・ ウンブリア  Umbria


◆ 遥かなるカステルッチョ    5号F       
  Ricordo Castelluccio・・・

++DSC08800_GF.jpg

カステルッチョの町、というか村は、ウンブリア州の南東の端、
周囲を山に囲まれた大平原の北の端近く、
ポツンと飛び出した山の上に位置します。
国定公園に指定されている大平原では、小粒で美味しいレンズ豆の
栽培が行われ、春、レンズ豆の薄黄色い花が咲き乱れ、
そしてポピーの赤、薄紫の矢車草と、大花畑に!


春の初め、初夏、そして秋と出かけ、とても気に入った土地となっていたのが、
2016年の夏、秋と2度の中部大地震に襲われ、夏には何とか耐えたものの、
秋の地震でほぼ壊滅となった様子をTVで見、言葉が出ませんでした。

あの広大で美しい、羊の放牧が幾つもあり、牛も馬も放牧されている大平原、
その中にポツンと浮かんでいるかのようなカステルッチョの村。

いつかはまた再建された姿が見られるとは確信していますが、でもいつ?!
私はまた見ることが出来る?

早くまたあの平和で穏やかで広い広い美しい土地が、村が戻ってくれるよう、
そんな願いを込めて、これを描きました。




◆ 夕陽の射し込む泉 アッシジ    2号大      
  Fontana al tramonto -Assisi

++DSC08777_GF.jpg

アッシジは5回ほど訪問していますが、行くたびにホッとし、ああ、また来れたなぁ、
とゆっくり町の雰囲気に浸ることが出来る町。

観光客もとても多くなってはいるのですが、それでも単なる観光だけの町とは違い、
イタリア国の守護聖人であるサン・フランチェスコ聖堂が町の西にあり、
東には彼に従い出家したサンタ・キアーラの聖堂がある、
そういった町の成立の歴史が穏やかな雰囲気を醸し、
中世とあまり違わない家並も良いのかも、ですね。


この泉は前に正面からの姿を描いた事がありますが、今回のは数年前の訪問で得た
モチーフで、たまたま町の大きなお祭りの為に組まれた木の門が、泉に影を
投げている様子で、この泉には夕陽の時にしか陽射しが届かないのですね。
というのは、朝日の時は?と出かけ待って納得したのですが、ははは、
左にある建物に遮られ、日中はいつも日陰の身!


この絵は、最後の仕上げをと取り組んでから後、また改めて見えるものがある、と
気が付いた、今後の取り組みの心構えの発見で、
自分にとってとても嬉しい作品となりました。



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