・ アッシジの泉、仕上げに向けて ・ 池田学さんのペン画 


  アッシジの泉の最後の詰めに入っていますので、見てやって下さい。

  夕陽の射し込む泉  アッシジ

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  泉のある背後の壁も描き込み、一応大体OKかなと思う所迄来て、
  後は様子を見ながら手を入れていくつもりです。


  背後の壁の石はとても荒削りで、多分ずいぶん古いのだろうと思いますが、
  その粗削りの尖った面が、夕日の強い陽射しを受け、
  結構あちこちで光っていて、
  それをどこまで描くか、という事と、

  水盤の左から左下の部分の影色が、水盤などを強くしたために
  今は逆に以前よりも明るく見えるようになりました。

  これをどうするか、と、右半分下の石積みの影が今少し弱く見えますので、

  それらをまた考えま~す。
 
  という所で、どんなでしょうかぁ?



 *****

  今日の第2部   池田学さんのペン画

  先日広島の画家田谷行平先生からメールを頂き、
  池田学のペン画のYoutubeを見て!と、タイトルがあり、見て、
 
  初めて池田学さんなる画家とその緻密なペン画の世界を知りました。
  凄い!!!   感想はその一言!!
      
  あれこれサイトを見、絵の写真も集め、ブログも拝見。
  なんと凄い仕事をする人がいるもんだ!!と感嘆。

  3年3ヶ月をかけ、アメリカのウィスコンシン州マディソンという街の美術館で
  仕上げた大きな絵が、4X3m、今年東京や彼の出身地の佐賀で展示され、
  今日本では、これまでもなんでしょうが、大変なブームになっている様子もしり、
  さもありなん、と思い、

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  この記事をご覧になる方で、何を今更と思われる方がおられるかもですが、
  まぁ、shinkaiが受けた印象を書いてみたいと思います。

  ペンで描かれる方もたくさんおりますし、私自身昔一時ペンとインクで
  点描画をしたこともあリ、現在も下描きにはペンを使っているのですが、

  まず驚いたのは、その大きな構成の面白さと動き、鮮やかな色でした。
  勿論その素晴らしいテクニックもですが、

  奇想天外な絵を描かれる方も多いし、上手い方も世の中にはたくさんおられ、
  少々ではあまり驚かなくなっていますが、


  なんというのかな、池田さんの絵はペンの細い線で緻密に緻密に描き込みながら、
  1日8時間描いても、10cm四方程が出来るだけなんだそうですが、
  鑑賞者は、あちこちから覗く隠れた物を見つける楽しさもあり、
  奇想天外な作品の中に、新鮮な発見の面白さを提供している、とでも。

  東京芸大ではデザインを学ばれ、描きながら常に、
  何をどう描けば見る人が驚き、喜ぶかを考えている、そうで、
  こういう考え方は、プロに徹していますよね。
       
       
  そして、この艶やかな花の色!
  彼の今迄の作品には見られない鮮やかさで、新しい一面が生まれたのかも!

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  今までの絵も集めてみましたが、
       
  これは浜松市美術館での公募展で大賞を得られた「再生」、160,5x161cm
  多分池田さんが最初に公的に認められた作品と思いますが、
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  一見茶色系の暗めの絵かと見えるのですが、細部を見ると鮮やかな色があり、
  釣り人がいたり、魚と一緒に泳ぐ人もいたり・・。
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  「予兆」 の部分。 190x340cm

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  これはなんというタイトルかな・・?

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  「存在」  145x245cm

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  「Gate」  22x27cm
  ニューヨークのトゥイン・タワーの、現在の跡地を思い出させるような・・。

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  「興亡史」  200x200cm

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  「領域」 の部分。  42x59,5cm

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  タイトルも分かりませんが、カブトムシかな・・。

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  彼の描き方は、最初に構図を取って全体を描き、徐々に詰める、のでなく、
  描きながらどんどん頭に浮かんだものを描き込んで行く様子で、
  最初からは全体を考えていないのだとか!


  NHKがチェゼン美術館での最後の仕上げの取材をしたようで、
  その時の写真も見つかりましたが、3mx1mのパネルを横に寝かし、

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  こんな風に、まだ白地の部分に鉛筆で下描きをして描き足していく、も分かり、
  アルシュ紙に、アクリルインク、丸ペンだそう。

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  上でご覧頂いた大作以上にshinkaiが好きになったのは、
  こんなふうな動物のペン画で、・・ひょっとしてリトグラフかもですが。

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  一緒に写っているワンちゃんや、猫ちゃんの尻尾から考えて、
  小さな作品と思うのですが、

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  「コヨーテ」

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  このコヨーテの絵は印刷して、自分が絵を描くテーブルの前にある小画架、
  目を上げればすぐ見える位置に貼りつけました。

  これは、ズクを出して描け!! 描くしかないんだぞ!! という
  自分への戒めのつもり。


  若い時でしたら、彼の絵を見てがっくり、という事もあったかもですが、
  今は自分の力も、描きたい物の方向も分かっており、
  自分の絵を描いていくしかない、と納得しているので、

  この好きな、そして素晴らしいタッチのコヨーテの絵を眺めては
  新しいエネルギーを貰い、ズクを出して描こう、という事でして、はい。

  このコヨーテ君の少し上の壁には、我が師である二木一郎さんの小品があり、
  先日来、2人から睨まれ監視されつつお絵描きする、ははは、状態に。


  印刷したのを眺めていて、水彩か、筆も使っている、と視ましたが、
  やはりブログにその記述を見つけました。
  ペンの線だけだとどうしても白い部分が残り、滑らかな影にならないので、とあり、
  そうそう、shinkaiのシラミ潰しと同じ理由なんだ、と。
       

  いやぁ、それにしても世の中には、凄い画家、凄い仕事をする方がおられるもの!!
  知ることが出来て幸いでした!
  田谷先生、ニュースを有難うございました!!


