・ カルロ・ゴルドーニの家博物館 ・ ヴェネツィア

今回は新しい絵の下描きを始めたのがまだ中途ですので、
第2部に当たる記事のみで失礼致しますです。

先日ヴェネツィアに行った時に、カルロ・ゴルドーニ・Carlo Goldoniの家博物館
を再訪しましたが、内部展示の様子がかなり変わり、あれこれ当時の衣装とか
家庭内備品、と言ったものが増えておりましたので、それを見て頂きますね。

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ヴェネツィア生まれのカルロ・ゴルドーニ(1707-1793)は法学を治め弁護士と
なったのが、劇作を始め、ヴェネツィアの民衆を描いた数々の作品、名作を
残した方ですが、この家で生まれたのだそうです。

一度様子をご案内した事がありますので、こちらで詳細を。
ヴェネツィア ・ ゴルドーニの家博物館、サン・トマ広場周辺
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463330953.html

写真は、運河側からの入り口にある中庭で、この左手にサン・ポール広場からの
小路に面した切符売り場があり、そこを通り抜けての中庭です。

以前この美しい静謐な中庭、上から落ちる光に浮かぶ井戸や、二階への階段を
描いた事がありますが、少し壁の色がくすみ、かなり剥げ落ちておりました。

がこの美しい中庭でゆっくり出来る様に椅子が設けられており、
夏などはさぞかし気持ちの良い事でしょう。



家博物館は、リアルト橋を渡った北詰めから西に、サン・ポール広場を過ぎ、
サン・トマ広場に出る橋の手前の左側にあり、地図をどうぞ。

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41番の赤点を打った所に。 小路が狭く、入り口が分かりにくいのでご注意を。



中庭の突き当りに2階への階段があり、上の右が住居への入り口。

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入って少し驚いたのは、以前は無かった当時の様々な道具類等が展示されていて、

これは映画の中でも見る、貴族たちの使った輿。 下手前に見える金具に棒を通し、
向こう側にも、前後を4人で運ぶもの。

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ゴルドーニの父親は医者で、貴族ではなく、またこの家も借家だったという事ですから、
これは彼らが使ったものではありませんね。



窓際の長椅子に横たわった、貴族衣装の女性モデル。

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足元にあった壺。 藍色模様で良いなと思ったのですが、何を入れたのでしょうか?

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隣部屋に以前もあった、マリオネットの舞台。 父親は子供たちの遊びの為に
作ったらしいのですが、大変素晴らしいもので、多分貴族家庭の物ではないかと。

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マリオネットの人形たちもたくさん集められていて、これは貴族階層の人形たちで、

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これらは町人階層でしょうか。

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そして如何にもヴェネツィアらしい、異国風俗の人形たち。

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真ん中に見えるケースに収められている衣装は、アルレッキーノ・Arlecchinoと呼ばれる、
ゴルドーニの戯作の中にも登場する道化役の衣装。

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背後に見えるピエトロ・ロンギの絵の写真の中央、ヴァイオリンを弾いているのが、
アントニオ・ヴィヴァルディ、という事で、こちらで一度取り上げた事がありました。
ヴィヴァルディ・A.Vivaldiと、ピエトロ・ロンギ・P.Longhi
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461262801.html




これは子供の寝間着かな? かっての長衣とか、男性のたっぷりのブラウスとか大好きで。

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トランプ、こちらのはカルタと呼び、歌留多と同じですね、日本でトランプと呼ぶ品とは
少し違い、これは少しモダンですが、こんな図柄で、

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真ん中に見えるのは、トンボラ、と呼ぶ遊びに使ったものではないかと。
このテーブルも升目に区切られて番号が打たれているのも見えますね。



食器類、お茶道具などのコレクションもあり、

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これは金で図柄の描かれた、優雅なワインの入れ物と、グラスですけど、
このコップはワインを飲むのには大きいなぁ!

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以前の訪問時には、今回ご案内している様な調度類など何もなく、
一番大きな部屋に、ヴェネツィアの街の当時の劇場の位置などを記した模型があったのが、
今回はこの模型が端に、どこにあったっけで、押しやられておりました。

つまりずっと庶民レベルというか、はは、ヴィジュアル的に分かり易くなっていて、

こんな大きな立派なシャンデリアなど、以前あったかなぁ?! 立派過ぎるよねぇ。

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この部屋が階下から上がってきた入り口の部屋。

確かにゴルドーニが生まれた家の博物館ではありますけど、ジュリアーナが言ったように、
寝室も台所も無いね、でして、まぁ、借家だったというので代替わりもしたのでしょうが、

大きな建物内を一律に修復し、ゴルドーニはパリで亡くなり遺品らしき物もないので、
その辺り、当時の品で埋めている、という感じも受けましたです。



他の部屋のシャンデリアも、こんな感じの立派なもの。

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これは中国からの到来品で、赤いラッカー塗りの素晴らしい物、気に入りました。

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という様な、「ゴルドーニの家博物館」の補促的、再訪記でしたぁ。


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ただ今本家ブログには、
n.2 久し振りのヴェネツィア行き! お天気で、カルネヴァーレが始まり・・ を
アップしています。
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