梨を描き始めていますので見てやって下さい。
梨 20,5x16cm サムホール

ちょっと気分を変えたくなり、へへ、梨を描きだしています。
日本でいう洋梨ですが、今頃はあれこれ種類が出回っているかな?
が、こちらでは年中季節関係なしに見かける気がします。
これはウィリアムと呼ぶのだったか、日本の洋梨によく似た味の
私の好きな梨で、サラダに入れても美味しいもの。
描くのに、かなりまだ緑色のを選んだのですが、
冷蔵庫に入れておいてもすぐ食べごろの美味しそうな色になり、
ははは、
絵の小さい事もあって、せっせとここまで描き進みました。
背景に入れた白い部分は、最初考えていたのは
もっと細く、きりっと入れるつもりでしたが、
背景を塗りながら大体の位置を決め、徐々に詰めて行き
今の位置と形です。
薄めのグレーは、写真の中ではあまり塗り込みが見えませんが、
かなり必死でごしごしと塗り込んでいて、
あともう少し濃さを決めていくつもり。
小さなぼつぼつした斑点の殆どは、色を大体つけたのちに
ペンで描き込んだものです。
全体の大きさは、も少し大きめに描いていたのを、
上と横を少し詰めましたが、この位で良いでしょうか?
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今日の第2部 ヴェネツィアの考古学博物館 n.2
先回のご案内に続き、2回目のヴェネツィアの考古学博物館ですが、
今回はローマ期の彫像類が殆どですが、
これがなかなか素晴らしいのがあり、当時の邸宅内にはこういう素晴らしい
彫像類が並んでいたんだろうなぁ、と、あれこれ想像した事でした。
絵よりも彫像だったのですよね・・!
すべらかな大理石彫刻の肌と、髪形、髭の彫り!

衣装の襞!

素敵な壺。 壺の形は既にこの時期に完成していたのですねぇ。

かなり大きな展示室に、大小さまざまな彫像。


これは象牙細工の聖人像。

そして、カメオ。 ゼウスの顔、だったと。

金細工。 これも今とちっとも変わりませんね、ははは。

これは、サマゲールのカプセル(ケース)と呼ばれるもので、
1906年にクロアチアのサマゲール・Samagherの教会の祭壇の下から
発掘されたものだそうで、5世紀中頃のローマ人の作と視られるもの。

実物は何処かに行っており、コピーがあったのが、出来が良くなく、はは、
彫りも実物に粘土か何かを押し付けて取った逆向きでしたので、
サイトから写真を探してみました。 これです。


大きさは18,5x20,5x16㎝ で、象牙と銀、真鍮。
写真を見ながら想像しているのですが、箱型は象牙で、練り物はジェッソ、と
あるので、人物などの形は石膏で、下の柄の抑え(編み物柄)は真鍮で、
蝶番、鍵穴は銀製、なのではないかと。
初期キリスト教時代の貴重なものなんだそうです。
ローマ期の彫像類はたくさんあり、この部屋の彫像類を見た時、
わ、石膏デッサン像だぁ!と、嫌いだった木炭デッサンを思い出し、ははは。

碑、の飾り彫り。



これは髪形に目を取られ、どうなっているのかと横からも眺め、はは、
後ろはアップにして、前に集めてのこの髪形、と納得!
少しきつい顔立ちですけど、勿論女性で~す。

で、美しい若い女性もね、勿論。

これは大変立派で美しかった!
ローマ人の好み、というのがこういう彫像類を見ると、だんだん分かる様な・・。

美しい天井装飾の部屋もあり、

窓から見下ろすサン・マルコ広場のカフェ2つと人々。


思いがけず楽しみ、ゆったりの気分にさせて貰ったヴェネツィアの
国立考古学博物館でした。
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