ヴェネツィアの朝の運河、描き込みましたので見てやってください。
日曜の朝 ヴェネツィア (朝の運河 ヴェネツィア 改題)

もうちょっと陰の中の色が明るく見えるのですが、
暗めに写りました。
逆に下側の緑青の水の影の色が、明るく写りましたぁ。
そうそう、橋の上部を、向こう側が透けて見えないように
切りました。
この方が目線が一定すると思ったもので。
改題しようと思ったのは、朝の運河に違いはないのですが、
この日この朝は日曜日で、内部にちょっと入り込んだこの小運河では
船の動きが無くまるで波が立っておらず、
日を浴びた側の建物類が、綺麗に水に映っていたのでした。
描き込みつつ、その記憶がはっきり蘇り、改題しようと。
もうそろそろ自分の中では満杯になっていますが、
こんな感じでどうでしょうかぁ?
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今日の第2部は、先日の南ラツィオ旅行で訪問したシトー派の修道院。
本当であれば別の大きな有名な修道院、フォッサノーヴァ・Fossanovaの
修道院を予定していたのが、時間が遅くなり、ニンファの庭園の近くにある
ヴァルヴィショーロ・Valviscioloの修道院に変更になったのですね。
海抜100mほどの高地にある修道院で、前庭から海が見え、
教会の正面入り口上には、直系5mあるという大きな薔薇窓。


正面扉の上には、聖母子像と聖人達のフレスコ画というのですが、
損傷が激しく・・。 これは修復中に下から現れたものと。

教会修道院は12世紀の建設との事ですが、
内部は修復されていて、こんな感じ。

シトー派というのは厳格な規定で知られており、
教会内部もいたってシンプル。
内部回廊の列柱の並び。

整然としていますが、我がヴェネトの家の近くの修道院、
同じくシトー派の方が断然素晴らしい!と内心密かに嬉しく・・!
でも列柱の足元や柱頭飾りの装飾などは良く似ていて。


回廊内部の庭、そして井戸。

奥に見える鐘楼。

シトー派の規律が厳格と言いましたが、お喋りは禁止で、
各進行が鐘を打つ事によって進められるので、しょっちゅう
小さめの鐘が鳴るのが聞こえました。
これはカピートロの間・Capitoloと言って、毎日僧侶が集まり、
聖書の各章を読んだり、講義をするための部屋。
が立ち入り禁止の為か、回廊側のアーチの窓がすべて塞がれていて・・!

反対側の列柱、こちら側が天井も古いことが分りますね。

内庭の反対側上部。

内庭側から見る列柱の並び。

と言うような修道院の様子でした。
まぁ、それなりに有名な修道院ではあるのでしょうが、
あちこち様々見ている目には、特別の感じはなく、
少し残念でした。