・ 丘の朝 描き始め と、 ヴェネツィア・サン・マルコの鐘楼から


 稜線の広がる丘の朝を描き始めていますので、見てやって下さい。

 もうすぐ日の出  フォルメニーガ村・ヴェネト   27x16cm 3M

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 早朝歩きの時に得たモチーフで、緩やかな丘の稜線に見える
 教会はフォルメニーガ村・Formenigaのもの。

 この教会はスコミーゴやカルページカ村よりも西にあり、
 あの丘の向こうに陽が上るのではなく、
 日の出が近づくときによくある様に、
 西の空の雲がほんのりとピンク色に染まり、
 それがまだ少し暗い空にとても美しかったのです。

 その時に撮った写真では手前の丘の傾斜面は殆ど暗いブルーで、
 どこがどうなっているのかも分からず、
 これはもう一度明るい時に出かけて撮った写真を基に
 手前の丘を描きました。


 ペンでの下描き、墨入れ、今回は空にも薄墨を入れ、
 今漸くに、全体に色鉛筆での色が入った所で、

 空の色の様子を見るのに、すでにシラミ潰しを2度してまして、

 丘の斜面の畑、林、点在する家なども余り暗くなく、
 とはいえ、稜線にも手前にももっと暗い色も入ってくると思いますが、

 空の色も、今の色を基調にして描きたいと思っています。



*****

 今日の第2部   ヴェネツィア・サン・マルコの鐘楼から

 昨日曜の3日、ヴェネツィアに思い立って出かけました。
 次の土日は雨の予報が出ており、まだ夏の日の間に出かけたかったので、
 朝に決め、午後1時5分の電車で、2時前にヴェネツィア到着。

 で、ついて駅前に出た途端に「レガータ・ストーリカ」の看板が見え、
 あっちゃぁ、忘れとったぁ!! 
 毎年9月の第1日曜にあるレガータ・ストーリカ・大運河での競艇が
 あるのを忘れており・・! 
 ヴァポレットの切符売り場で、サン・マルコまで往復、と言いましたら、
 今日はレガータがあるので、10分後の次の便がサン・マルコまでの最終便で、
 いつ戻るのか? 7時頃、 では7時半位までは戻りの便が無いので
 行きの切符だけね、とあっさり。

 レガータ・ストーリカ  その1と2

 以前の、ヴェネツィア全体のご案内


 という事で、あれこれの写真はまだ到底整理できておりませんので、
 ここでは久し振りに上ったサン・マルコ聖堂の鐘楼の上からの写真を
 少しご覧頂きますね。

 5月に来て以来のヴェネツィアだったのですが、
 こんなにお天気のヴェネツィアは本当に久し振り!というほどの快晴で、
 鐘楼の上からの眺めも眩しいばかりでしたが、

 高さ98,6m、 ですが展望台はそれよりも低くなりますが、
 まぁ、どんな眺めになりますが、ご覧くださいね。

 まずは目線のすぐ下、サン・マルコから斜め南西にあるドガーナ・税関の
 三角のでっぱり部分。
 ずらっとレガータ・ストーリカ観戦の人々の姿が見えますか。

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 真ん中の流れはジュウデッカ運河で、その向こうがジュウデッカ島、
 見える大きな教会はレデントーレ教会、夏7月にジュウデッカ島との間に
 仮設の橋が架かり大花火大会が行われる所で、
 左から見える細い流れがリド島で、奥はアドリア海。




 ドガーナの西に続く、サンタ・マリーア・デッラ・サルーテ聖堂の前も、
 階段から前の広場も人で埋まっています。

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 下の停留所前では、何度もスタート・ラインへの集合をやり直し、
 今漸くに大運河への入り口を目指し、出発したところですが、
 この数での競艇は何のクラスかな?

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 サン・マルコ小広場の眺め、相変わらずの賑やかさ!

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 そして、向かいに見える、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島と聖堂、
 奥に見えるのはリド島で、

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 これはリド島の、こちら真ん中に船着き場が見え、右奥の高い建物が
 今週いっぱい9日まで開催中のヴェネツィア映画祭の会場、 
 そしてホテル・エクセルシオールと。

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 既にTVニュースで、マット・ディモン、ジョージ・クルーニー、
 ジュリアン・ムーアなどのお顔を見ましたっけ。
 左手前の丸いドームのあるのは、納骨堂。 




 東側の眺め、すぐ真下がドゥカーレ宮で、奥に緑の濃く見えるのが
 今開催中のヴィエンナーレ展の本会場のある辺り。
 大きな周遊船が止まっているのが見えますが、7月辺りはもっと凄いのです!

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 東の眺め、奥の大きな聖堂は、サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロで、
 奥に見える壁の島がお墓のあるサン・ミケーレ島で、
 その奥に大きく広がるのがガラス細工のムラーノ島。

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 これはムラーノ島の南側の白い灯台。
 奥にヴェネツィア・ラグーナ・干潟が広がり、その奥が本土。

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 そして近くに戻り、真ん中の白い教会がサン・ザッカリーア。

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 こちらは北側、本土側。 一番左上に見える斜めの線が本土とを繋ぐ橋で、
 お天気の時は北の奥にドロミーティに繋がる高山の峰々が見えます。

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 中ほどの、向こうの建物が間を開けて見えるのが大運河の北側で、
 右の鐘楼の隣に見えるバルコニーの美しいのがカ・ドーロ。

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 ならば、リアルト橋の南にある元のドイツ商館、現在テラスからの眺めを
 楽しめるベネトンのショッピング・センターも見える筈と探し、
 右の大きなのを見つけました。 テラスの人々も見えますね。

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 で、こちらは簡単に見つかったコンタリーニ邸のボーヴォロ階段

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 足元の眺めに戻ると、時計塔の上が見え、

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 サン・マルコ聖堂のテラスの北端も見えます。

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 そして、サン・マルコ広場、奥がコッレール博物館の入り口。
 まだ南側の真ん中、カフェ・フロリアーンの修復の覆いが掛かり、北側にも。

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 広場の人々が作り出す影が面白く、そして、カフェ・フロリアーンの広場の席。

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 最後は、西の白く光る海と空を。

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