・ 飛行機の旅と、ANAの対応の素晴らしさ! 


  漸くにお絵描きも再開しておりますが、まだ下描き中なので、
  もう一度旅の様子を見てやって下さいね。

  こちらは出発のヴェネツィア空港、大きな楕円のゲート案内盤。
  上に 17 11   5:34 と出ているのが見えますか?
  はい、11月17日、朝の5時34分。
  家を4時過ぎに出発し駐車場に車を預け、ここに来たのでしたが、
  手荷物検査の前の蛇行通路がガラガラだったのは、始めてみました。
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  さて、乗り継ぎのフランクフルト空港、長~い通路が続きますが、
  分かりやすい空港内なのは、皆さんご存知と。
  
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  真ん中にバールがあり、その中央にいるのはゲーテ君。
  イタリア旅行のスケッチから取った姿ですが、ちょっと手が小さいなぁ、
  とすぐ文句を思いつくshinkaiちゃん、ははは。
  向こう側のカウンターでビールをね。
  
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  今回の旅行は、ヴェネツィア - フランクフルト - 羽田 - 広島という
  旅程で、予約したのは1月末、ネットで手数料込み750エウロ位でした。
  広島に朝到着したくて選んだ時間帯で、少し高くなったのですが、
  時間を選ばずだともっと安く行けます。

  それが8月になり、運行の管理会社が変わったとかで、再度の確認があり、
  飛行時刻も少し変わり、往きは良いものの帰路のヴェネツィア着が
  大幅に遅くなり、夜の11時半着と通知があり、抗議したもののダメで、
  仕方なくOKを出しました。

  ヴェネツィアからはルフトハンザ便でフランクフルトまで、
  フランクフルトから羽田、そして広島間はANAという事で、
  日本行きで、初めてのANA便でした。

  これは待機中のANA羽田行きと、空港の眺め。
 
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  曇り空のフランクフルト空港を離れます。
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  出発2日前だったかメールが届き、ネットでチェックイン出来ましたが、
  既に通路側の座席は埋まっており、残念、窓際の席。
  まぁ、眺めは良いのですけど、トイレに行ったりがねぇ~。

  出発し機内食が出まして、魚介と野菜のトマト煮込みとマッシュポテト、
  お蕎麦、サラダ、左上はなんだったっけ?
  食事前のスナックにビール、食事にビールと頂き、この後暫くぐっすり。
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  映画を3本半見て、もう一度食事が出て、写真撮り忘れ、

  やっと夜明けの日本!
  北海道の端をかすめ、津軽海峡にかかる前だったと。
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  雲の赤い幅が徐々に広がり、
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  遂に赤いポチッとしたご来光!  
  ピンボケになりましたが、美しいご来光でした。
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  津軽海峡を渡り、下北半島のあのすらっとした地図の姿を思い出す
  海岸線が目の下に広がり、こういうのにはいつも感動です!
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  フランクフルトを出た所で、本日は向かい風なので日本到着は
  1時間遅れ、とのアナウンスがあったのですが、
  徐々に狭まり、約20分ほどの遅れとなった到着2時間半ほど前、

  ホステスさんが来られ、広島乗換えの時間が少ないので、
  到着15分ほど前になりましたら前の席にご案内し、
  下りた所に係員が待っていてご案内します、との事。

  おお、さすがANA! ヨーロッパの飛行機だったらこんな事はないね、
  とその対応の素晴らしさに感心したのでしたが、

  到着20分前になるとちゃんとお迎えの方が来られ、エコノミーの後ろの
  席から、なんとファースト・クラスの空いた席にご案内頂いたのでしたぁ!

  という事で、shinkaiにとっては最初で最後のファースト・クラス体験、
  ははは、24mmのカメラには収まらぬこの広さ!
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  モニターのディスプレイも大きく、ゆったり足を伸ばして横になれる
  広さ、長さで、入り口以外はすべて高く囲われ、窓際でなかったので
  外の景色はまるで見えず、
  貧乏人には落ち着かない空間でございましたぁ、ははは。


  ファースト・クラスの旅客の方に続いて下りると、係員が待っていてくれ、
  リュックに目印の黄色いリボンをつけてくれ、
  パスポート、検疫を通り、荷物引取りのベルト前に。

  荷物が35分までに出てくると、ターミナル移動にも間に合います、
  との事で、後ろにもいた黄色いリボン組は次々と姿を消し、
  私ともう一人外人女性が残り、荷物が出て来たのは40分前。

  すると案内をしてくれていた係りの女性が、これではターミナル移動しても
  間に合いませんので、1時間後の便を予約させていただきます、と
  すらっと変えてくれ、ターミナル内のバス乗り場までもご案内を。

  なんとも丁寧な行き届いた対応で、驚くと共に大いに感心し、
  係りの方にもお礼と共にそれをお伝えしたのでしたが、
  外人さんが日本に来て驚くのは、こういう事なんだなと改めて認識、
  いつもそんな中で生活しているshinkaiも、心から感心したのでした。

