新しく描き始めている猫ちゃん、見てやってください。
納屋の猫 (仮題) 4号

何年か前の事、イタリア語の先生の実家にお邪魔し、
彼女の家はトロット競馬用の馬を育て調教しているので、
生まれたばかりの子馬とか、飼育中の若い馬とか、
あれこれ様々な動物を見て楽しんだのでしたが、
猫たちがたくさん居り、様々な姿を見せてくれるのを
あれもこれもと撮っていた時、
ほら! あれ!! と指差された先に居たのがこの子!
大きな大きな藁山の上の白い猫ちゃんで、
それも夕日がちょうど目に当たりキラリで、
なんとも素敵なモチーフを提供してくれたのでした。
そのままずっといつか、と思っていたのですが、
遂に取り掛かり、
ペンで描き、墨と水彩を一度入れた所です。
藁山の大きさは、普通見る丸い筒形の何倍もの直径で、
それをやっとペンで描いた後、墨を入れるのに、
納屋の柱の影を決めかねノソノソしていましたら、
なんと、最初に描いた茶のインクが溶けて、・・何でやねんなぁ!
ああ~ん、おかあちゃ~~ん!
もう一度、濃茶のインクで描き直し、
左に少し黄色の余白が見える部分は、
鋤の影が伸びるので、マットで隠れる部分を考え、
もう5mm延ばそうと思っている部分です。
藁山の中の藁の影やらなにやら、まだまだ下描き段階ですが、
自分でも楽しんで描けそうです!
◆ 個展のお知らせ ◆
広島の絵の友人、田谷行平先生がぎゃらりーたむらにて
24日から2月1日まで個展を開催されます。

ご訪問、よろしくどうぞ!