋を北に渡り、庭園に添っての道を進み、
カンポ・サント・ステーファノの細長く広い広場に出た所で、
東に入った所。
衛星地図での方が感覚がつかめやすいかも。

アッカデミア橋を渡った所、庭園に囲まれたパラッツォ・フランケッティ・
Palazzo Franchettiは、カ・ドーロの修復に一生をかけた
フランケッティ男爵の父の持っていた館で、ご案内は、
夏のヴェネツィア ・ ヴェネツィアの館フランケッティと、あれこれ
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463739998.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463739998.html
えっ、こんな所にパラッツォ・ピサーノがあった?! という感じで、
入り込んで見たかなぁ? ちらっと建物の感じは見えるのですけど、
まるで知らず、まして音楽学校である事も。
まるで知らず、まして音楽学校である事も。


下の図は1703年の物と。
音楽学校は1867年に設立され、最初からベネデット・マルチェッロ・
Benedetto Marcelloの名が冠されたもので、
1940年に国立音楽学校 ベネデット・マルチェッロ・
Conservatorio Benedetto Marcelloとなったと。
Conservatorio Benedetto Marcelloとなったと。
ベネデット・マルチェッロは(1686-1739)、ヴェネツィアの作曲家、
詩人、作家、弁護士、判事、貴族。
詩人、作家、弁護士、判事、貴族。

ヴェネツィアの作曲家としては、兄のアレッサンドロ・Alessandro
の方が有名ですが、たくさんの多岐に渡る作曲も含め、
「当世流行劇場」を匿名で出版し、これは日本でも翻訳出版
されていて、読んで楽しく、オペラの歴史についても良く分かるそう。
で、このヴェネツィア貴族の中でも大変著名で裕福なピサーニ家
ですが、幾つものパラッツォをヴェネツィアのあちこちに持つ一族の、
「ダル・バンコ」と呼ばれる枝で、15世紀からリアルトで
両替銀行を始めていたからだそう。
で、このパラッツォを購入たのは1668年~1716年、優雅な素晴らしい
邸宅だったのが、18世紀末から19世紀にかけ、あまりにもの出費、
豪華本、古貨幣、美術品、豪華なパーティ、等などで、
邸宅だったのが、18世紀末から19世紀にかけ、あまりにもの出費、
豪華本、古貨幣、美術品、豪華なパーティ、等などで、
殆ど財産を無くすほどに没落し、パドヴァに近いストゥラの見事な
邸宅もナポレオンに売り払い、この邸宅もアパート用に分割し貸借を。
邸宅もナポレオンに売り払い、この邸宅もアパート用に分割し貸借を。
その後一族が消滅後の1897年からヴェネツィア市の持ち物となり、
第一次大戦時には兵舎となり、1940年から音楽学校となったのだそう。
第一次大戦時には兵舎となり、1940年から音楽学校となったのだそう。
という変遷のお話でしたが、少し見つけた内部の様子をどうぞ。





最近になって博物館が内部に出来、一般公開もされている様子で、
素晴らしさをまた実際に見ることが出来るかも、ですね。
素晴らしさをまた実際に見ることが出来るかも、ですね。
ヴィッラ・ピサーニ ・ リビエーラ・ブレンタの、ヴィッラの女王 n.1
https://www.italiashiho.site/archives/20170509-1.html
https://www.italiashiho.site/archives/20170509-1.html
ヴィッラ・ピサーニ ・ リビエーラ・ブレンタの、ヴィッラの女王 n.2
https://www.italiashiho.site/archives/20170510-1.html
https://www.italiashiho.site/archives/20170510-1.html
イタリアで一番素晴らしい植木の迷路 ・ ラビリントを
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/467389643.html
https://italiashinkaishi.seesaa.net/article/467389643.html
つい先日のニュースで、黄色ゾーンになったヴェネツィアのドゥカーレ宮、
アッカデミア美術館などがオープンし、飢えていた地元の人、
観光客などが約2000人も列を作ったそう!
で、このまま進むかと思っていましたら、コロナの変形ウィールスによる
感染状況に備え、今月末からまた一段と国中が締め付けになるかも、で、
またまた美術、博物館も閉められるのかぁと恐れています。
感染状況に備え、今月末からまた一段と国中が締め付けになるかも、で、
またまた美術、博物館も閉められるのかぁと恐れています。
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