随分前の事ですが、たまたま日本のサイトで知った水彩色鉛筆。
ヴァン・ゴッホの60色が半額の6600円位だったか、で
買える事を知り、欲しくてたまらなくなりました!
あれこれ物入りの続いた今年で、どうしようかと躊躇いつつ、
友人が暮にプレゼントを送りますが、何か欲しいものは?
と訊ねてくれたのをきっかけに、思い切って購入し、
彼女の家に届けてもらい、中身だけをついでに送って貰う事に!
それが先日手元に届き、ひひひ、こんな感じの60色!!

友人もパステルを使って絵を描くので、
パステルとの併用はどうかなと思い、試してみて良いよと。
で、届いた返事はかなり硬い、との事でしたが、
確かに硬い芯! そして丸軸!!
どこのメーカーのも6角軸なので、新鮮というかなんというか、
子供の頃使った色鉛筆は丸かった!記憶が蘇りました。
芯が硬いのは、下塗りの段階で大いに便利ですし、
色数が増えるのは、もう大歓迎で嬉しくにこにこ!!
その後カッターで削り直し、我が家の他のメンバーと一緒に、
大きな色分けでジャムの瓶に仕分け、使い始めました。
曇り空の暗い今朝、色が見えるようにと白い紙を背景に
大急ぎで撮った写真ですが、
現在ファーバー・カステル、ステッドラー、カランダッシェ、ジオット、
コイノール、そして今回のヴァンゴッホと、全部で412色に!

写真の手前左の2瓶は、現在描いている絵に使っている色を
こうして別分けしているものですが、
普通は緑、青、紫+ピンク、茶、赤+肌色、白+黒+金銀、
黄色、オレンジ、グレイと分け、選びやすいように。
左後ろに見えるLEONARDO DA VINCIと見える
小さな画集は、厚さが5cmもあるので、
真に勿体ない事ながら、ははは、お絵描きの際の
傾斜をつける台代わりに大いに重宝!!
も少し傾斜が欲しい時は、卓上イーゼルに引っ掛けますが、
普段は恐れ多くもダ・ヴィンチ様を下敷きに、ははは。
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日常の事でもう一つ、
これは友人ルイーザの夫、レナートが自分で紙を綴じ作った
切手のコレクション帖で、
ご覧のように紺色の表紙に、日本字で書いてくれ、という
レナートの要望で、アクリルの金色で描きました。

というのも、中の切手のかなりの部分は、
ずっと昔頂いた日本切手のコレクションを、
切手を集めているというレナートにプレゼントしたものでして、
中の扉に、レナートがその旨を記しているのですね。
それで最初は表題の2行のみのつもりだったのですが、
書いている内に、下の空きの部分に鳥獣戯画を、と思いつき、
この蛙と兎の相撲場面をいれ、
ついでに上に、今使っている印章の小さいのを。
内緒で絵を入れたので、初めて見た時の彼の驚き!!
この絵柄がどこにあるのかも簡単に説明したのを、
他の場面と一緒に印刷して持って行き、とても喜ばれました。
墨で紙に描いている本画は、薄墨のかすれた様な線も
とても魅力的なのですが、アクリルの金ではそうも行かず、
どの線もくっきりになりましたが、まぁ、ね。
私にはこの秋のちょっとしたお遊びでした。
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冬は夕暮れが早く、美しいのが見れる季節ではありますが、
寒いので億劫で、気がつくともう遅いというのがしばしば。
ですがちょうどクリスマス前の事、
鎧戸を閉めようとして、余りにも赤く綺麗なのに驚き、
大急ぎでカメラを持って飛び出しました。
本当に赤く、ドラマチックだったのですが、
写真の中では赤色が繋がり、残念!


日が沈んで後の反映で、みるみる色が褪せていきましたが、
北側の山沿いには黄色が広がり、それもまた不思議な色合い。
というような、今年の最後のブログです。
今年1年のご愛顧を感謝しつつ、
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!!
そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
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ただ今本家ブログには、今年も一年間、有難うございました!!
をアップしております。
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ご訪問、よろしくどうぞ!