スコミーゴ村の朝焼け風景を描き出していますので、見てやって下さい。
朝焼け スコミーゴ村 46,5x33cm 8号P
今漸くに全体に色鉛筆の塗りが入った所で、濃い雲の色の様子を見ていて、
これからどんどんと鮮やかな色も入り、中間色で抑える所もあるのですが、
はぁ、やはり絵が大きくなると、塗り甲斐があるなぁ! です、ははは。
まだまだ先が長いので、頑張りま~~す!
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今日の第2部 絵画史における、最初の接吻場面は
今回の本家ブログでは、フランチェスコ・アイエスの「バーチョ・接吻」の絵の
周辺事情を取り上げましたので、こちらも絵画史における最初のバーチョを。
こちらです。 そう、ジオットの「黄金の門におけるアンナとジョアッキーノ・
Anna e Gioacchino(ヨアキム)」のこの場面が絵画史における最初のバーチョと。
Anna e Gioacchino(ヨアキム)」のこの場面が絵画史における最初のバーチョと。

パドヴァのスクロヴェンニ礼拝堂にあるジョットの壁画の一場面で、
スクロヴェーニ礼拝堂 ・ パドヴァ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463179334.html
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463179334.html
毎年の7月26日が、聖アンナと聖ヨアキムのキリスト教者にとっての祭日であると、
いう事の説明に派生しての記事で、
「30日間の別れから再会し、接吻を交わす場面」とあり、この場面は多くの画家が
取り上げる場面にも拘らず、リアリズモと詩的な表現で他に匹敵する作品がなく、
西洋美術史上における愛する2人の最初の本当の接吻場面である、と!
取り上げる場面にも拘らず、リアリズモと詩的な表現で他に匹敵する作品がなく、
西洋美術史上における愛する2人の最初の本当の接吻場面である、と!
はい、そう言われてみると、アンナの首の傾げ方が微妙な感じで、はい。
ですが、キリスト教徒でも無いshinkaiは、聖アンナと聖ヨアキムは
キリストの母であるマリーアの両親、というのは知っていますが、
「30日間の別れ」とは何?で、調べました。
それで分かったのは、2人は結婚したものの子供が生まれず、当時結婚して
子供が生まれないのは、神への義務怠っている者だ、と公の場で非難され、
子供が生まれないのは、神への義務怠っている者だ、と公の場で非難され、
ヨアキムは深く反省、砂漠で40日間の(30日ではなかった?)の断食をし、
子供を授かることを祈り、授かった子は必ず神にささげると誓ったのだそう。
子供を授かることを祈り、授かった子は必ず神にささげると誓ったのだそう。
すると天使が現れ、祈りが聞き届けられたことを告げ、砂漠から戻って
アンナに再会し、その時の接吻がこの場面という訳。
アンナに再会し、その時の接吻がこの場面という訳。
つまりこの聖なる接吻で、アンナは老齢であったにもかかわらず妊娠し、
聖母マリーアとなる女児を出産。 そしてマリーアが3歳の時にヨアキムの誓い通り、
神殿にマリーアを連れて行き、神に仕えさせた、というお話なのでした。
聖母マリーアとなる女児を出産。 そしてマリーアが3歳の時にヨアキムの誓い通り、
神殿にマリーアを連れて行き、神に仕えさせた、というお話なのでした。
所でこの場面に描かれた「黄金の門」のモデルは、リミニのアウグスト門だそう。
現在の姿はこんなですが、ローマ期の門に後世あれこれ手を加えている事もありで、

パドヴァに向かう前にリミニに滞在したジョットはこの門からインスピレーションを
受けたのだそうで。
受けたのだそうで。
こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチ描く所の、聖アンナと、聖母マリーア、そして
子のキリストと子羊。
子のキリストと子羊。

聖マリーアも子供に戻った様に、母親の聖アンナに甘えて膝の上に、という
微笑ましい場面ですが、レオナルドの別の一面を覗き見た感もあり・・。
微笑ましい場面ですが、レオナルドの別の一面を覗き見た感もあり・・。
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