ポルトガルの天使と、トスカーナの糸杉の道を描き込みましたので、
見てやって下さい。
屋根の上の天使 コインブラ大学・ポルトガル

今これを書く為に、先回アップした写真も見て来たのですが、
う~ん、そろそろ仕上げに、という気で頑張って描き込んだ
つもりでしたが、
まだまだ詰めが甘いというのか、頭の中が混雑しているのも
分かるような、ははは、
細かい問題がいっぱい感じられます。
空の青色と、天使の色の濃さの問題、
顔や羽が、アウトラインで囲ったようになって・・、
誰がやったんだぁ~?!
雲の色、空の青色、天使はもっとハンサムなのにぃ、 eccecc。
はぁ~い、もう一度頭を冷やして、取り組んでみま~す!
糸杉の道 ピエンツァ

先回は派手派手の色の緑に出たのですが、
今回は少し暗めの上に、手前がまるでピントが合っておらず・・!
酷い写真ですみません!!
先回ご覧頂いた後、右上のオリーヴ畑を広げ、
3段ほどに分かれて見える平野全体が繋がるように、
畑の色は違う物の、同じ平野の広がりですので、
それに気をつけて描きこみました。
で、何とか同じ広がりに見える様にはなったと思い、
後は一番下手前の林をもう少し、と思っています。
木を描くのは苦手なのですが、
まったくこういう林はどう描けばいいの?と
絵の中の木々が質問しているようで・・!! ははは。
はい、これも焦らずに、まずは頭を冷やすことに致しますで~す。
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今日の第2部 セルモネータのサンタ・マリーア・アッスンタ聖堂
本家ブログの方でセルモネータの中世の城塞をご案内したのですが、
先回の町のご案内で外れた、この聖堂のご案内をこちらで。
町の中心にあるコムーネ広場から南に進むと、
こんな風に美しく力強い鐘楼が見えてきて、

聖堂前広場の写真はサイトからお借りしたもので、

鐘楼は聖堂入り口左角にあり、入り口前に、写真で突き出して見える
ポルティコ・ポーチがあります。
聖堂は12世紀の物と見られますが、13世紀に改装された様子で、
ロマネスク様式にゴシックが少し入った形と。
鐘楼は下から見上げるとこんな様子で、色石を組み合わせ、
飾りに丸い色鉢を逆さに埋め込んだ独特のもの。

これは入り口前のポーチの柱。

正面扉の両脇に控えるライオン像を撮ったのが、どちらもピンボケで、
情けない! 可愛かったのでサイトからこれも拝借し、

入り口扉上のルネッタのフレスコ画。
15世紀半ばの物で、聖母子に聖人、そして天使達。

内部は3廊式、正面の天蓋の中のキリスト像、
そして天井の2重アーチの装飾画。



この聖堂内で一番素晴らしいのは、このデ・マルキス・De Marchis礼拝堂に
安置された、1456年作、ベノッツォ・ゴッツォーリ・Benozzo Gozzoliの
「セルモネータを護る聖母」。


50チェンテージミを入れると、暫くの間明かりが付き見えるのですが、
どうしても金箔が光り、顔の表情が見え難いので、
サイトで一番顔の表情が分かるのを探し回りました!
膝の上にセルモネータの町を抱え、首を傾げたあどけない可愛いお顔で、
なんとも素朴でそして華麗で、素晴らしいもの!

ガイドさんの説明では、この絵はゴッツオーリに注文して後、
6年後に届いた物だそうで、如何に売れっ子画家だったか分かるようですね。
祭壇上の丸天井の様子。

後陣脇の礼拝堂の両脇に描かれたフレスコ画で、
キリストの埋葬後の出現と、聖母の生涯がテーマの様子。


最後は中心広場に戻る途中で見た、家と花を。
