・ 夏の朝 ヴェネツィア・ムラーノ島 ・ 描き始め 


  乾いた土地や壁を描いていると、ええ、壁は好きなのですけどぉ、
  はは、ヴェネツィアの水の揺らめきが描きたくなります。

  描きたいと暖めているモチーフはいくつもあるのですけど、
  その時に「描こう!」と思い浮かぶのは、大概一つ。       
  なぜそれが出てくるのか、自分の意識下は分りかねますが、
  それでもその時には、それひとつが先頭に立つのです。

  という訳で、今回はこれ、
  夏の朝の、まだ観光客もおらず、店の戸も閉まっているムラーノ島。
  ペンでの下描きをし、墨入れを重ね始めたところです、
  見てやってください。

  夏の朝 ヴェネツィア・ムラーノ島   37x24cm

s-+S19_9145_GF.jpg       

  6号大でと思って描き始めたのですが、
  運河の手前側の青空の反射の部分を大きく広げ、
  逆に奥の建物の上の空を狭くしよう、
  右手前の建物の壁を広くしたくないなぁ・・、などなど、
  結局6号よりも少し小さくなりました。

  左手、手前から奥に続く家並みの2箇所に、
  左に曲がる小路があり、そこから朝の光が差し込み、
  ・・うっかり墨をかけたので、今ちょっと見えにくいですが、
  後は陰の中の色。

  一方右手は光を受けるのですが、その部分が少なく、
  右手前は教会前の小さい小さい広場が開けます。

  今回は緑色のインクで下描きし、
  墨をいれ、その上から薄い水色をかけたところ。

  暑い夏の日でも、まだまだひんやりとした朝の空気、
  明るいのは運河に写る空と、右手前のほんの少しだけ、
  という気持ちで描きたいと思っているのですが・・。

     
  同じような運河に差し込む陽射し、冬のヴェネツィアの、
  「橋を渡って」がいまだに停滞状態ですが、
  この夏のムラーノを描く事によって、
  あちらも無事、停滞脱出できますように・・!!



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