ドロミーティの山の納屋の窓を描き込んでいるのと、
ゴンドラ溜まり、ヴェネトの早春風景、トスカーナの
刈り入れ後の麦畑の、そろそろお終いにしたい3点です。
見てやって下さい。
納屋の窓・ドロミーティの山の家

先回下描きのペンの後、墨と水彩での色入れをしたのを
見て頂きましたが、
花は位置を見るために色を入れただけで、
葉も一応緑色を入れただけで、
もっぱら窓と板壁を描くのに、消耗しています!
はぁはぁはぁ・・、ははは。
実物の板壁が年を経て、雨風にさらされての木目が美しく、
こういうのを見ると、ついつい、力むのですねぇ、アホがぁ。
かなり濃い目の黄色の紙を使ったのが、
意外に効果的だったと思い、上手く利用したいと思いつつ、
どういう風に、どんな色使いで、と考えつつ取り組んでいます。
以前日本のサイトで買って友人に送ってもらった
ローヤル・ターレンス・オランダ、の、ヴァン・ゴッホという
恭しい名前の60色の水彩色鉛筆、
なんとも芯が硬く、色つきが悪いので、
やはり安売りには訳があるワイ、と継子にしていたのですが、
ははは、失礼、
今回板壁の模様を描くのに、探りつつ描くにはちょうど良い硬さ
である事を発見し、
漸くに、XXと鋏は使い様と同じく、この色鉛筆の使い道も発見し、
無駄な買い物でなかった事に一安心しています、ははは。
刈り入れ後の麦畑 アシャーノ

先回空の色がなんとも鈍く濃くなってしまったのを見て頂いたのですが、
あの空を洗い落とし、色をすっきり塗り直しOK、・・と思うのですが、
そして真ん中の道半分から上の畑の、ちょっと潰れて鈍くなった
トラクターの跡を少し描き起こしました。
どんなでしょうか?
ゴンドラ溜まり ヴェネツィア

こちらも水に映った空の色を洗い描きなおし、
建物の写りこみ、ゴンドラの細部などを描きこみました。
ゴンドラの細部の描き込みは、正直言って、まだ一部に
不満もあるのですが、少々息切れしており、
一応今の所これでお終いとし、また暫くして目に付くようだったら
再度取り組みたいと思っています。
ヴェネト早春 黄金色の午後

ちょっと写真の色が濃い目に出た感じがしますが、
手前の葡萄畑から、順々に奥に行く丘の流れが、
漸く収まったかなという気がします。
紙の凸凹に残る白さを消すシラミ潰しが効果をだし、
早春のもわっとした午後の空気が出ていますように!
家の屋根の上と電線に入れた白に、
オレンジを入れ忘れていたのに、写真を見て気が付きましたぁ。
ははは、直します。
さてこれで一応お終いに出来る3枚があると、
むふむふ、また次の下描きが出来るぞぉ!
いつも仕上げに向う段階になると苦しみますが、
新しい下描きには、まだ自分の夢がありますものね、楽しみぃ!!
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