・ 黒猫ちゃん、そろそろ仕上げ と、 描かれたワンちゃん達 


  黒猫ちゃんがそろそろOKかと思いますので、見てやってください。

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  注文を頂いて描いている黒猫ちゃん、
  はい、もうお名前を出してもOKだと思いますので・・、
  abiさんちのセレナ君です!


  空の色、グラデーションをまず整えました。

  青空にしようと思ったのは、セレナ君の名前からでして、
  セレナ君の名の原形セレーノ・serenoは、
  空が晴れた、晴朗な、平穏などの他に、空の青さ、輝きの意があり、

  絶対最上級のセレニッシモ・serenissimoとなると、
  王侯への呼びかけ、「殿下」の意になりますし、
  かってのヴェネツィア共和国は、「セレニッシマ」と呼ばれ・・。

  そんな立派なお名前をお持ちの猫ちゃんなのでありますぅ、きゃはは。
  なので素晴らしい青空にしたかったのですね。 

      
  花のあれこれも描き込みました。

  たくさんの花の大きさも季節も関係なしに描き込んだので、
  描きながらどうするのか、ひとつずつ決めながら隙間を埋めつつ、

  右の百合の背後には吾亦紅を、
  右下のポピーも本当は真赤にしたかったのですが、
  この絵の中では少し難しくなって、オレンジ色に、
  その手前に黄色い花、名も知らずの花をabiさんの写真を見て描きこみ、
  左の朝顔とセレナ君の隙間を、お庭のパーゴラの土台のレンガにと、
  ははは、あれこれ無い知恵を絞って何とか。

  これらで何とか「秘密の花園」の雰囲気が
  少しでも出ていると嬉しいのですが・・。


  あと何日か手元に置き、気になる部分を調整したいと思っていますが、

  abiさん、こんな感じで如何でしょうかぁ?


 ***

  所で今朝、黒猫ちゃんで思い出した、昔TVで見たお笑い小話を。
  こちらイタリアでは黒猫ちゃんが、自分の前の道を横切ると縁起が悪いと
  いうのがあるのですが、梯子の下を潜るとか、雨傘を広げると良くないとか、
  たくさんあれこれあるひとつで、ははは、

    家を出ようとしたら、すぐ前を黒猫が横切った、
    わっ、きゃ!と思ったら、その黒猫がゆっくりと振り返り、
    心配するな、尻の下に白い斑点があるぜ!
       
  これをこちらの友人たちに披露したら、可愛い!と大受けでしたっけ。



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  今日の第2部は  描かれたワンちゃん達

  何年か前のフィレンツェ行きの時、ウフィッツィ美術館の
  ブックショップで小さい画集を2冊買いました。

  「博物館の犬たち」と「博物館の猫たち」で、
  その中から少しずつご紹介しようと、今回はその第1回目。

  犬の方から、というのも、実はこの表紙が気に入ってまして、
  CANI AL MUSEO ・ 博物館の犬
  背後はウフィッツィ美術館の廊下の写真。

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  真ん中の犬の写真の上にあるのは、
  IO NON POSSO ENTRARE ・ 私は入れません
  この犬と文字の札は、よくお店の前に貼られている物で、
  犬は入ってはダメ、というのを、犬の側の言葉で書いているのですね。

  で、下の NOI SIAMO GIA' DENTRO ・ 僕らはもう中だよ
  つまり絵の中に描かれて、既にこの中にいるよ、
  という、可愛い洒落なのです。




  絵の全体と、犬達がどんな姿で描かれているか抜き出されているので、
  簡単に見つかると思いますが、それらを何枚かご紹介です。

  アンドレア・ディ・ボナイウート・Andrea di Bonaiuto(フィレンツェ 没1377)
  フィレンツェ、サンタ・マリーア・ノヴェッラ、スペイン礼拝堂 教会の勝利

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  この2匹のワン君の上の台上には良く見ると、羊達が6匹いますので、
  神の子羊たちを表し、この白黒のワン君は牧羊犬でしょうね。
       


  ジョヴァンニ・ダ・ミラーノ・Giovanni da Milano(1325-30 -1370)
  フィレンツェ、サンタ・クローチェ聖堂、リヌッチーニ礼拝堂 聖母の生涯の部分
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  ロレンツォ・モーナコ・Lorenzo Monaco(1370-1425)
  フィレンツェ、ウッフィッツィ美術館 三博士の参拝
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  ポントルモ・Pontormo(1494-1557)
  ポッジョ・ア・カイアーノのヴィッラ・メディチ
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  ピッティ宮にあるつづれ織、一連の春がテーマの作品と。
  下に見えるワン君、どこにいるか分るかな?

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  首輪にご注目を! 鉄の釘が植えられた首輪をしている牧羊犬で、
  これは羊を狙う狼と戦う時に、首を噛まれるのを防ぐ為なんだそう!




  ジョヴァンニ・バッティスタ・ベニーニ・Giovanni Battista Benigni       
  (1736-1790)フィレンツェ、マルテッリ邸、マルテッリ家の肖像

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  Youtubeで面白い紹介が見つかり
  テーブル左に座っているのが当主ご夫妻、その右が息子と嫁、
  黒の服は次男で、
  皆さんは召使がサーヴィスしているカカオをお飲みなんですって!
  右端のお客人は既にサーヴィスされておりますね。

  左端の女の子と上に見えるワン君と一緒のボク、名はニッコリーノ、は、
  後年描き込まれたものだそう。 犬の名は分らず。
  後ろ右に見える2人は、この家の美術品を鑑賞中。

  メディチ家と大変親しい関係だったというマルテッリ邸・Palazzo Martelli
  の内部は、現在美術館に整備され、予約で公開されているそう。
  Via Zannetti・ヴィア・ザンネッティ通り、ドゥオーモの近くと。
  興味深そうです!


  という事で、ではまた次回をお楽しみに!
  ・・むふふ、これで暫くはネタに困らないぞ。



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