  その後の滞在中にも、行きずりの日本人のご親切丁寧なのには
  何度か感心、感謝しましたし、
  いやぁ、日本って本当に凄いなぁ!! の2週間でした。       
       



  日本最後の朝、広島エアーポート・ホテルの窓からの眺め。
  紅葉も最後の眺めでした。
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  朝早めに行って出来たら通路側の席を、と2時間半前に出かけた
  空港のチェック・インで、フランクフルトでストライキがあり、
  ミュンヘン行きに変更、羽田までも1時間早い便になったのを
  告げられ、唖然としたものの、早く来て良かった、と。

  ところが肝心の羽田行きが10分遅れで到着し、
  清掃の為に遂に30分遅れとなりました。

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  おまけにミュンヘンからヴェネツィア行きの切符は羽田で受け取って下さい、
  との事で、乗り継ぎ時間は大丈夫かいなと少し心配。




  ですが、切符も無事受け取り乗り継ぎも上手く行き、羽田から離陸。
  後ろにピッタリ次に離陸の小型が引っ付いてタキシング中で、
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  ヨイショッと離陸。
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  真下に東京が見えます。
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  都心を離れ、海が見え、
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  なんと、綺麗に富士山が見えました!!
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  もうちょっと翼が離れたらもう1枚、と思っていましたら、
  あっという間に雲に隠れて見えなくなり・・。




  残念ながら座席はやはり既に通路側がいっぱいでまたもや窓際。
  が、3人席の真ん中が空きましたので、かなり気楽、実際楽でした。

  機内食は、お勧めですと言われた、炊き込みご飯風と、
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  鮭弁当風を取りましたが、う~~ん、2週間美味しいものを食べつつけた
  shinkaiの奢った口にはイマイチでして、ははは。
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  という事で、初めてのミュンヘン空港に到着。
  長い行程をせっせと歩き、一番外れ近いヴェネツィア行きのゲートに。
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  中央辺りには、アウディの新車展示とか、クリスマスのイルミメーションも
  あったのですが、
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  外れのゲートで5時間待ちをうとうとしている内に、深々と冷えてきて
  目が覚め、暖かかった広島から遠い地に来た事をも思い出し、
  その辺りの散歩に出ました。

  アナウンスで、隣のゲートが「テッサロニキ行き」と聞き、
  あぁ、ギリシャ行きなんだとどこか遥に思いながら、

  途中で見たゲート案内では、飛行キャンセルの多いのに気がつきました。
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  ほら、右のannulliert、どう発音する? がキャンセルで、
  飛ぶ便の方が少ない位。 フランクフルトから来る予定だったのかな?

  濃いブルーの列、下から2番目にある EN 8206 Venedigがヴェネツィア行き。




  散歩の途中で離陸態勢に入った飛行機を見ていて気が付いたのは、
  ほら、ドアが閉まって後飛行機が後ろ下がりにゲートから離れますよね、
  あれは自力で下がるのではなく、船がタグボートに引かれる様に、
  飛行機は牽引車が押して下がるのだ、と知りました。

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  この飛行機はとっくにドアが閉まり、ゲートの蛇腹も引っ込んだのに、
  押す車が来なくてどうしたのかと眺めていましたら、
  やぁ、ごめんごめん、遅くなって、という風に急スピードでやって来て、
  ははは、
  接続の腕を飛行機の車輪辺りに繋げ、車中の明かりを全部点滅させながら
  飛行機を押し、向きを変えた所で離れ、飛行機はそこから一人でタキシング。




  てな様子で我々もやっと搭乗、離陸し、
  ミュンヘンの街が下に綺麗に見えるなぁ、と思っている内に意識不明。
  気がついたら、ヴェネツィア対岸の灯が既に下に広がっておりましたぁ。

  到着した真夜中のヴェネツィア空港は寒く、駐車していた車も
  フロント・グラスは霜で真っ白、エンジンがなかなかかからず
  駐車場の男性が掛けてくれ、暖房を切っていた寒い我が家に戻りました。

  即暖房をつけたのですが、壁が冷え切っていて暖まらず、
  やっと2日後の午後になり暖かさを感じるようになり、

  月曜から漸くにプール体操にも復帰、お絵描きも再開の平常運転に。
  広島では寝つきが悪かったのですが、戻ってからは全然問題なく、
  あれは時差に体が対応できなかったのだろうと思います。

       
  今回のブログ更新は少し早めなのですが、
  実はこちらに戻ってすぐに、春頃からあれこれ文句を言い出した
  パソコンの念願の買い替えをし、今日水曜の午後に持って来てくれるので、
  それまでにブログを更新しようと・・!
  でないと、即スムーズに使いこなせるとは思えませんので、ははは。

  さて次回5日後にはどこまで慣れておりますか、お楽しみに! へへ。


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