 *****

  ただ今本家ブログには、
  印象派絵画展 ・ トゥレヴィーゾ行き
  をアップしております。        
  http://www.italiashiho.site     

  ご訪問、よろしくどうぞ!   



       

この記事へのコメント

  • 小父さん

    Unknown
    これぞ自称壁フェチ・shinkaiさんの中心的テーマではないでしょうか!?

    なんとなく三枚の作品が時間軸によって変化して行っているようにも感じられます。

    よく見ると、ごつごつした後ろの壁はとても細かい作業をされていますね。
    まるで遺跡を掘り起こされていくかのように!

    1枚1枚のレンガにshinkaiさんの気持ちが込められておられるような色づかいを感じます。

    これこそ主題は光と影なんでしょうか。
    ああ、横たわっている大きな影こそ夕日の角度ですね!

    この作品が壁に掛かっていたら歴史との対話ができそうです。
    とても素晴らしい壁の一角に思えます。

    【2部】

    石田学さんのペン画はNHKの日曜美術館かアートシーンという展覧会情報で見たのかと思ってネットを
    めくってみましたが見つかりませんでした。

    こんな作品、制作中のテレビテレビで見たと思います。
    ところが載せてある絵ではっきりと私の記憶にはないんです。

    >1日8時間描いても、10cm四方程が出来るだけなんだそうですが、

    こんな説明もあったような・・・。

    これらのものは前衛とは呼ばないのですか?

    下のシマウマも見た気はします。

    ズクとは長野の方言で惜しまず働く力
    「ずくやんでちゃー、なんにもできねーじ」
    これですか?

    >2人から睨まれ監視されつつお絵描きする、ははは、状態に。

    いやー、その情熱尊敬しますね。

    私もshinkaiさんの写真を選んで貼りましょうかね?
    なんでも適当なくせが直るかもしれません(汗)

    あれ~、石田学のペン画のYoutubeを見て!関連のものも見つけることが出来ませんでした。

    有難うございました。
    2017年03月28日 22:24
  • shinkai

    Unknown
    ★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

    はい、この同じ泉は随分昔に描いたことがあって、気に入っている泉ですので、今の描き方でもう一度描いてみたかったのですが、
    同じ角度ではなぁ、と思っていた所に、思いがけない影が伸びるのに出会い、それで描こうと思ったのでした。
    が、いくら壁が好きでも、ははは、今回改めて壁の石をじっくり見ますと、泉の後ろのレンガ壁以外は殆ど同じ色の石でして・・、少し草臥れたというのも白状致しますです、ははは。

    小父さんの素晴らしいご親切なコメントに感謝です!!


    池田さんのNHK番組は、http://www4.nhk.or.jp/P4231/  で、
    Youtube の方はアメリカのTV番組、http://www.channel3000.com/entertainment/artwork-featured-at-chazen-depicts-2011-earthquake-tsunami-that-hit-japan_20161215084817304/213526400
    のアドレスを送って頂いたのでした。

    ははは、「ズク」はそうです、「ずくやんでちゃー、なんにもできねーじ」これですね!!
    これはもう信州言葉の最たるもので、「ズクだせ~!」と発破をかけられます、ははは。

    ああ、小父さん、なんちゅう冗談を! 私の写真なんぞを貼ったら、逆効果ですよぉ!!

    こちらこそ、有難うございました。
    2017年03月29日 00:59
  • ゆんぴょ

    Unknown
    アッシジの泉、さすがです!
    以前描かれたものとはまた一味違っていて、確かな力量を感じますよ。
    そして、池田学さん、今、かなりの話題です。
    本当に凄い画家さんですよね~。
    このスケール、ダイナミックさと緻密さ。
    小さな花の中にまで生命が宿っていたり。
    これは実物を観ないことには・・・と思わされます。
    そして動物の絵。私も好きです。
    shinkaiさんの情熱もステキです! 刺激になりますよね。
    2017年04月03日 01:50
  • shinkai

    Unknown
    ★ゆんぴょさん、こちらにも有難うございます!

    ああ、そう言って頂けると嬉しいです! 
    以前描いた時は透明水彩だけでしたので、描き込むのにとても面倒でしたし、どう描いたら良いのかがまだ分からなかったのですが、今回は以前よりもずっと進み具合が順調でした。

    そうでしょうね、池田さんの絵はねぇ!
    私も実際の画面が見れたら、と思います。本当に緻密さが重なっての動き、大きさですものね、圧倒的なんだろうと思います。

    彼のブログが、マディソンでのブログがhttp://ikedamag.exblog.jp/
    でまだ見ることが出来ます。 あれこれ読んでいて見つけたのですけど、以前のバンクーバーのは既に消されているので、自分がなるほどなぁ、と思った所はコピーして保存しました。
    彼の絵に対する気持ちも拝見していてとても良くわかりますし、それに彼、文章も上手いです!
    早めに見て下さいね!

    有難うございます。しっかり刺激を受けて頑張りま~す。
    2017年04月03日 14:29