そろそろお終いにしたいトンボと、
描き始めの椅子を見てやってください。
トンボ

赤い葉に止まり、虫食いの穴から覗く羽、
そして胴体は葉を通して透けて見えているトンボ君。
自分では、も少し濃いピンク系に塗った部分もあるよ、と
思うのですが、赤1色に見えるようで・・。
先回師の二木さんから、羽は透けて見えないの?との
お尋ねで、最初は簡単に見えません!と言ったのですがぁぁぁ、
その後しっかり写真用の紙に印刷してみたら、
そしてその目で見つめたら、なんと細い細い羽の線が
透けて見えるではありませんかぁ!
きゃはは、偉大なる
ならば、と私メも細い細い線で描き込みまして、
脚の6本は全部は見えないものの、多分これは脚の影、
と思うものも意識して描きこみ、
背景の色もまた何度か塗り重ねました。
これでお終いにしたいのですが、どんなでしょうか?
椅子 ピエンツァ 27,5x22cm 3号

黄色い紙がパネルに張ってあったのを使い、
ピエンツァの町の、古い壁の前にあった椅子を描き始めました。
ほんのちょっぴり椅子の座に光が当たっているのも面白く、
ペンで下描きをし、墨を入れ、水彩で着色し、
ほんのちょっぴり色鉛筆を加えた所です。
いつも描く前は、鉢植えの植物とか木々とか、
苦手でも何とかなるさ、と
大きな気持ちで描き出すのですが、ははは、
実際に描く時は、ああ、もう~!、となりまして・・、
我慢だよ、新開ちゃん、と自分を励ますのでありまする・・。
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今日の第2部 カルページカ村の日の出
この木曜日、朝6時前に1時間ほど歩いてこようと家を出る時、
ひょっとしてと思い、小さなコンデジを首から下げて出かけました。
以前は毎週日曜に仲間と集まって2時間半ほど歩いていたのですが、
春にちょっと腰を痛め、それ以降ゆっくりと自分のペースで
歩こうと決め、
時間も自分の都合の良い時に、出来れば週2度ほど、と
家の近所を歩いているのですね。
今時は暑いので、朝早くが車も少なく汗もかかずで気持ちよく、
家から北西に歩き、隣村カルページカの教会まで行って戻ると、
1時間ほどで切り上げるのにちょうど良い距離なのです。
日曜だと出会う車も殆ど無いので、もう少し距離を延ばしますが。
家を出て暫く行った所で、
西の空の雲にも少しピンクが見られ、建物の壁は赤く染まり、

東の空は日の出まじか。

そしてご来光!

葡萄畑のゆったりの坂道にかかり、もう一度太陽は隠れ、

北東の空は、薄くピンクに染まり。

ちょいちょいと眺めながら坂道を往くうち、
太陽は昇ったものの、すぐ雲に隠れ、

暫く進んでからの、西の空。
月の下に、細い真っ直ぐの飛行機雲があるのが、見えますか?

カルページカの教会まで行き、戻り道。
これは行きに撮った辺りまで戻っての、射し込む光。

太陽もかなり高く上っていて、実際の目にはもっと周囲も明るいのですが、
写真に撮ると、やはり周囲が暗く写りますね。
これも葡萄畑の辺りから。
線になって落ちこぼれる光。

北のほうの山並み、山の窪みの部分がぽわっと明るく・・。

歩く時にカメラがあると気になると思っていたのですが、
逆に歩くのに、歩数とか時間だけが気にならず、退屈せずに
早く時間が経つ気がして、これは良い!と味を占めました。
風景は光と影の要素も多いので、
ああ、これは!と思った時、すぐに撮れるのも良いですしね。
道を歩きながらの風景、草花などもまたお目にかけますね。
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